<■376行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可> 木原事件 噓つきは5人いる 捜査幹部が「あのドラレコは・・・」 週刊文春2023年8月31日号 木原官房副長官の妻の元夫”怪死”事件。 遺族は再び警視庁捜査1課の担当者に呼び出された。 だが、その説明は不可解そのものだった。 次々と浮上する矛盾、漏れ伝わる捜査幹部の反論。 嘘を付いているのは一体、誰だ? 「捜査の結果、部屋の状況やご遺体の状況から、争ったような跡は認められなかったんですね」 「自殺と考えて矛盾はありません」 2023年8月9日午後4時、警視庁世田谷署内の一室。 捜査1課特命捜査第1係長のW警部は、安田種雄さん(享年28歳、事件は2006年4月10日)の父、2人の姉と向き合うと、事前に用意された”模範解答”を淀みなく披露した。 遺族がW係長と言葉を交わすのは、この時が初めてではない。 遡ること約3週間前。 失われた17年間の悲痛な想いを文字に込め、捜査の継続を求めた上申書を提出した遺族に対し、W係長は 「捜査は尽くしています」 と繰り返した。 遺族の希望は打ち砕かれ、警察への不信感が俄かに沸騰した。 そして迎えた2度目の面談。 W係長の口から飛び出したのは、驚くべき説明だった。 「この写真を見て下さい」 「現場の廊下にあった滴下血液ですがー」 ◇ 小誌は2023年7月13日号以降、1カ月超に渡り、政権中枢を担う木原誠二官房副長官の妻X子さんが、かつて結婚していた安田種雄さん(享年28)の不審死事件に関し、重要参考人として事情聴取や家宅捜索を受けていたと報じてきた。 X子さんの取調官だった佐藤誠元警部補が実名で小誌の取材に応じ、2023年7月28日には記者会見を開くという異例の経過を辿った”木原事件”。 だが警察側は、2023年7月13日に露木康浩警察庁長官が 「証拠上、事件性が認められない」 とコメントして以来、その姿勢を崩そうとしない。 佐藤誠元警部補の実名告発をもってしても、尚、真相が明らかにならないのは何故か。 事件を巡って 「嘘」 を付いているのは、一体誰なのかー。 小誌は今回、本当に事件は 「自殺と考えて矛盾はないのか」、 新たな証言を得た。 再捜査の最中だった2018年10月上旬。 捜査1課殺人犯捜査第1係(サツイチ)のメンバーら4〜5人で構成される 「証拠班」 の1人が裁判所に持ち込んだのは、関係先を捜査するための 「捜索差押許可状」 の申請に必要な 「一件書類」 だった。 供述調書、実況見分調書、そして数十枚の写真の束。 それは厚さ15cm以上に及んだが、最も重要な書類は、法医学者の鑑定書と意見書である。 ■「自殺と考えるのは無理」 サツイチのメンバーが着目したポイントの1つは、安田種雄さんの遺体に付いたナイフの傷だった。 安田種雄さんの死因は失血死で、遺体にはナイフを頭上から喉元に向かって刺したとみられる傷があり、ナイフは仰向けに倒れていた安田種雄さんの右膝辺りに置かれていた。 つまり、自殺とするならば、安田種雄さんが自らナイフを喉元に突き立てた上で、それを自ら引き抜き、自身の足元に置く必要があるのだ。 佐藤誠元警部補が語る。 「当時、証拠班は豚の肉を用意し、ナイフで刺した場合の血の付き方などを細かく分析していた」 「更に、法医学者にも検証を依頼」 「その結果、 『事件の可能性が高い』 という結論を得て、鑑定書を書いてもらったんだ」 当時の経緯を知る捜査幹部も断言する。 「再捜査の際に法医学者に分析を依頼したのは事実」 「その結果、 『傷の状況から、1回刺したものを本人が引き抜くのは、筋肉の性質的に難しい』 『自殺と考えるのは無理がある』 というような回答を得ました」 この鑑定書を含む 「一件書類」 を裁判官は半日がかりで精査。 その結果、 「事件性がある」 という相当な理由が認められたため、捜索差押許可状が発布された。 つまり、法医学者も裁判所も 「他殺の可能性がある」 と判断していたのだ。 にもかかわらず、遺族に対して 「自殺と考えて矛盾はない」 と強弁したのが、冒頭のW係長である。 W係長の奇妙な説明の1つが、ナイフについてだ。 