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結局「保険証廃止」ゴリ押し…9月末ポイント付与終了でマイナ自主返納ラッシュが始まる
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/327044
2023/08/04 日刊ゲンダイ
集中企画・マイナ狂騒(30)
2024年・来秋の廃止は譲らず(河野太郎デジタル相と加藤勝信厚労相=右)/(C)日刊ゲンダイ
すったもんだの挙げ句、結局、来秋の「健康保険証廃止」は維持されることになりそうだ。岸田首相は4日、記者会見を開き、「資格確認書」の有効期限の延長などでお茶を濁すつもりだ。これでは世論の怒りと不安は収まらないだろう。9月末のマイナポイント付与期間が終了したら、マイナカードの自主返納が加速する可能性がある。
◇ ◇ ◇
デジタル庁の公表データによると、マイナ保険証の登録件数は約6500万件(7月23日時点)。週平均の登録数は5月73万件、6月42万件、7月23万件と減少傾向だ。
「トラブルが続出しても、一定数、登録者がいるのは、マイナポイントの付与期間なのが大きいでしょう」(霞が関関係者)
今年2月末までにカードを申請していれば、カード取得、保険証の利用、公金受取口座の利用登録で計2万円分のポイントがもらえる。これらのポイント申請の締め切りが9月末までなのだ。
福井市ではカードを申請済みでカードを受け取っていない人が8331人(7月26日時点)。市は「ポイント付与の期限である9月末に駆け込みで受け取りに来る人が想定され、混雑が予想される。早めの受け取りを呼びかけています」(市民課)と日刊ゲンダイの取材に答えた。一種の“ポイント特需”である。
では、9月末にポイント付与期間が終了し、特需が過ぎ去ればどうなるのか。
マイナ不信の意思表示
ポイント付与期間が終われば自主返納が増える可能性が(C)日刊ゲンダイ
カード普及の最大の原動力はポイント付与。政府が用意した“アメ玉”である。付与期間が終われば、カードは「用なし」となり、自主返納が増える可能性がある。
加えて、返納を後押ししそうなのが資格確認書だ。「共通番号いらないネット」事務局の宮崎俊郎氏が言う。
「来秋の保険証廃止を堅持する代わりに、資格確認書の有効期限が延長され、現行の保険証とあまり変わらなくなります。マイナ保険証を持っていた人が資格確認書で十分と考え、カードそのものの返却に動いてもおかしくない。さらに、大きいのは国民のマイナ不信です。7割超の反対世論に耳を傾けず、来秋の保険証廃止をゴリ押しする岸田政権への抗議の意味も込めて、自主返納が拡大するのではないか」
日本財団が17〜19歳を対象にしたアンケート(7月14〜17日実施=回答1000人)によると、カードを保有または申請中との回答者のうち、「今すぐ返納したい」が1.3%、「いつか返納したい」が4.3%、「今のところ、返納したくはないが、状況により返納する可能性がある」が43.9%いた。デジタル好きの若年層でも半数が“返納予備軍”なのだ。
7月23日時点のカード交付枚数は9300万件。ポイント付与の終了と、資格確認書の期限延長を受けて、現在の交付枚数からジリジリ減少に転じれば、岸田首相は真っ青だろう。秋の自主返納ラッシュは起きるのか。
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