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https://gendai.media/articles/-/119572
「羽生結弦」の電撃離婚が世間の耳目を集めている。
そんな中、「・・・地元が抱く「違和感」・・・」との記事を目にした。
実は、本件については、私もぼんやりとした「違和感」を感じていた。
「バイオリニスト妻」の地元が抱く「違和感」と同じものなのかどうか、確認すべく記事を読んだ。
掲載されている地元の声は、「羽生結弦」から「お相手」と呼ばれる、「妻」「まゆちゃん」への同情と「愛情」に満ちているものだ。
一方の「羽生結弦」のコメントからは、「お相手」への「愛情」を感じさせるものが見つからない。
私のぼんやりとした「違和感」の正体はこれだ・・・そう理解できた。
「羽生結弦」が、単に自分の気持ちを表現できていないだけなのか・・・それは私には分からない。
以下、記事の抜粋。
■たった105日の結婚生活
11月17日深夜、衝撃が走った。羽生結弦が公式X(旧ツイッター)「羽生結弦official_Staff公式」で突如離婚を発表したのだ。世間を驚かせた電撃結婚発表からわずか105日。まさかの結末となった。
羽生はXに寄せた文書でこう明かした。
「現在、様々なメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして、私の親族、関係者に対しても、誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています」
その上で自身の決断について次のように説明した。
「私が未熟であるがゆえに、現状のままお相手と私自身を守り続けることは極めて難しく、耐え難いものでした。このような状況が続いていく可能性と、一時改善されたとしても再びこのような状況になってしまう可能性がある中で、これからの未来を考えたとき、お相手に幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしいという思いから、離婚するという決断をいたしました」
羽生は8月4日に結婚を発表したが、ファンへの感謝やスケートへの熱い思いを明かしたものの、肝心のお相手にはまったく触れていなかった。このため、相手をめぐってさまざまな憶測が飛び交った。
■スクープした新聞社の反論
そうした中、・・・「日刊新周南」(新周南新聞社発行)が、・・・光市出身の末延麻裕子さんが羽生と結婚していたことを実名で報じたのだ。・・・
羽生の声明を受け、SNSなどでは「報道のせいだ」という声が出ているが、新周南新聞社の担当者はこう反論する。
「報道後、熱心なファンから『本人が名前を出していないのに、なぜ名前を出すんだ』と苦情が来たことはありました。我々からすると、なぜ結婚相手を隠す必要があるのか、まったく理解できません。
羽生さんはあれだけの有名人。そして、奥さんとなった末延麻裕子さんも地元では有名なバイオリニストです。しかも、地元には彼女をよく知る方も多くいて、『おめでとう』という祝福の声が多数あがっていました。その事実を報じたまでです。・・・
・・・記事を出した後についても、末延さんサイドからはクレームなどは一切来ていません」
■最後まで「まゆちゃん」を守ってよ
この担当者は今回の離婚について、次のように本音を明かした。
「うちが叩かれていることは把握しています。・・・田舎に住む我々には有名な方の感覚はよくわかりません。
ご本人は有名アスリート。しかも奥さんも芸能人です。・・・
そもそもこのような発表の仕方は普通なんですか。結婚発表では麻裕子さんの名前を明かしませんでしたが、そもそも内緒にするような話だったのか。彼女はコソコソする必要がない方だと思います。立派なバイオリニストであり、田舎に帰ってくればノーギャラでも子供たちに演奏を聞かせてくれます。素敵な女性であり、地元の宝です。
ところが、彼女の名前が公になり、取材が殺到したら『じゃ離婚します』と。『いや、ちょっと待ってくれ』という思いです。我々からすれば地元の子が泣かされた。最後までまゆちゃんを守ってくれよ。男なら最後まで守り抜けよ。それが素直な気持ちです。