遺体の第1発見者となった安田種雄さんの父は 「あまり血は付着していなかった」 と振り返る。 また、2018年に再捜査が行われる発端となったのも、大塚署の女性刑事がナイフの血の付き方に着目し 「誰かが血糊(ちのり)を拭き取ったのでは」 と疑念を抱いたからだった。 だが、W係長は遺族にこう語ったのだ。 「ナイフは本人が引き抜いたと考えて矛盾しない」 「ナイフを抜く時、硬い筋肉で血が拭われたんです」 それだけではない。 小誌2023年8月10日号で、”事件性アリ”の決定的証拠である <捜査メモ> の内容を報じた。 小誌が入手したのは、2018年12月12日付の捜査メモ。 作成者は2018年春から一連の捜査を指揮していたサツイチの係長(当時)である。 警察庁から広域技能指導官に指定されたベテラン刑事が着目したのは、廊下に滴り落ちた複数の血痕だった。 <廊下の血痕は、凶器から滴下したもの> <(中略)こうした犯行現場の状況から何者かが凶器を持ち出し、1度部屋を出たことが推察される> 現場となった安田種雄さんの自宅の廊下に血痕が残されており、これが殺人事件であることを裏付ける重要な証拠だったのだ。 小誌報道を読んだ遺族は、W係長との2度目の面談の前に、事前にこの点についても質問。 これに対し、面談の席でW係長が用意してきたのは、A4用紙2枚にプリントされた写真だった。 1枚目は遺体の搬送前、2枚目は搬送後のものだという。 搬送後とされる写真に写された和室の戸の桟付近には、直径1cm程度の血液痕が2つ落ちていた。 W係長は遺族に対し、こう釈明したのだ。 「遺体を部屋から出して階段を降りる時、スイッチバック(険しい斜面を登坂・降坂するため、ある方向から概ね反対方向へと鋭角的に進行方向を転換するジグザグに敷かれた道路又は鉄道線路)みたいにしないと出せないと思うんです」 「搬送の際に廊下に血液が付いたと考えて間違いない」 しかし、 「搬送前」 とされる写真に同じ場所が写されたものはなく、搬送の際に血液が落ちたことを裏付ける証拠はなかった。 遺族はただ首を傾げる他なかったという。 前出の佐藤誠元警部補も 「搬出の際に血液が付くなんて100%あり得ない」 と語る。 「俺は約1500体の遺体を扱ってきたけど、必ずグレーのチャック付きの遺体収納袋に詰めるので血が滴ることは絶対ないだろ」 「事件が起きると現場鑑識が臨場して写真を撮影して、指紋やDNAを採取する」 「現場保存の作業は3〜4時間かかる」 「そうすると、当然血は固まっている」 「搬出で滴り落ちるはずがない」 前出の再捜査の経緯を知る捜査幹部も、こう怒りを滲ませる。 「こんな説明をするなんて遺族に失礼だよね」 「事件は終わっていない」 「自分もそうだけど、捜査員で『これで終わり』って思ってる人は誰もいない」 何故W係長は遺族に 「嘘」 を重ねるのか。 それは、警察組織の 「事件性はない」 との判断に平仄(物事の順序・道理・筋道)を合わせるためだ。 では、彼らは如何にして無理筋の結論に至ったのか。 2023年7月26日の夜のこと。 警視庁の重松弘教刑事部長の執務室に集まったのは、刑事部のナンバー2である井ノ口徹参事官と、國府田(こうだ)剛捜査1課長だ。 2023年7月26日の正午には小誌電子版で、佐藤誠元警部補の実名告発を掲載した記事が、雑誌の発売に先駆けて公開されたばかり。 警視庁幹部が膝を突き合わせたのは、組織のトップの”鶴の一声”がきっかけだったという。 「露木康浩警察庁長官が 『火消ししろ』 と重松弘教刑事部長に命じたそうです」 「後輩の露木康浩警察庁長官に 『どうにかしてやれよ』 と発破を掛けたのは、元警察庁長官で現在は木原誠二官房副長官と共に官房副長官を務める栗生俊一(くりゅう しゅんいち)氏だったそうです」 (捜査関係者) 夜遅くまで続いた”3者会談”では、國府田(こうだ)剛捜査1課長が 「自殺と考えて矛盾はない」 とするロジックを披露。 捜査1課長を歴任した井ノ口徹参事官は後輩の意見に耳を傾けていたが、やがてこう口にする。 「自殺とする根拠がない」 「さすがにマズいだろう」 だが、最後は重松弘教刑事部長がその場を取り成した。 