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安倍派が衣替えで「なんちゃって塩谷派」爆誕! 狙いは森元首相懐柔のための“下村外し”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/327095
2023/08/05 日刊ゲンダイ
14年前は文科相でした(塩谷立会長代理)/(C)日刊ゲンダイ
船頭多くして船、山に上る──。自民党最大派閥の安倍派(清和会)の迷走が止まらない。ボスが鬼籍に入って1年以上経っても、後継を決められずスッタモンダ。キングメーカーのごとく振る舞うOBの森元首相がひいきにする「5人衆」は集団指導体制で押し切ろうとするが、古参2人は大反発。醜い主導権争いで100人超の大所帯は大揺れだ。
安倍派幹部は3日、新体制についてまた協議。「5人衆」と呼ばれる萩生田政調会長、松野官房長官、高木国対委員長、西村経産相、世耕参院幹事長、それに元文科相の塩谷立会長代理が顔をそろえた。
衆院当選回数最多の塩谷氏は、当面は会長を置かずに自身が事実上のトップとなる「座長」に就き、「5人衆」も幹部として派閥運営に加わる「塩谷案」を提示。17日に派閥幹部らが集まって再び協議するという。20、21日に長野県軽井沢町で開く予定の派閥研修会までに意見集約を目指す方針だが、どうなるか。
強まる森元首相への反発
「新会長を決めず、ナアナアでやっていくほか打開策はありません。森元総理がシャシャリ出てきたことに若手は反発。古だぬきが推す『5人衆』に対する風当たりが強まり、相対的に塩谷会長代理への同情論が湧いている。塩谷会長代理はそれに気を強くして、『5人衆』に談判を試みたようです。内閣改造・党役員人事が迫る中、間に合わせでも新体制に移行しなければ、派閥として格好がつかない。17日に決着しなければ、研修会は大荒れ必至です」(中堅議員)
塩谷氏は安倍元首相が横死して間もなく、新会長に昇格しようとしたものの、森元首相に叩きのめされたといわれている。
「森さんと面談した際に『カネはあるのか?』と詰め寄られ、塩谷さんはシュンとしていたとか」(自民関係者)
そういうわけで、「塩谷案」は森氏を懐柔する巧妙な「下村外し」との声も聞こえてくる。森氏は文教族のドンである自分を軽視したという理由で、下村を蛇蝎のごとく嫌っているからだ。
「第2次安倍政権下で道徳が『特別の教科』に格上げされた際、主導したのは当時の文科相だった下村博文氏。教育行政における重要転換にもかかわらず、森氏に根回しをしなかった。それに新国立競技場の建設をめぐり、森さんが推したザハ案を潰したことで、森氏の怒りは頂点に達しました。下村氏が大きい顔をするのは絶対に許さない」(前出の自民関係者)
2021年の衆院選で比例復活した塩谷氏は、この先どうなるか分からない。森元首相も高齢だ。「なんちゃって塩谷派」が爆誕しても、小競り合いは続く。
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