http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/343.html
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/288852?rct=national
「・・・LGBTQ、女性の社会進出、障害者の権利、MeToo運動…。さまざまな問題は一部の人たちが勇気を出して声を上げ、メディアがその声を発信して、社会は変化してきました。
私たちは、弱い者の声、少数者の声を大切にする新聞でありたいと思っています。しかし、ジャニーズ問題ではそれができませんでした。このことを深く反省し、弱者に寄り添った報道を続けることを約束します。」
この言葉は、10月3日の東京新聞に掲載された
「私たちは反省します 東京新聞はジャニー喜多川氏の性加害問題に向き合えていませんでした」
(https://www.tokyo-np.co.jp/article/281234?rct=national)
というタイトルの記事の最後の言葉だ。
「メディアの沈黙」が批判される中、真っ先に「沈黙」の過去を反省し、ジャーナリズムの再生を誓ったのが東京新聞。
他の新聞、放送局などが、後追いで上辺だけの反省をしてお茶を濁し、みそぎを終えたかのごとき態度で新会社の人事予想をしたり顔で報じる中・・・。
東京新聞は約束を守り、懸命に、弱者の声を拾って、社会に、そして私達に伝えている。
東京新聞の反省は本物と言えよう。
記者は望月衣塑子記者。
恐らく、おそらくだが、
この記事を書くにあたっては、怒りでキーボードをたたく指は震え、モニタの画面は涙で霞んでしまって、苦労したのではないかと思わされる。
これまで「見て見ぬふりをしてきた」、タレントを含めたジャニーズ事務所の関係者の、ここに来てもなお、無反省な振舞いを見るにつけ、そんな彼らを、これまで「見て見ぬふりをしてきた」メディアが上辺の反省のみを語り、今では既に反省を忘れたかのように報道する姿勢と重ねながら、この記事を読み進めれば、きっと「怒りがふつふつと湧き上がってくる気持ちを抑えることが出来ないだろうと思う。
この「胸をかきむしりたくなるような怒り」は何に対する怒りなのか・・・。
記事は長い。抜粋しても長くなる。
取材に応じた被害者にも、どうしても言えないことがあっただろう・・・
記者にも、どうしても記事に書けないこともあっただろう・・・
そう考えたとき、被害者の一言も、記事の一文字も削るべきではないと・・・そう考えて抜粋も止めた。
そんな訳で、以下には、記事のサブタイトルのみとしたい。
是非、上記URLで記事の全文を読まれんことを願う。
記事は、
「・・・母親に性被害を打ち明けた1カ月後、母親が自殺したことを明かした。遺書には、男性の写真と連絡先を事務所に送ったことへの後悔と謝罪が書かれていた。・・・」
から始まる。
以下記事から・・・
◆初めてのレッスンで太ももをさすられ
◆数日後には日本テレビで
◆「合宿所に行こう」
◆下着に残った血痕、渡された千円札4枚
◆「許してください。悪い母親です」
◆人との関わり合いが苦手になり
◆「夢への憧れと代償のリスク」
◆事務所「コメントを差し控える」
記事のサブタイトルは以上。
男性は言う。
「旧ジャニーズ事務所が、かつての自分と同じように小さい子どもを育ててマネジメントを続けることは許されない」
と。そして、
「井ノ原快彦社長率いるジャニーズアイランドが続いていること自体おかしい」
と。
旧ジャニーズ事務所(現・スマイルアップ)は、どう答えるだろうか。
記事によれば、
「・・・被害者の保護のため、弊社はコメントを差し控えることにしております」
だそうだ。
東京新聞は精力的に被害者の声を拾っている。
まだまだ埋もれてしまっている被害者も多いのだろうということは、想像に難くない。
更に、本記事で、被害を受けて苦しんでいたのは、一人被害者のみばかりではなく、その周りに暮らす家族がいたことを改めて教えてくれている。
被害者救済委員会は「沈黙」せずに、どのように対応するのだろうか、しないのだろうか。
「沈黙」による泣き寝入りの強要は許されない。
旧ジャニーズ事務所(現・スマイルアップ)のコメントを控えるという「沈黙は金(かね)」だろう。
ジャーナリズムに「沈黙は禁」。
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