こうしたお粗末過ぎる3者会談の結果、警察は木原事件の重い扉を閉じることを決めたのだ。 そして、2023年7月28日の佐藤誠元警部補の会見の直後、國府田(こうだ)剛捜査1課長は、警察担当記者を集めた定例レクでこう言い放った。 「事件性が認められない」 「自殺と考えて矛盾はない」 「事件性がない以上、捜査すべき人も認められない」 更にー。 彼が 「嘘」 で隠そうとしているのが、木原誠二官房副長官の関与だ。 小誌は佐藤誠元警部補から、木原誠二官房副長官が捜査に”介入”したことを示唆する重要証言を得ていた。 2018年10月、X子さんは取り調べを終えると、木原誠二官房副長官と落ち合って警視庁本部からタクシーで帰宅。 捜査員が車内のドライブレコーダーを回収し、佐藤誠元警部補が分析すると、木原誠二官房副長官はX子さんにこう語り掛けていた。 「俺が手を回しておいたから心配するな」 木原誠二官房副長官の決定的な発言が記録されたドラレコ。 だが、ある捜査幹部は周囲にこう吹聴しているのだ。 「例のドラレコが存在するのは確認したが、音声が聞き取りづらい」 「『手を回した』云々という発言は、佐藤誠元警部補の思い込みなのでは」 佐藤誠元警部補の証言を火消しする説明。 だが、当の佐藤誠元警部補が語気を強めて言う。 「タクシー会社から画像データを受け取り、パソコンで視聴したが、音は鮮明だった」 「そもそも、ドラレコは捜査に不可欠なものだ」 「今回だけでなく、例えば2015年、埼玉県本庄市死体遺棄事件で指名手配されていた斎藤邦実の潜伏先を割り出した際には、関係者が乗ったタクシーのドラレコが決め手になった」 「音が聞き取りづらいなんてことがあるはずがない」 数々の 「嘘」 に糊塗され、木原事件の捜査は未だ動く気配を見せない。 ◇ 渦中の木原誠二官房副長官は、久しぶりにカメラの前に姿を見せた。 2023年8月17日、日米韓首脳会議のため訪米した岸田文雄首相に同行したのだ。 だが、この訪米同行は異例ずくめだった。 ■内閣改造で木原氏はどうなる 「木原誠二官房副長官は1度同行を辞退したのですが 『今回の首脳会談は重要だから』 と岸田首相が押し切ったそうです」 「首相の会見前には懇意のエマニュエル米国駐日大使と談笑している姿も見られた」 「ただ、木原誠二官房副長官はこの訪米の間、同行記者団へのブリーフィングを一切しなかった」 「岸田首相が”重要な首脳会談”と位置付けるからには、官房副長官自らその意義を記者団に説明して然るべきなのに、異例の対応です」 (政治部記者) 報道陣を避け、事件について世間の関心が離れることをひたすら待っているかのようにも映る木原誠二官房副長官。 首相官邸も 「嘘」 で事態の矮小化を図っているという。 小誌は2023年8月10日に合併号が発売されると1週間の休みに入るのが慣例。 この間、木原誠二官房副長官の上司に当たる松野博一官房長官は、周囲にこう語っていた。 「夏休み明けたら文春は木原をやらないらしいよ」 松野博一官房長官が、”他人事”を貫けるのは、大手メディアが事件を大きく扱ってこなかったためだ。 木原誠二官房副長官は報道当初から代理人弁護士を通じて 「文春を刑事告訴する」 と宣言し、メディア各社に 「人権侵害」 を名目に”後追い報道”には注意するよう呼び掛けていた。 「実際、2023年8月1日には立憲民主党の公開質問状に、木原誠二官房副長官側が 『当該報道については既に刑事告訴したところであります』 と回答」 「これを基に各社、木原誠二官房副長官が刑事告訴した旨を報じました」 「木原誠二官房副長官側とすれば事件を扱えば刑事告訴されるという前例を作り、メディアを牽制する意図もあるでしょう」 (前出・記者) だが、検察担当記者は首を傾げるのだ。 「東京地検が刑事告訴を受理したという話は、全く漏れ伝わってきません」 「政権幹部が関わる重大案件ですから、受理されれば伝わって来るはずですが・・・」 警視庁刑事部の幹部も小誌の取材に 「うちには特に来てないよ」 と否定。 ではいつ、どの捜査機関に刑事告訴を行ったのか。 木原誠二官房副長官事務所に尋ねたが、期日までに回答はなかった。 