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https://www.asahi.com/articles/ASR8M32FRR8MUTFK005.html
政府及び東京電力は、2015年、福島県漁業協同組合連合会に対し、文書で
「関係者の理解なしにいかなる処分も行わない。」
と約束した。
それが今では、関係者が誰かも曖昧にしたまま、「汚染水」の海洋放出を強行しようとしている、政府と東京電力。
そして、福島県漁業協同組合連合会は、依然として海洋放出に反対を表明している。
そんな中、渦中の岸田首相は、ツッコミの無いワシントンでの記者団の取材に、
「・・・放出のために万全の対策がとられているか確認を行う。・・・」
と答えたらしい。
原発を爆発させ、メルトダウンを起こしてしまった日本の総理大臣として、やらなければならない事はそこではない。
「・・・「東京電力の最高幹部が廃炉と復興に強い覚悟を持って進めているかどうか確認を行い、・・・」
おいおい、今頃そこかい?!。
以下は記事の全文。
東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐり、岸田文雄首相は訪問先の米国ワシントンで18日夜(日本時間19日朝)、記者団の取材に応じ、帰国後の20日に福島県の同原発を訪問すると発表した。「(放出時期について)国として判断すべき最終的な段階に至っている。放出のために万全の対策がとられているか確認を行う」と述べた。
首相は「東京電力の最高幹部が廃炉と復興に強い覚悟を持って進めているかどうか確認を行い、自らの思いも直接話したい」とも語った。全国漁業協同組合連合会(全漁連)会長らとの面会を検討しているという。
具体的な放出時期については「安全性の確保、風評対策の取り組みなどの状況を政府全体で確認し、判断していく」と強調し、「現時点で予断を持ってコメントすることは控えたい」とした。
複数の政府関係者によると、首相は21日に全漁連側と面会し、22日にも関係閣僚会議を開いて放出時期を決定する方向で調整している。
一方、米国で開かれた日米韓首脳会談後の共同記者会見で、韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領は、日本の放出計画を「国際的な安全基準に合致」と評価した国際原子力機関(IAEA)の調査報告書を踏まえ、「国際的に信頼性のあるIAEAの点検の結果を信頼している」と述べた。そのうえで「計画通り処理がされるかどうかについては、日本、韓国を含む国際社会において責任ある、透明性のある点検が必要だ」と指摘した。(ワシントン=西村圭史)
記事の転載は以上。
政府及び東京電力は、2015年、福島県漁業協同組合連合会に対し、文書で
「関係者の理解なしにいかなる処分も行わない。」
と約束した。
それが今では、関係者が誰かも曖昧だ。
反対する者は、関係者ではないがごとくの扱いが見苦しい。
「理解なしにいかなる処分も行わない」と言いつつ、「汚染水」の海洋放出ありきで、既成事実の構築に忙しい。
まさに、いつもの「やってるふり」。
福島の漁業者は関係者なのか。
日本の漁業者は関係者ではないのか。
韓国の漁業者は関係者ではないのか。
中国の漁業者は関係者ではないのか。
記事によれば、
「・・・韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領は、日本の放出計画を「国際的な安全基準に合致」と評価した国際原子力機関(IAEA)の調査報告書を踏まえ、「国際的に信頼性のあるIAEAの点検の結果を信頼している」と述べた。・・・」
とある。
おそらく。韓国政府は関係者の扱いなのだろう。
日本政府も「丁寧な説明」を繰り返しているという。
然し、韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領も、信頼しているのは日本政府、や東京電力ではなく、「国際的に信頼性のあるIAEAの点検の結果を信頼している」としか言わない。
一方、韓国の野党、漁業者は関係者ではないらしい。
彼らは、非科学的な「怪談」を振りまく不貞の輩であり、風評被害の元凶扱いだ。
「丁寧な無視」が相当と言う訳か。
日本にとって都合の良い、そんな韓国政府も、
「・・・「計画通り処理がされるかどうかについては、日本、韓国を含む国際社会において責任ある、透明性のある点検が必要だ」と指摘した。・・・」
と記事に取りあげられている。
「信頼しているわけではないよ」という訳だ。
一方中国政府からは、当然「、核汚染水」の海洋放出の強行を中止するよう、再三の申し入れを受けている。
「国際社会や国内の人々の合理的な懸念を直視して海洋放出計画の強行をやめ、
誠実な態度で周辺諸国と十分に意思疎通し、
責任ある方法で放射能汚染水を確実に処理するとともに、
厳しい国際監督を受け入れるよう改めて促す。」
日本政府を信頼していないことについては、韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領と同じ。
「関係者の理解なしにいかなる処分も行わない。」
「関係者」とは、この地球上で今を生きる世界中の人類であり、全ての生物と考えなければならないのだろう。
さらには、何百年先に地球で生きる子孫にも思いを馳せて、全世界の課題として、世界の叡智を結集してこの問題の解決方法探し、開発し、決定していく。
そのように取り組むべきではないのか。
日本政府には、「汚染水」を海洋放出することを決定する権限は与えられていない。
「汚染水の海洋放出、絶対反対!」
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