http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/850.html
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https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/288375
これで3件目になってしまった。
今度は東スポの「こたつ記事」より。
物書きの心得 「足で書け」の一席。
スポーツ新聞はどれもこれも、余りに酷いので、嫌みを込めて、一席設けることにした。
この記事に出てくる国会議員はもっと酷いのだが・・・。
以下に記事の全文を転載。
(どうせ、記事を書いたこの人も、コタツに入ってレトルトカレーを食べながら、ネットから拾ったものばかりなので・・・記者と呼ぶのも憚っているのサ。)
日本維新の会の政調会長を務める音喜多駿参院議員が9日までに自身のユーチューブチャンネルを更新し、能登半島地震で被災地入りしたれいわ新選組の山本太郎代表を「迷惑系国会議員」とこき下ろした。
音喜多氏のユーチューブのタイトルには「迷惑系国会議員! 被災地の悲痛な声を無視して現地入りしたれいわ新選組・山本太郎議員が批判されるべき理由」と同じく能登入りで猛烈な批判を浴びた元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅうや私人逮捕系ユーチューバーの煉獄コロアキ氏らと同列にするほどの怒りようだ。
音喜多氏は5日に自民、立憲、維新、公明、共産、国民の与野党6党党首会談で、国会議員の被災地入りを見合わせたことを挙げたうえで、山本氏が同日夜に能登町に入ったことに「ヒザから崩れ落ちました。もう何をやっているんだ。被災地の方々に負担をかけて、渋滞の一因になって国会議員がやるべきことじゃないだろう」と愕然としたという。
「私自身も現地に飛んでいきたい。被災者の方の話も聞きたい。みんなそう思っています。功をあせった政治家が行けば行くほど新たな負担を増やす。山本太郎さんのような影響力のある方がやれば模倣犯となるような政治家あるいは個人の方が出れば出るほど緊急車両が通れなくて、失われる命、苦しみが続く地域が増えるかもしれない」と指摘した。
また山本氏がボランティアを受け入れられるように能登半島の入り口で車両規制すべきなどと提案していることにも「愕然としました。残念ながら彼が書いてる内容は、もう総理や政府、知事、行政そして関係者を含めて、みんなが知ってる領域を全く出ていない。提案内容ももう把握をして、今やろうとトライしようとしていることに過ぎない。(現地に)行かなくても正直、それに近い情報を得られる」とバッサリと斬った。
音喜多氏はSNSで山本氏を批判していることで「れいわの支援者から辛辣なコメントをつけてくるが、私自身も東日本大震災の発災から5年間、NPOを立ち上げ、副代表をやってきた。災害対応、被災地支援はひとかたならぬ思い入れがあるので、この件については一歩も退く気はない。山本太郎さんの行動はやっぱり間違っている」と繰り返した。
記事の転載はここまで。
独自取材の跡は伺えない。
聞いたことはないだろうか。
「足で書け」
ジャーナリズムの基本は、やはり「足で書け」ではないか。
一言でいえば、電話による取材に頼るな、それよりも可能な限り現場を踏み、より多くの人に会って直接話を聞き、それに基づいて原稿を書け、ということだ。
解説にはそう書かれている。
情報を伝達する機器も多様になり、便利になる一方なのだろうが、「現場を踏む」「現場に足を運ぶ」という基本の重要さはいささかも変わることはない。
そう思うところだ。
「こたつ記事」ばかりを書いている人には猛省を促したい。
ここでいう情報を得る際には「現場を踏む」ということの大切さは、報道記事を書く記者にだけ当てはまるものではなく、正しい情報を得るための基本として大切だということに関して普遍的真理だろう。
それを踏まえて、山本太郎氏の行動と、音喜多氏の行動と比較したときに、どちらが正しい行動かは一目瞭然ではないだろうか。
発災後、一週間経過しても被害の全容はつかめていない。
避難所の状況も日々刻刻変化し、しかも悪い方に拍車がかかっている。
避難所の人の声として、色々と報道もされている。
しかし、そこで感じている困難、苦痛は、人それぞれのはずだ。
