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青梅市長選含む4首長選で「投票率UPで自民敗北」はっきり 有権者の“NO”が現象を生み出す
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/331988
2023/11/14 日刊ゲンダイ
物価高や増税、身近な問題で国民は「NO!」/(C)日刊ゲンダイ
“青梅ショック”に自民党内で激震が走っている。12日に投開票された東京・青梅市長選は自民党と公明党が推薦した無所属現職の浜中啓一氏(71)が、国民民主、都民ファースト推薦の無所属新人の大勢待利明氏(48)に敗れ、3選を逃した。
無党派層の多い東京でも、青梅市はガチガチの保守王国。1996年の小選挙区制導入以来、青梅市が含まれる衆院東京25区で自民党は負けたことがない。保守王国・青梅での敗北は岸田自民にとって大きな痛手だ。
9月の立川市長選、10月の都議補選に続き、これで自民系候補は東京で3連敗。岸田自民への逆風が鮮明になった格好だが、首長選の自民推薦候補の敗北は東京だけではない。
10月の埼玉・所沢市長選では自公推薦の現職、11月の広島・海田町長選では自民推薦の現職が敗れている。自民が負けた立川と青梅を含めた4つの首長選には共通点があった。投票率だ。
投票率は、立川市長選37.15%(前回比2.41ポイント増)、所沢市長選38.80%(6.81ポイント増)、海田町長選38.29%(3.3ポイント増)、青梅市長選39.56%(3.05ポイント増)──。どの選挙も前回4年前より投票率がアップしているのだ。立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)が言う。
「投票率が上がるのは、有権者が意思表示をしたいと思う時です。4つの首長選は、岸田自民に“ノー”を突きつけたい有権者が投票所に足を運び、投票率がアップしたのでしょう。1人を選ぶ首長選では1票負ければ落選。投票率が数ポイント上がるだけで、組織力を持つ自民党や公明党の推薦候補でも簡単に負けるということです」
民主党政権が誕生した2009年総選挙の投票率は69.28%と高かった。12年以降は50%台と低迷し、自公政権を延命させている。
小選挙区で与党苦戦も
「岸田政権は物価高や増税など身近な問題で国民の怒りを買っています。そうした有権者が動き、今後の首長選でも、投票率アップと自民敗北の現象が相次いでもおかしくありません。次期総選挙でも投票率が上がり、小選挙区で与党を苦戦に追い込む流れをつくることは十分に可能です」(金子勝氏)
次の総選挙では投票率が上がるのか。
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