http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/202.html
Tweet |
10.22衆参W補選は自民2敗の可能性 選挙対策ミエミエ「所得税減税」が岸田首相の命取りに
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/330870
2023/10/20 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし
高知市に現地入りし岸田首相だったが…(C)共同通信社
与野党の一騎打ちとなった「衆参ダブル補選」は、22日投開票される。もともと、2つとも自民党の議席だったが、自民党の2敗という大波乱もあり得る状況となっている。
補欠選挙が行われるのは、参院徳島・高知と、衆院長崎4区。参院の補選は、野党系候補がリードし、すでに自民党は諦めムードだ。
一方、衆院長崎4区は激戦となっている。世論調査では、自民党候補がやや優勢だが、野党候補に猛追されている。岸田自民党は、なんとしても、この衆院長崎4区補選を制し、ダブル補選を「1勝1敗」に持ち込もうと必死だ。
「長崎4区の選挙情勢は、自民党候補の支持が伸びず、日を追うごとに野党候補の支持が増えている。これは、野党候補に逆転される典型的なパターンです。春の補選で、自民党が維新候補に敗北した衆院和歌山1区を思い起こさせます」(政界関係者)
自民党が苦戦しているのは、有権者の間に“岸田嫌い”が急速に広がっているためだ。岸田首相が徳島県で応援演説をした時は、聴衆から「増税メガネ」とヤジが飛んだ。大手メディアの世論調査でも、内閣支持率は軒並み「過去最低」を更新している。
ジャーナリストの山田惠資氏はこう言う。
「岸田首相の強みは、キャラが薄いことでした。好かれもしないが、嫌われもしない。だから、そこそこの支持率をキープしていた。ところが、岸田首相のキャラが立ちはじめ、有権者もキャラに気づきはじめた。一言でいえば、なにをやりたいのか分からない、仕事もしない、そのくせ、見え透いた人気取りだけはする政治家、という印象なのだと思います」
期限付きに「偽装だ」の声
衆院長崎4区補選は大激戦(左から自民党の金子容三候補と立憲民主党の末次精一候補)/(C)共同通信社
なんとか補欠選挙を「1勝1敗」で乗り切りたい岸田首相は、20日、自民党幹部に期限付きの「所得税減税」を検討するよう指示する予定だ。しかし、選挙対策が見え見えだけに、逆効果となる可能性がある。はやくも野党は「補選があるから打ち出しておこうということだろう」と一斉に批判している。
しかも、減税は期限付きとされるため「ニセ減税」「偽装減税」という批判も噴出している。
「投票日の2日前に所得税減税を打ち出すのは、いくらなんでも悪手ですよ。有権者だって、選挙対策だって見抜きますよ。ただでさえ補欠選挙は苦戦しているのに、命取りになりかねない。岸田首相の周辺には、国民世論が分かる側近がいないのでしょうか」(自民党事情通)
補欠選挙が2敗となったら、自民党の水面下で「岸田降ろし」が動き出すのは間違いない。10.22補選は、岸田政権の終わりの始まりになるのではないか。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK292掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK292掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。