避難所で過ごしている人の抱えている事情は100人いたら、100種類の悩み、苦痛があると考えたほうがいい。
ばらばらに報道される情報も、ただ積み上げるだけでは、「群盲像を評す」こととなり、真実の姿はなかなか見えてこないだろう。
山本太郎氏は、現地に入り、一両日かけて多くの被災者に会い、自身が納得のいくまで声を拾って歩いていたようだ。
その上で、政府に対して提言する。
そのどこに非難されるべき行動があろうか。
一方の音喜多氏のほうはどうか?。
「・・・被災地の悲痛な声を無視して・・・」と書いてはいるが、具体的には書くことが出来ない。
それは、仮に聞いていたとしても「伝聞」でしかなく、それもほんの一部で、まさに「群盲像を評す」ではないのか。
山本太郎氏の場合は、既に現地入りしているNPOが現状の困難が政府に伝わっていないのか、あまりにも緩慢な政府の動きに危機感を抱いて、国会議員の山本太郎氏に現地入りを要請したものではなかったのか。
彼の口から現地の状況を政府に伝え、そのことで少しでも現地の困難が軽減されることを期待したものなのだろう。
音喜多氏が「与野党6党党首会談で、国会議員の被災地入りを見合わせた」ことを挙げているが、その談合写真は私も見た。
出席されていた皆さんは、既に、しっかりとノリのきいた新品の作業服に着替え、今まさにヘリコプターに分乗して被災した現地に急行するかのような雰囲気を醸し出してはいたが、結果を聞いてがっかり。
「みんなで現地入りは止めようぜ。」
なんだと。
もう「ヒザから崩れ落ちました。」
「その作業服は何のため?」、と大いに疑問が湧いたことを思い出した。
音喜多氏は言う。
「・・・被災地の方々に負担をかけて、渋滞の一因になって国会議員がやるべきことじゃないだろう」と。
彼は、「渋滞の一因となる」と一般論で言うしかない。
現場を見ていないからだ。
山本太郎氏は、被災地の入り口に検問所を設けろと、提言している。
それは彼が現場に入り、道路事情が分からぬまま一般車両が出入りする「無秩序」さが渋滞の大きな原因と感じたのではないかと「推察」する。
現場に立った人だけが感じ取れる、直感でもあるのだろう。
国民の負託を受け、被災者のために何とかしなければと考える、国会議員がやらなくてなんとする。
山本氏の提言を政府が理解し、検問所を設けるかどうかは分からないが、山本氏が現地入りして初めて出てきたことであるのだろう。
少なくとも、山本氏が現地に入ったときにはそんなものは存在していなかったのだろうから。
山本氏であればこその提言ではないか。
しかも、その対応は急を要するものに違いない。
「一般人の車での乗り入れの自粛を国民に訴えることが無駄とは言わないが、交通秩序を回復するには検問所等を設けた交通整理は必須と思うのだが・・・どうだろう。
しかも、やると決断すれば、即日実施できよう。
音喜多氏は言う。
「私自身も現地に飛んでいきたい。被災者の方の話も聞きたい。みんなそう思っています。功をあせった政治家が行けば行くほど新たな負担を増やす。・・・」
語るに落ちるとはこのことだ。
山本太郎氏の行動力が羨ましい。
彼の滅私の姿勢が妬ましい。
そして・・・最後は、その行動を何の根拠も示さずに「功を焦った」ものと中傷する。
被災地への対応が、音喜多氏の認識では「功を競う」ものでしかないらしい。
男の嫉妬は見苦しい。
国会議員の多くは、「みんなで現地入りは止めようぜ。」なのだ。
まるで、
「みんなで渡れば怖くない」、
「良い子はみんなで手を繋いでゴールしましょうね」。
嗚呼・・・情けない。
音喜多氏は言う。
山本氏の「提案内容ももう把握をして、今やろうとトライしようとしていることに過ぎない。・・・。」
まるで、子供が勉強しなさいと言われて、「今やろうと思っていたのに・・・」との言いぐさと同列の幼稚さが露わな。
しかし、即日で出来る、そのことすらやれていない。
事態は好転する兆しも見えない。
「(現地に)行かなくても正直、それに近い情報を得られる・・・」
自分は何でも知っている・・・そう思うのは、思い上がりでしかない。
やはり情報は「足を使え」ではないか。
現地が混乱の極みにあり、情報が錯綜しているとなれば猶更ではないだろうか。
長くなるので、この辺で。
「足で書け」の一席。・・・お後がよろしいようで。
最後に一言・・・嗚呼。
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