<■91行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可> ●こんなこともあったよね。 _______________________________________>12日内閣委員会で山本太郎がぶつけた、極めて真っ当な正論について HBO編集部2018.07.13 https://hbol.jp/170476/ *** 死者200名超、行方不明者60人――。 これが本稿執筆時点で判明している、西日本を襲った豪雨のもたらした被害だ。もっともこれは死者・行方不明者だけをカウントしたもの。家屋が流されて避難所暮らしを余儀なくされる人や辛うじて残った住まいの片付けに追われる人など、被災した人々の数は、この数百倍に昇るだろう。一部では今回の水害を「平成最悪の水害」と呼ぶ声まで出てきた。 西日本の水害があまりにも甚大なため、すっかり忘れ去られてしまった感のある七月初旬の北海道水害も忘れられない。あの水害では旭川市街が浸水するなど、あまり報道されない重大な被害が発生している。確かに平成最後の年の六月末から七月上旬にかけて日本列島を襲った梅雨前線の被害は、「平成最悪」との呼称がふさわしいかもしれない。 この未曾有の大水害にあたり、安倍政権が見せた初動の動きはあまりにもお粗末だ。 ●広域被害、政府を翻弄=初動遅れ、挽回に懸命−西日本豪雨」時事通信) ●「豪雨よりカジノ審議」野党が国交相出席批判(毎日新聞) ●宴会に寿司。記録的豪雨が西日本を襲う中、安倍首相や被害の大きい地域選出の議員たちの行動が物議(HBO) 現政権の「危機意識のなさ」は、初動の遅れだけではない。世耕弘成大臣を始め、各閣僚や自民党幹部たちは「先手先手の対応をしている」とうそぶく。しかし実際に、政府・与党が国会で何をしているかというと……カジノ法案の審議と水道民営化関連法案の審議だ。 自民・公明を除く、野党全党(そう維新の会も含む!)は、今回の水害被害が徐々に明らかになってきた先週6日ごろから断続的に、国会の議事進行を司る各委員会の委員長及び与党幹事長たちに対して、「法案審議は後回しにしてもいい。ぜひ、政府与党は災害対策を優先してくれ」との趣旨の申し入れを断続的に行った。しかし、政府・与党が出した答えは「その必要はない。既定通りの日程を進める」というもの。つまり、政府・与党は国会審議―つまりは、カジノ法案と水道民営化関連法案の審議をーを、災害対策より優先する判断を下したのだ。・・・ _____________________________ ●山本太郎>2018.07.10 内閣委員会「カジノより被災者支援! 〜具体的に要求してみた〜」 2018年07月20日 https://www.taro-yamamoto.jp/national-diet/8693 ・・・7月5日8時時点の消防庁のプレスリリースでは避難勧告の対象人数2万7520人だったのが、次の7月5日12時時点になりますと、正午時点になると、京都、大阪、兵庫などで一気に増え、避難勧告は16万8713人に膨れ上がりました。そして同日の14時、2時間後ですよね、気象庁が、7月5日から8日にかけて観測史上塗り替えるほどの大雨のおそれがあると警鐘を鳴らした。それでも政府は具体的に動いていなかったですよね。 既に5日、7月の5日14時、午後2時の段階で気象庁が記録的な大雨に対する注意喚起を行い、消防庁のまとめでは5日正午の時点で既に約16万人以上に避難勧告を出しており、国民を守る為政者であれば当然行動を起こすタイミングであったにもかかわらず、安倍総理を始め上川(陽子)法務大臣、小野寺(五典)防衛大臣、吉野(正芳)復興大臣といった閣僚や岸田文雄政調会長、まあ次の総理候補だどうだと言われている方ですよね、言われていた方ですよね、を始めとする自民党の政治家の皆さん約30人が何をしていたかはもう皆さん御存じのとおりですよね。 5日の夕方から夜にかけて、首相動静なんかにも載っていましたけれども、午後8時28分から午後9時19分まで、安倍総理は赤坂の衆議院議員宿舎の会議室で自民亭と称する酒盛りに参加されていた。酒飲むなって話ではないですよ、やることやってくれって話なんですよ。 全国で歴史的な豪雨の被害が拡大している中、住む家から避難を強いられている人々が増えているさなか、酒盛りの現場報告をツイートで行っておられる片山さつき先生は、我々中間管理職は若手と総理とのお写真撮ったり忙しく楽しいと書かれている。さらに、政府の一員であり自身の選挙区が兵庫県である西村康稔官房副長官、同じくツイートで、和気あいあいの中、若手議員も気さくな写真を取り放題、まさに自由民主党と現場レポート。まさに自由民主党ってどういうことですか。 災害対応そっちのけで酒盛りで若手議員との懇談(こんだん)をすることがまさに自由民主党なんですか。 首相動静によると、安倍総理は、懇談はどうだったかという質問に対して、和気あいあいで良かったとコメント。災害が拡大している中、総理は若手議員との懇談という名の総裁選の選挙運動をやっているじゃないかという話なんですね、一生懸命。 総理の危機管理に対する認識の甘さが問われる、当然のことです。 この場には、竹下(竹下亘)総務会長も参加されていました。危機管理の点で問題があると豪雨被害拡大の後に指摘されて、どのような非難も受けると反省の弁を述べておられました。甘く見てたって。こんなにひどいことになると思っていなかったって。 幾ら今日の質疑の中で、いろいろ政府側が政府はずっと対策していたようなことを言っていたって、竹下さん言っちゃっているんですよ、5日の酒盛りの時点ではこんなことになると思っていなかったって。何言ってんだって。その日に何十万人の人たちに避難勧告出たと思っているんだっていう話なんですよ。 その日の14時には、5日の14時には、ちゃんと異例の記者会見で、これはまずいことになるおそれが非常に大きいから皆さん気を付けてくださいと最大級の注意喚起を気象庁がしてくれていたんですよ。これ、気象庁のここまでの大きなアラートを政府が無視したんですよ、若しくはぼけていたかどっちかじゃないですか、これ。それ以外考えられない。 気象庁が数十年に一度の大雨となり重大な災害が発生するおそれ、特別警報を発表する可能性があること、これについて会見で触れたのがいつでしょうか。・・・ ____________________________________________
|