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利権がらみで米国やイスラエルはガザを攻撃、虐殺で両国への反発を強めている(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/168.html
投稿者 蒲田の富士山 日時 2023 年 11 月 24 日 08:31:54: OoIP2Z8mrhxx6 ipeTY4LMlXiObY5S
 

2023.11.24

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202311240000/

 イスラエルとハマスは11月22日、戦闘を4日の間中止することで同意した。人質の解放は24日以降になるという。アメリカのジョー・バイデン政権は停戦によって人びとが冷静に考える余裕ができることを恐れていたというが、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、停戦協定が終了すれば戦争は再開されると語っている。ガザからパレスチナ人を一掃するまで続けるということだろう。アメリカのように、先住民居留地へ押し込めるつもりかもしれないが、思惑通りに進むかどうかは不明だ。
 西側の有力メディアはパレスチナの歴史を無視しているが、世界の人びとは多くがガザで行われている住民虐殺に憤っている。イスラム世界ではなおさらで、アメリカやイスラエルの支配層と利権で結びついている国々、たとえばペルシャ湾岸の産油国やモロッコ、インドなどはイスラエルを批判することに及び腰だが、そうした国々でも国民は怒っている。その怒りを無視すれば支配者の足元が揺らぐ。
 11月21日にBRICSはガザでの虐殺を討議するためにバーチャル会議を開催、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカのほかサウジアラビア、アルゼンチン、エジプト、エチオピア、イラン、アラブ首長国連邦、そして国連事務総長が参加した。
 議長を務めた南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領が発表した総括では、ガザでイスラエルが行なっている戦争を停止するように求め、パレスチナ人の強制移送や自国からの追放を非難するとされている。共同声明が出されなかったのはアメリカやイスラエルとの関係が強いサウジアラビア、アラブ首長国連邦、インドあたりが反対したのだろうと見られている。
 その前日、11月20日にはサウジアラビア、ヨルダン、エジプト、パレスチナ自治政府、インドネシアの代表とICC(イスラム協力機構)の代表が北京を訪れ、中国の王毅外相が主催する会談に臨んだ。この会談でサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン・アル・サウド外相は戦争を直ちに止め、停戦に移行し、救援物資をガザへ搬入しなければならないと述べ、中国の責任感を賞賛している。
 そのサウジアラビアはイギリスによって作られた国であり、リチャード・ニクソン大統領が1971年8月にドルと金との交換停止を発表、73年から変動相場制へ移行してからはドル体制を支えてきた。
 金という裏付けをなくしたドルは金に束縛されることなく発行できるようになったが、何も対策を講じなければハイパーインフレになり、基軸通貨としての地位から陥落する可能性がある。そこでドルを発行元へ還流させなければならなくなったのだ。還流が進めば発行する余地が広がる。そこでアメリカはサウジアラビアを含む(石油輸出国機構)に石油取引の決済をドルに限定させた。ペトロダラーの仕組みだ。
 変動相場制へ移行した1973年に第4次中東戦争が勃発。この戦争が石油危機の原因になったとされているが、​1962年から86年までサウジアラビアの石油鉱物資源大臣を務めていたシェイク・アーメド・ザキ・ヤマニによると、「ある秘密会議」で石油価格の引き上げは決定されたという。​値上げを指示したのはヘンリー・キッシンジャーだったという。当時、石油会社は多額の借入金で押しつぶされそうになっていたというが、ドルを基軸通貨の地位にとどめるためだったとも言えるだろう。
 ペトロダラーの仕組みができあがって間もない1975年3月、自立の意思を持っていたサウジアラビアのファイサル国王が暗殺された。国王は執務室で甥のファイサル・ビン・ムサイドに射殺されたのだが、ジャーナリストのアラン・ハートによると、その暗殺犯はクウェートのアブドル・ムタレブ・カジミ石油相の随行員として現場にいた。
 ビン・ムサイドはアメリカでギャンブルに溺れ、多額の借金を抱えていた。そのビン・ムサイドにモサド(イスラエルの情報機関)は魅力的な女性を近づけ、借金を清算した上で麻薬漬けにし、ベッドを伴にするなどして操り人形にしてしまったというのだ。(Alan Hart, “Zionism Volume Three,” World Focus Publishing, 2005)
 その後、サウジラビア国王のアメリカへの従属度は強くなる。イスラエル軍がガザで住民虐殺を始まる前、サウジアラビアを率いているムハンマド・ビン・サルマン皇太子はイランとの関係を修復する一方、アメリカやイスラエルとの関係も維持していたが、そうした二股政策を続けることが難しくなった。
 11月11日、57カ国のイスラム諸国代表がサウジアラビアの首都であるリヤドで開かれたアラブ連盟とOIC(イスラム協力機構)の合同緊急会議に集まっている。その中にはイランのエブラヒム・ライシ大統領、トルコのレジェップ・エルドアン大統領、カタールのシェイク・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長、そしてシリアのバシャール・アル・アサド大統領も含まれている。この会議で具体的なことが決まったとは言えないが、通常なら一同に会することはなさそうなメンバーが集まった意味は小さくない。その背後には各国の怒れる国民がいる。
 イスラエル、アメリカ、イギリス、EU、サウジアラビア、インドが狙っている利権にとってガザは目障りな存在である。米英の巨大金融資本が19世紀に立てた長期戦略、ソ連消滅後にネオコンが始めた世界制覇プロジェクトだけの問題ではないが、ガザでの虐殺は彼らが狙っている利権を実現させないかもしれない。  