露木康浩警察庁長官を筆頭に、國府田(こうだ)剛捜査1課長、W係長ら警察側は、 「嘘」 で事件の本質を覆い隠す。 松野博一官房長官は 「嘘」 で事件の幕引きを図る。 そして、木原誠二官房副長官自身の 「嘘」 も発覚した。 小誌が報じて来た、木原誠二官房副長官の愛人と隠し子B子ちゃんの存在。 B子ちゃんについて、木原誠二官房副長官は小誌の取材に 「親子関係はない」 と断言してきた。 だが、現在発売中の月刊「文藝春秋」2023年9月号に対し、B子ちゃんが実子であることは 「事実です」 と認めているのだ。 目下、永田町では、2023年9月中旬には内閣改造があると囁かれる。 最大の焦点となるのは木原誠二官房副長官の去就だ。 「本人は憔悴し 『これ以上迷惑はかけられない』 と辞意を示唆している」 「その意思は岸田首相にも伝えているようです」 (官邸関係者) だが、岸田首相は周囲にこう嘯いているという。 「俺が良ければ、それでいいんだろ」 ”嘘つき”を野放しにし、事件の真相が藪の中になることはあってはならない。【全文】佐藤誠元警部補の記者会見内容|安田種雄事件再捜査はなしか 政治 2023.07.30 https://www.shikoku-taikonohana.com/2023/07/30/satoumakoto-kaikenzenbun/ 木原誠二氏の妻、郁子さんの元夫、安田種雄氏が変死した事件。 これを捜査していた佐藤誠元警部補が記者会見を開きました。 その全文をまとめていきます。 目次 【全文】佐藤誠元警部補の記者会見内容 質疑応答:X子には前科があったのか 質疑応答:捜査チームが当たった人に被疑者はいたのか 質疑応答:YとXが安田種雄といた話 質疑応答:どうすれば再捜査が始まる? 質疑応答:木原誠二の妻でなければ操作は変わったか 質疑応答:重要参考人は叙勲者、警察官どれが捜査難しい? 質疑応答:事件だという証拠は 質疑応答:物証はあったのか 質疑応答:佐藤誠の行為は法律違反では 質疑応答:X子も覚せい剤をしていた? 質疑応答:X子はどんな人 質疑応答:政治家に対して意見は 質疑応答:操作が打ち切りになった経緯や理由は 質疑応答:女性捜査官とはつながりは? 質疑応答:安田種雄の傷口は 質疑応答:Zが怪しいのはなぜ? 質疑応答:文春では最後にZがでるが佐藤誠さんはもっと前から知ってたのでは? 質疑応答:携帯電話が1台消えた 質疑応答:安田種雄の遺族と会ったのか 質疑応答:捜査本部全体の見立てはX子か 佐藤誠の記者会見後の木原誠二の動き 佐藤誠元警部補の会見への世間の声 【全文】佐藤誠元警部補の記者会見内容|再捜査はなしか。まとめ 【全文】佐藤誠元警部補の記者会見内容 ※登場人物について X子さんは名前が隠されていますが、木原誠二氏の現在の妻、木原郁子さんです。 Y氏は当時の不倫相手、渥美豪氏。 Z氏は不明ですが、ボクサーをしていたことから関係性を見て木原郁子さんの父、舩元賢二氏ではないかと思われています。 佐藤誠さん1959年5月10日生まれ。 木原誠二氏の妻である郁子の捜査を担当しています。 まずは経緯を説明します。 YouTubeで佐藤あきらさんの配信をみて、驚いて、警察の指示がないと書けない内容だったため。 あまりにもめくりすぎていた、本当に現職の警察が言ったのか驚いた。 YouTubeが好きで見ていくうちにかかわったら大変だと感じた。 当時住んでいた家の隣の人から、文春がきてたよ!と言われてそこから名刺に電話したのが始まり。 どっからこの記事が流れたのか知りたかった。 文春から佐藤誠氏自身に、2、3回電話がきて堪忍してくれたといった。 警察庁長官の会見で、事件性がないといわれてカチンときた。 被害者に対して火に油を注いでると感じた。 現場の警察より被害者がかわいそうだっため、取材に応じた。 正義感とかではなく、その時頭にきてもういいよ、受けるよ、といった。 それがきっかけで会見が行われ、もう中途半端にはできないと。 事件性がないというのは、調べ官だったので情報や証拠が全部、私の方に集中する。 自殺の証拠は一切なく、事件だ。 怖さは特になかった。 警察退職したら何でも話していいのか、そんな警察官がいたら怖いと思う人もいると思う。 