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夜郎自大のエセ保守が国会議員のバッジつけたら日本も終わり 適菜収「それでもバカとは戦え」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/330522
2023/10/13 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし
デタラメと誤認だらけで口を開けば「日本の歴史」「保守」がどうのこうの…(左から百田尚樹、有本香両氏)/(C)日刊ゲンダイ
ネトウヨライターの百田尚樹と、百田の“事故本”「日本国紀」を編集した有本香が「日本保守党」なる新党を立ち上げたとのこと。百田いわく「安倍(晋三)さんが亡くなってから、自民党の発言、動きを見ているともうダメだと。ほかに支持する政党がない。自分が立つしかない。立てるしかないと思った」とのこと。一体なんの冗談なのか。
あらゆる売国政策で国を破壊し、アメリカ隷属化を進めてきたのが安倍ではないか。有本は「欧州で起きていることを見れば何が起きるかわかるはずだ。具体的な仕組みを作らないまま、単に人手不足だから外国人を入れようというのはいくらなんでもひどい」と述べていたが、その移民政策の拡大を全力で進めたのが安倍である。連中はこの反日カルト統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の広告塔だった男を礼賛し、日本の歴史を歪め、せこい愛国ビジネスにはげんできた。
「日本国紀」は事実誤認だらけ。内容も支離滅裂。織田信長は「一向一揆鎮圧の際も女性や子供を含む2万人を皆殺しにしている。これは日本の歴史上かつてない大虐殺である」と述べる一方で、「日本の歴史には、大虐殺もなければ宗教による悲惨な争いもない」。
フランシスコ・ザビエルとルイス・フロイスを間違えていた件に関しては「どっちにしても外人や」。ウィキペディアや関連書籍、ネット上のまとめ記事からの膨大な無断転載も発覚。
口を開けば「日本の歴史」「保守」がどうこうと言うが、歴史の知識はデタラメだし、安倍を保守と誤認している時点で、保守思想を理解しているとは思えない。わが国の歴史に対するふざけた態度は、今回の「結党宣言」にも表れている。百田は〈神話とともに成立し、以来およそ二千年、万世一系の天皇を中心に、一つの国として続いた例は世界のどこにもありません。これ自体が奇跡といえるでしょう〉と述べていたが、万世一系に学術的根拠はない。
こういう夜郎自大の自慰史観を恥じらいもなく述べるエセ保守がのさばったままの国というのも奇跡に近い。自称保守向けの月刊誌で妄想を垂れ流しているだけならまだしも、こんな連中が1議席でもとったら、いよいよ日本も終わりである。正常な思考を維持している保守は、エセ保守による日本破壊を阻止すべきだ。
適菜収 作家
近著に「安倍晋三の正体」「ニッポンを蝕む全体主義」「思想の免疫力」(評論家・中野剛志氏との対談)など、著書50冊以上。「適菜収のメールマガジン」も発行。本紙連載を書籍化した「それでもバカとは戦え」も好評発売中
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