先ほど人権の話をしましたが、結婚相手を隠し通そうなんて女性蔑視もいいところです。女性に対して失礼極まりない。この時代に許されるのか。世間に知られたから出て行けということでしょうか。よくもまぁこれだけ女性をバカにしたことができるなと思います。ひとりの人間を不幸にしたことに対する感覚が薄すぎるのではないか。
わずか3ヵ月で…。私が彼女の父親なら訴えています。彼女のお父さんのことはよく知っていますが、天国でガッカリしていますよ。大事に大事に宝物のように育てていましたからね」
■「あまりにもかわいそう」
今回の離婚発表を受け、麻裕子さんの地元では「怒りの声」が続出している。
一連の経緯で抱いた「違和感」について、ある男性は次のように話す。
「彼女の実家は地元有数の名家。お父さん、おじいちゃんは地元の名士であり、お世話になった人も多い。羽生さんのコアなファンは除けば、地元の人間は皆、怒っていると思います。
ひとりの女性と簡単に別れる。しかも、こういった形で公表する。それがなぜ許されるのか。本人が有名人であれば女房はどうなってもいいのか。田舎の人間だからといってバカにしているのか。
自分のこと、そして自分を支えるファンのことしか考えていないのではないか。捨てられた末延さんのお嬢さんがあまりにもかわいそう」
別の地元男性もこう憤慨する。
「結婚相手を世間に知られたくない。その理由がわからない。熱心なファンがいるからですか。人気を保ちたいのであれば嫁さんを持たないほうがよかったのではないか。
ひとりの人間として対等に扱われていないのがかわいそう。まゆちゃんは立派なバイオリニストです。彼女が『耐えられません』と言うならまだしも……。
一方的に宣言するなんてありえない。末延家の声がまったく出てきませんが、もの言えぬ状況なのでしょうか。フィギュアの世界ではこれがまかり通るんですか」
妻の地元の声を聞いて、羽生は何を思うだろうか。
記事の抜粋はここまで。
本件でも、「SNSでの誹謗中傷」、或いは「メディアの行き過ぎた取材」が問題提起されることになった。
特に、SNSによる誹謗中傷により起こったと訴える今回の「悲劇」は、ジャニー喜多川の性加害を告白したことでSNSでの「誹謗中傷」に会い、追い詰められて自死した「被害者」の「それ」と重なる。
SNSの匿名性と公開性を利用した学校での「いじめ」も後を絶たない。
SNSの利便性を否定するつもりはないが、「その利便性」が、例え少数の人であろうと「被害者」を生んでいるとしたら、放置することは政治の怠慢と言うしかない。
一方で、「言論と表現の自由」の原則は、民主主義の国なら国の憲法によって保護され、国家権力、政府による検閲を防がなければならない。
しかし、もはや実態は「検閲」「盗聴」「監視」は公然の秘密になっているのではないか。
SNS等で、誹謗中傷を続けることは、結果として、国家権力、政府による「検閲」「盗聴」「監視」に、口実と正当性を与えることになり、自ら「言論の自由」という基本的人権を放棄するに等しい。
言論の自由は基本的権利ではあるが、絶対的なものではなく、「言葉による暴力」、根拠のない「誹謗中傷」、嘘による「名誉毀損」、あるいは公然な「わいせつ」、等を正当化するものではない。
すなわち、自身の基本的人権によって、他の人の基本的人権を侵してはならないという自覚が最も大切だ。
なぜなら、人が生まれながらにして有している基本的人権は、ほかの人が有している基本的人権と平等であり、決して優越するものではないからだ。
「誹謗中傷」の多くは、人に優越したい、優越感を満たしたい、という感情の発露だ。
正常な競争心とは違って、根拠のない「嘘」が中心となって、しかも相手を貶めることを目的としていることが問題とされる。
杉田水脈の病的な行動はその典型と言えよう。
ここまで書いてきて、もう一つの「違和感」があることに気が付いた。
それは、羽生がXに寄せた文書で明かした中にある、
「・・・一般人であるお相手・・・」
という言葉。
彼自身は「アスリート」、お相手は「アーティスト」。
「一般人」とは、人をどういう基準で分類したときに使う言葉なのか。
「一般」の対義語は「特殊」「特別」。
「羽生結弦」に「思い上がり」は無いと思いたいのだが・・・。
或る時、私もどちらかに分類されてしまうのか。・・・想像するだけでもそら恐ろしい。
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