でもここの会見でいうしかない、と思ってしまった。 安田種雄さんと俺の前で自殺の証拠をもってきてくれたら済む話。 大塚警察署はミスっちゃったのかなという感じ。 こういった経緯。 質疑応答:X子には前科があったのか 若い頃の友達がやったという話があって、調べ室で聞いた。 シンナーをやっていたといわれているが、前科はないと思われる。 佐藤誠氏は、DNA、ポリグラフ検査をしたとのことです。 質疑応答:捜査チームが当たった人に被疑者はいたのか 佐藤さん個人の意見では、 調べ官は見立てするわけですが、週刊誌にもあるように、安田種雄の殺害(のどから一突き)あれはどうやったって女ではできない。 ナイフを使うと必ず手に傷が入る。 その手の傷がX子さんにはなかった。 最初佐藤誠さんはX子さんが、この人怪しいなと思っていたが少しずつ変わっていった、またY氏は時間的に無理。 Z氏についてはわからない。 操作に関しては終わり方が異常だった。 100件以上捜査してきましたが、こんな終わり方はなかった。 捜査を始める、そして捜査を終える、と被害者の家族に伝えていくのが普通、それが5年放置されて突如終わった、しかも安田種雄の死に、露木警視庁長官は事件性はないというので怒りが出た。 質疑応答:YとXが安田種雄といた話 Y氏は安田種雄の死亡現場にいて、安田種雄の父が家に来た時カーテンの裏に隠れていた。 生きてる時にY氏はX子に呼ばれていると、X子はコメント。 しかし実際はX子はY氏を死んだ後に呼んでる。 X子は、Y氏を呼んだってことを認めてしまったので、そのあとの流れの話は嘘。 嘘をつかざるを得なくなった。 また、指紋がついちゃったかもしれない。というX子の発言もありますが、自分の家のモノに指紋が付いていてもおかしいことはない。 これは、X子はついた指紋をふき取ってくれとY氏に言っているはず。 Z氏は任意同行を拒否していることについて→それについてはわからない。 また、今後の捜査をしないとZ氏はわからない。 質疑応答:どうすれば再捜査が始まる? 佐藤誠さん個人的には、 警察庁長官が事件性がない、と言っているので難しそう。 一番大事なのは、被害者。 起訴できるかもわからない、自殺かもしれない、被害者の方に結果を伝えないといけない。 一生懸命やったけど証拠が見つからない、操作をしたけど自殺でしたと、結果を言わないといけない。 それが今回の安田種雄の一件では何も言われていなかった。 だから5年も開いて報告され、安田種雄氏の父は怒っている。 しかも自殺に関する証拠もない。 なぜ証拠がないのに、警察庁長官は事件性がないといったのか。 事件性が高いというのは、俺(佐藤誠さん)が一番証拠を知っている。 質疑応答:木原誠二の妻でなければ操作は変わったか ドラレコには、刑事にしゃべるな、俺が手を回しておいたから安心しろ。 という木原誠二氏の木原郁子氏への言葉はよくないのでは? 臨時国会が始まると、小さい子供は面倒見れないので、任意同行だった。 1回目は断られて、もう任意同行は来ないと思った。もちろんこれはあり。 スムーズにいったのは、当時の幹事長二階氏が、ちゃんと警察には答えないといけない、と木原誠二氏は言われたため、翌日からは楽に操作ができた。 この件に関して二階さんには感謝してる。 妻の罪を夫が隠す、というのは違反行為にならない。 タクシーの中のドラレコも、励ましてるだけともとれる。 これはハッタリともとれる、ため。 タクシーの中でY氏の名前が出て驚いた。X子が木原誠二氏にY氏の話を共有していることに驚き。 木原誠二氏がいたことでやりづらさはあった。 質疑応答:重要参考人は叙勲者、警察官どれが捜査難しい? 個人的には、全員ハードルが上がる。 一般人よりやはり難しかったといえる。 とはいえ、いつも通りしっかり捜査をしていた。 上の人間は少し気にしていたと思います。 質疑応答:事件だという証拠は 当時の写真が、事件の証拠。 だが、証拠は少し乏しい。 当時の関係者の、供述調書くらいしかない。 事件関係者全員が覚せい剤中毒者だったため警察も本腰を入れていなかった模様。 ただ、安田種雄の事件は、自殺と認めるものがなかった。