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https://jp.news.cn/20230818/40755a716e0b403b95d6f1a5a739e4f9/c.html
あ〜ぁ、やっちまったな〜!
東京電力福島第1原子力発電所に貯蔵している放射能汚染水が移送ホースの亀裂から漏れ出ていた・・・
それにしても、この時期に何やってるんだか。
益々不安を掻き立てられる。
中国外交部の言う、IAEAの包括報告書でシステムの信頼性を「評価していない」との指摘と、懸念が、「汚染水」の放出前に当たってしまったようだ。
新華社通信が報じている。
以下、新華社通信の記事から全文転載する。
【新華社北京8月18日】中国外交部の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は17日の記者会見で、東京電力福島第1原子力発電所に貯蔵している放射能汚染水が移送ホースの亀裂から漏れ出ていた問題についてコメントを求められ、次のように述べた。
われわれは関係報道に留意している。福島の放射能汚染水を海洋放出する計画の正当性や安全性は国際社会から疑問視され続けており、福島原発に貯蔵している放射能汚染水の漏出が再び生じたことで、東電に管理能力がなく、日本政府の監督管理が無効であることへの国際社会の懸念が一層強まった。
福島の人々は、放射能事故発生後の東電による事後処理作業がずさんで、隠ぺいやデータの改ざんが何度も発覚していることから、東電の汚染水処理能力に対する疑念を再三指摘している。
東電は初めから終わりまで安全かつ責任を持って福島の放射能汚染水を処理できるのか。30年の長きにわたり失敗やミスのない放出管理を確保できるのか。浄化装置の長期的な有効性や信頼性を保てるのか。厳格な基準に従って放射能汚染水のサンプル採取やモニタリング活動ができるのか。これらの問題に対し、国際社会は大きな疑問符を打たざるを得ない。中国は日本に対し、国際社会や国内の人々の合理的な懸念を直視して海洋放出計画の強行をやめ、誠実な態度で周辺諸国と十分に意思疎通し、責任ある方法で放射能汚染水を確実に処理するとともに、厳しい国際監督を受け入れるよう改めて促す。
記事は以上。
IAEAは、日本政府と東電の信頼性を評価した上で、包括報告書を書き直すべきだろう。
国際的にはいざ知らず、国内的には、日本政府も東電も全く信用がない。
これまでの振舞いを振り返れば、当然と言えば当然だ。
国際社会や国内の人々の合理的な懸念を直視して海洋放出計画の強行をやめ、
誠実な態度で周辺諸国と十分に意思疎通し、
責任ある方法で放射能汚染水を確実に処理するとともに、
厳しい国際監督を受け入れるよう改めて促す。
中国が指摘していることは、極めて論理的であると同時に倫理的であり、日本政府や日本のメディアの様に冷静さも失ってはいない。
出来の悪い我が子を、噛んで含めるように諭す、まさにそんな風情の「優しい指摘」じゃないか。
「・・・事後処理作業がずさんで、隠ぺいやデータの改ざん・・・」
何処か既視感のある指摘だが、それが日常茶飯事となってしまっている感のある、今の日本政府と東電に対して、薬になるかは疑問だ・・・。
韓国に対しては、指摘を非科学的な「怪談」と「丁寧に無視」し誤魔化してはいるが、中国の理詰めの批判に対しては、なんとも反論のしようもない、と言うのが実態ではないのか。
このままいけば、日本政府と東電は「雪隠詰め」で追い込まれるしかない。
取り得る手立ては、
国際社会や国内の人々の合理的な懸念を直視して海洋放出計画の強行をやめ、
誠実な態度で周辺諸国と十分に意思疎通し、
責任ある方法で放射能汚染水を確実に処理するとともに、
厳しい国際監督を受け入れる。
読んで分かるように、出来ないことは何一つ無い。
その実行こそが、名誉ある撤退の唯一の方策ではないのか。
無いのは「責任感」と「やる気」だ。
このような指摘を中国から受ける前に、政府は自らを律するべきなのだが、それが出来ないのであれば、日本のメディアがジャーナリズムの矜持に賭けて、社説等で論陣を張り、政府の誤りを正すべきではないか。
こんな日本政府の出鱈目を見過ごすどころか、「ヨイショ」するメディアまでいるということが恥ずかしい。
「汚染水」の海洋放出、絶対反対!。
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