http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/449.html
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https://www.mbc.co.jp/news/article/2023112100068555.html
いま鹿児島県で起きている。
それは、ひとり鹿児島県での出来事ではなく、冷静に観察すれば、まごうことなき「日本の縮図」であることが見えてくる。
鹿児島県の川内原発県専門委員会の厳粛な儀式。
集うは、何を専門にしている方々か?
語る「専門家」の言葉が日本語になっていない。
それを聞く「知事」も、正しく内容を理解する力に欠けているような・・・。
小学生にでも理解できるように解説出来る優れた国語の専門家と言わずとも、小学校のベテラン教諭の必要性を痛感。
国語の専門家を配置することが必要だと、提案したい。
以下に記事の全文を転載する。
川内原発1・2号機の運転延長を原子力規制委員会が今月1日認可したことを受け、規制委の事務局である原子力規制庁の幹部が21日、鹿児島県の専門委員会に出席し、認可に至った経緯などを説明しました。
(原子力規制庁 渡邉桂一安全規制管理官)「リスクは決してゼロにはならないという認識のもと、安全が確実に担保されるよう、引き続き努力していきたい」
来年と再来年、運転開始から40年の期限を迎える九州電力・川内原発1、2号機の運転延長について、原子力規制委は今月1日認可しました。
21日は認可後初となる、原発の安全性などを検証する県の専門委員会が開かれ、原子力規制庁の渡邉桂一安全規制管理官ら2人が出席しました。
渡邉管理官は「九電による特別点検が適切に行われ、劣化状況の評価も審査基準に適合した」と規制委の判断を説明しました。また、厳格な審査を行うよう、県が7月に出した要請書には、今後も安全審査の向上を目指すと回答しました。
(原子力規制庁 渡邉桂一安全規制管理官)「(規制委)自らが安全研究に取り組み、最新の知見の収集も行う」
委員からは…
(県専門委員会 守田幸路委員)「古い設計の原子炉を延長して長い間使うことは大丈夫かという不安はある。規制側も目を光らせて安全性の向上につなげてほしい」
塩田知事は、専門委員会や県議会の議論を受け、県としての考えを示す方針ですが、規制庁の説明に理解を示しました。
(塩田康一知事)「規制庁の審査内容についても厳正に対応してもらっているということなので、安全性についての評価はしてもらった」
規制庁の渡邉管理官らは、あす22日は薩摩川内市議会に参考人として出席します。
記事の転載はここまで。
記事に掲載されている、原子力規制庁 渡邉桂一安全規制管理官の言葉。
「リスクは決してゼロにはならないという認識のもと、安全が確実に担保されるよう、引き続き努力していきたい」
どう思います?
結局「安全なの?」と聞けば・・・事故が起きる可能性はゼロではないという認識です。
ということは、
「安全じゃ無いんだね?」と聞けば・・・安全が確実に担保されるよう、引き続き努力していきたい。
まあ、渡邉桂一安全規制管理官さんが努力すれば、安全が担保されるわけでもないし・・・
その辺は「どよ?」
これを日本語では「無責任」という。
渡邉桂一安全規制管理官さんが
「リスクは決してゼロにはならないという認識のもと・・・」
と言っているのを聞いて、こんどは知事さん、
「規制庁の審査内容についても厳正に対応してもらっているということなので、安全性についての評価はしてもらった」
と言う。
「・・・安全性についての評価はしてもらった。」というだけで、「安全と認定」されたわけではないのにね・・・。
ということで、この儀式の結論は、要は、「安全性についての評価をしてもらった」けど、評価結果は、「リスクは決してゼロにはならないという」ことなんだね。
つまり、事故は何時か必ず起きる。
明日か、1年後か、10年後か・・・。
知事たるもの、専門家の言葉を正しく聴き取らなければ。
渡邉桂一安全規制管理官さんにも責任があるぞ。
「リスクは決してゼロにはならないという認識のもと・・・」
が間違っている。
原発事故のリスクをゼロにする「確実」な方法がある。
それは「原発の廃止」。
安全が確実に担保されるよう、「原発の廃止」に向けて引き続き努力していきたい。
と言わなければ、聞いている人は、誤解する。
と言うわけで、儀式参加者の国語力を「評価した」わけだが、「評価結果」は不可、つまり落第です。
「確実」でググると、
確実性は、人が疑う合理的な根拠を持たない信念の認識論的特性です。認識論的確実性を定義する1つの標準的な方法は、その信念を保持している人がその信念を保持していると誤解されない場合にのみ、その信念が確実であるということです。 ウィキペディア
ちょっと難しいんですけど。・・・
確実とは、たしかで、まちがいのないこと。
やっぱり、こちらのほうがわかりやすい。(しかも、ひらがなばかり、小学生でもわかる。)
渡邉桂一安全規制管理官さんの発言。
「九電による特別点検が適切に行われ、劣化状況の評価も審査基準に適合した」
結局「規制委」自らは、現物を前に点検、審査をしてないと言ってるんだね。
しかも、九電による特別点検も、適切に行われたかは「見てはいない」と。
全ては「九電」の報告。・・・不都合な真実を報告すると思う?
まとめ。
儀式参加者に異を唱える人はいない。
当然だ。そんな人が呼ばれることは確実に無い。
「規制委」・・・まるで、電力会社お抱えの「追認機関」だわ。
渡邉桂一安全規制管理官さんの発言
「(規制委)自らが安全研究に取り組み、最新の知見の収集も行う」
「おーい、おい、
安全が確実に担保されるよう、引き続き努力するんじゃなかったんかい!。
どこかに亀裂などが無いか、自分の目で検証するのが先だろう。」
と、喉まで出てきたが、無駄だと気が付いて飲み込んだらむせた。
結局、私が
「安全が確実に担保されるよう、引き続き努力していきたい」
と言ってみたところで、
年を取ると、いくら注意していても、誤嚥のリスクは決してゼロにはならないということやね。
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