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衆院議長人事が迷走中…森英介元法相が急浮上、額賀氏脱落の陰に森喜朗氏の横やり?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/330201
2023/10/06 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし
棚ボタでラッキー(森英介元法相)/(C)日刊ゲンダイ
20日召集の臨時国会を前に、辞意を表明した細田博之衆院議長の後任人事が迷走している。
一時は、当選13回の額賀福志郎衆院議員で決まりとみられていた。幹事長経験こそないが、防衛庁長官や財務相を歴任し、自民党の派閥(平成研究会=現茂木派)領袖も経験した党内最ベテランのひとりだから順当ではある。
ところが、ここへきて麻生派の森英介元法相の名前が有力候補に浮上してきた。
「議長にはやはり“格”が求められる。できれば大臣、幹事長、派閥会長すべての経験者というのが不文律でした。森さんは当選11回。大臣経験も法相のみで派閥会長の経験もない。明らかに額賀さんより格下ですが、今は参院の尾辻秀久議長も茂木派出身で、衆参の議長も幹事長も平成研が独占するのはいかがなものかということで、森英介さんに白羽の矢が立ったということになっている。もっとも、それは表向きの理由であり、実はもうひとりの森、つまり森喜朗さんから横やりが入ったようです」(自民党閣僚経験者)
森元首相は、今年6月に亡くなった青木幹雄元官房長官と盟友関係だった。平成研に思い入れの強かった青木氏は、額賀氏に派閥を乗っ取られたという思いが強く、「額賀と茂木(幹事長)だけは絶対に許さん」と言い続けていたことは有名だ。森氏はイタコよろしく青木氏の遺志を持ち出し、“額賀議長”にダメ出ししたというのだ。
それなら森喜朗の影響下にある最大派閥の安倍派から後任議長を出すのかというと、適格者がいない。森氏は地元紙「北國新聞」での言いたい放題が恒例になっているが、3日の紙面では安倍派で当選回数が多い衛藤征士郎氏(13回)、塩谷立氏(10回)、下村博文氏(9回)の3人をこうコキ下ろし、牽制していた。
<衛藤さんは、わが派に途中入会する際にポストは望まないと約束し、副議長になる際にも「議長までは望まない」と安倍さんと私に約束しました>。下村については<個人的にも、新国立競技場を中途半端なものにした文部科学相として絶対に許せません>。そして、<塩谷さんも頼りない>。
これでは、ことあるごとに森氏に人事の相談をしている岸田首相が安倍派の長老に議長を打診できるはずがない。額賀氏もダメ、安倍派からもダメということで、森英介氏にお鉢が回ってきたわけだ。
麻生副総裁は側近の森英介氏を手元に置いておきたいようだが、森英介氏にしてみれば、議長就任なんて願ってもない棚ボタ。「麻生さんがOKを出せば、森議長に決まりそうだ」(官邸筋)という。
自民党の人材払底を象徴するような話ではあるが、それにしても、いつまで日本の政界は森喜朗氏に振り回されるのか。
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