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コメント
1. 2023年11月24日 13:16:52 : hOZSeqFwkI : blUzQ29ZMm1zelk=[1206] 報告

 ちから(腕力、筋力、暴力)で押さえつけることが出来た世界が終わった。

ハザールとその仲間は対立について協調・妥協するという
行動が遺伝子上(?)存在しない生き物であるらしい。

こういう存在(集団)は一時は世界を牛耳るのだろうが、
いずれは嫌われる。
相互信頼という精神活動も遺伝子上(?)存在しないらしい。
非常に不思議だ。

ウクライナでは「ロシア語をしゃべる赤ん坊の(肉の)缶詰め」と
いうものがあるらしい。
 今は消えているが、何年か前のネットに、人間が鳥の丸焼き
のように足と頭をリボンで結わえて大きな皿にのせられ、その
テーブルの周囲に男女が晩餐会風に座っている写真があった。
人間の丸焼きが乗ったテーブルはいくつもあり、周囲の人間
は何の違和感も感じさせない顔で談笑していた。

 彼らはアフリカでは何百何千人の土着民の手首を切り取っ
てコレクションするような存在である。
パレスチナの人々を「人間の形をした動物」と呼んでいるような存在である。

 こういう事を知ってか知らずか今日も今日とてTBSラジオではロシアの悪口を言っていた。

ウクライナとイスラエルは終わる。
正面切って同類を喰いあうような存在を野放しにしておくことは、この地球が許さないからだ。

2. 2023年11月24日 16:41:51 : l0UDbL4FV2 : emEyc2p6NlVVUk0=[1] 報告
<■58行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
某所からコピペだが許してくれ

シオニスト=ナチス

クネセトの委員会でモロッコ出身ユダヤ人を「野蛮人」と呼び、セファルディムを米国の黒人奴隷と同じだと軽蔑的に語ることが度々あったベン=グリオンは、セファルディムの知的能力や、そのユダヤ民族性さえも疑ったほどであった。政府発行年鑑の中に掲載された「イスラエルの栄光」と題する論文の中で、首相は「オリエンタル・ユダヤ人の民族集団から神の存在が消えてしまった」と嘆き、他方でヨーロッパ・ユダヤ人が「質的にも量的にもわが民族を導いてきた」と称賛した。シオニストの作品や演説は、歴史資料の観点から見ても疑わしいセファルディ観を、頻繁に提起する。即ち、オリエンタル・ユダヤ人は、イスラエルへ「集合する」前は、「歴史から忘れられた存在」だという。これは、皮肉なことに、ユダヤ人をアフリカ黒人と同じように西洋文明の外側にいたというヘーゲルなどの十九世紀的評価を援護することになる。この意味で、ヨーロッパ・シオニストは、いつも「歴史を作る」側に立ち、自分たちが画期的偉業を行い、原住民たちが形成する「社会組織がない無機質背景」を冒険する「オデッセイ」という自画像を持つ、フランツ・ファノンが記述する植民地主義者とそっくりである。

