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臨時国会10.20にようやく…召集日を決められなかった政府とグダグダ自民国対の無能怠慢
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/329838
2023/09/29 日刊ゲンダイ
何でも「持ち帰る」自民党の萩生田光一国対委員長(右、立憲民主党の安住淳国対委員長と=27日)/(C)日刊ゲンダイ
内閣改造から2週間が過ぎたが、秋の臨時国会の召集日が10月20日でようやく固まった。
「10月16日召集が有力視されていましたが、この日は天皇陛下が金沢市で開かれる国民文化祭の開会式に出席されるため不在で、国会の開会式を行えないことが分かった。岸田総理が臨時国会冒頭に衆院を解散するのではないかという観測もあって召集時期が定まらないという事情もある。もう10月になるというのに、こんなに何も決まっていなかったのは異例です」(野党国対関係者)
日程がなかなか決まらなかったのは、岸田首相の解散戦略が絡んでいることもあるが、自民党国対の力不足を指摘する声が少なくない。
内閣改造で各派閥に気を使う岸田氏は安倍派のいわゆる「5人衆」を動かせず、党役員の新体制でも高木国対委員長が留任。その高木は昨秋の臨時国会でもポカをやらかした“前科”がある。
臨時国会の冒頭、岸田氏の所信表明演説に対する代表質問が終わると、すぐに予算委員会の基本的質疑が始まるはずだった。ところが、G20財務相・中央銀行総裁会議に出席する財務相の海外出張があり、予算委が開けなかったのだ。開会早々、1週間も空白が生じてしまった。
「自民国対と官邸は意思疎通ができていない」
国会を開けない政府・与党(C)日刊ゲンダイ
G20の日程は早くから決まっているのに、なぜそんなグダグダな日程を組んだのか。「自民国対と官邸は意思疎通ができていない」と、与野党から呆れる声が上がったものだ。
「高木国対委員長は、野党側が何を提示しても『持ち帰って相談する』ばかりでらちが明かない。これまでは御法川国対委員長代理が調整役を担っていたが、今回の人事で国対から外れてしまい、今後は誰と話ができるのか分かりません」(前出の国対関係者)
高木氏に代わって官邸や野党とのパイプを築いてきた御法川の補佐で、通常国会はなんとか乗り切った形だが、後任の国対委員長代理に就いた西村明宏前環境相は国対経験がほとんどない。
「西村さんは官房副長官の経験はあるが、国対に関してはシロウト同然です。同じ安倍派の高木国対委員長はやりやすいかもしれませんが、この体制では日程が決まらないのも当然という気がする。臨時国会が始まる前から不安視されています」(自民党ベテラン議員)
27日、立憲民主党の安住国対委員長が高木氏と会談。野党7党派で合意した臨時国会の早期召集を要求する文書を手渡したが、高木氏は「政府に伝える」と言って“持ち帰った”という。
国会を開けない政府・与党は無能で怠慢という他ない。
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