さらに、一九五〇年代初期、イスラエル社会の最も著名な知識人たちであるヘブライ大学エルサレム校の学者たちが、「エスニック問題」に関する論文を次々と発表した。カルル・フランケンシュタインは「後進諸国からの移民の多くが原始的メンタリティにあることを認めなければならない」と述べ、彼らのメンタリティと国内の子ども、発達遅延者、精神障害者のそれとを比較研究すれば何か役に立つかもしれないと提案した。もう一人の学者ヨーセフ・グロースは、オリエント移民が「精神的退行」や「自我発達障害」を患っていると診断した。「セファルディム問題」に関する拡大シンポジュームが「原始性の本質」と題する討論会として開催され、そこでは、ヨーロッパ文化的価値観を強制的に注入してアラブ系ユダヤ人を「後進性」から救い出すしかないという結論が導き出された。一九六四年、カルマン・カツェネルソンの露骨な人種差別的作品『アシュケナジー革命』(訳注:カツェネルソンは1907年ロシア生まれで1923年にパレスチナへ移民。シオニズム修正主義派と親交。本人は「シオニストでなく、アシュケナジー民族主義者」だと自己主張。同書はヘブライ語で書かれているが

2011年にReuben Hayatが英訳。Jewamongyou.files.wordpress.comで英訳文が見られる)が出た。同書で彼はオリエンタル・ユダヤ人の大量イスラエル移民を危険だと抗議、セファルディムの修復不可能な本質的劣等性を論じ、雑婚を通じてアシュケナジーに人種的劣等性が感染することへの懸念を表明、アシュケナジームはセファルディムの盛んな人口増殖に対して自らを守れと警告した。

 この種の態度はなくなっていない。それどころかまだ広く流布していて、それも政治的傾向の如何に関わらず、多くのイスラエル・ユダヤ人がそういう態度に囚われている。市民権運動の指導者で、クネセト議員でもあるシュラミット・アロニはセファルディのデモを評して、まるで「未開部族」のように「トムトム太鼓の響きと単調な呪文で動く野蛮部族の兵隊」のようだと言ったことがある。セファルディムをアフリカ黒人に喩える比喩的表現は、皮肉なことに、反セム主義ヨーロッパ人が好んで使うことば「黒いユダヤ人」を思い出させる。(実際、ヨーロッパ系ユダヤ人同士の会話ではセファルディを「シュヴァルツェ・ハイエス」(黒い獣)と呼ぶことがある)アシュケナジー知識人の間で人気があり、非常に水準の高いジャーナリズムと言われるリベラル紙『ハアレツ』のコラムニストであるアムノン・ダンクネルも、セファルディの特徴を「我々イスラエル人が身に着けようと努力している」西洋文化より明らかに劣等であるイスラム文化の直系だと酷評した。彼は自分をいわゆる国家の「寛容」政策の犠牲者だと表現し、オリエントから来た「半人間」たちと一緒に暮さなければならないことを嘆いた。

3. 2023年11月25日 09:58:39 : hOZSeqFwkI : blUzQ29ZMm1zelk=[1208] 報告
2氏の情報に感謝します。
 長い間、人は何故残虐行為が出来るのか、について
悩んで来ました。
残虐行為は人に対してばかりでなく、動物植物生物全般、
そして生きている土地、空気、水その他に及びます。
人のなかには、何故慈しみあって暮らそうという者と
争い合って暮らそうとする者がいるのか、不思議でした。
 今、自分が生きている間にその疑問への答えが見えて
来る可能性があることを感じています。
人の歴史はすべて嘘だったということです。

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