これが事件だと思われる強い証拠になる。 本当に豚の肉を買ってきて、どれくらいナイフがささるか、血が流れるか、なども実験している。 その結果、事件当時のようにはならないことからもわかる。 東大の先生にも聞いて判断した。 質疑応答:物証はあったのか 安田種雄の事件には捜査時間が足りず、事件だとする物証は見つけられなかった。 その中でX子に取り調べを10回ほどした。 Y氏の収監されている宮崎にも何度も飛んだ。 Y氏の供述が一番です。 捜査が始まった以上、白黒をつけないといけないが、そこまで行けず中断させられた。 質疑応答:佐藤誠の行為は法律違反では もうここまで来たら引けない。 たしかに法律に触れることは予想できた。 辞めた警察官がペラペラしゃべったら怖いと思う人もいるだろうが、これは突っ込むしかない。 質疑応答:X子も覚せい剤をしていた? 安田種雄氏は、覚せい剤使用のブラックリストで、X子も調べられたようだが、こちらでは使用は確認できなかった。 100回分くらい覚せい剤使用しなければ、死にはいたらない。 質疑応答:X子はどんな人 反応が素直で、受け答えが素直だった。 かまをかけたら引っかかったり、机をたたくとびくっとしていた。 当時のバッグも高価だったかもしれない、毎回違う服で調べ室に来ていた。 髪の毛もセットしてきた。 質疑応答:政治家に対して意見は 個人的には、もう少し証拠などをもってきてもいいのではと思う。 だが、そんなことを言える立場ではないし、あまり政治はわからない。 質疑応答:操作が打ち切りになった経緯や理由は 先ほども言いましたが、終わり方が異常。 時効はない、自殺か捕まえるしかない。 灰色だったら終わらない、被害者にも終わる理由や説明がない。 取り調べしていた木原誠二氏など、国会が始まるため、操作が終了となった。 自然消滅したような操作の終わり方。 被害者に対する締めがない。 質疑応答:女性捜査官とはつながりは? 2018年に安田種雄の捜査を担当していた女性捜査官。 彼女と佐藤誠氏はしょっちゅうあうってことはない。 飲み会では、こういった話になると思いますが、佐藤さんには特に話は来ないとのこと。 Y氏は逮捕したらやっぱり喋らない。 刑務所に入っている状態でY氏に聞いた方がスムーズに進められた。 質疑応答:安田種雄の傷口は 安田種雄氏の父は、傷口は喉にあったといっていて、 一突きだったとのこと。 情報調整局長になった木原誠二氏。 役職は関係ないので取り調べにはそこまで影響はなかった。 質疑応答:Zが怪しいのはなぜ? これについては勘。 個人的にZ氏が怪しいといっていた。 全部の証拠を見たうえで、佐藤さんはZは怪しいと見立てた。 決定的に、安田種雄を殺害した物証があって、というわけでもない。消去法でそうなった。 質疑応答:文春では最後にZがでるが佐藤誠さんはもっと前から知ってたのでは? 消去法でいくと、X子でもないし、となった。 あくまでも推理で見立てでZ氏。 10月の10日からの捜査で1か月もなかったが 2、3日目からZ氏が怪しいのではないかと佐藤さんは思っていた。 この件と佐藤さんの退職は関係ない。 おふくろがなくなったので家を売って、これからは市役所でちょこっと仕事をさせてもらえればと考えてる。 質疑応答:携帯電話が1台消えた メール分析は分析班がやっており、推測できる部分は多かったが、 犯人だと断定できるやりとりは不明だった。 携帯がなくなったのだが、その記憶はないと。 質疑応答:安田種雄の遺族と会ったのか 佐藤誠さんは安田種雄氏の遺族は会ったことはない。 それは担当がいる。 安田種雄氏の父の会見をみたが、とてもかわいそうだった。 やはり大切なのは遺族。 警察には感謝しているといってくれた安田種雄氏の父には感謝している。 なぜもっと遺族を逆なでするような対応をするのか腹立たしい。 質疑応答:捜査本部全体の見立てはX子か X子だと見立てていました。 佐藤さんはZだと思っていたが、サツイチはX子だと思っていたはず。 ■佐藤誠の記者会見後の木原誠二の動き 佐藤誠氏の記者会見後、木原誠二氏が動いています。 妻の代理人ですがやはり木原誠二氏の指示だと考えられます。 木原誠二官房副長官の妻の代理人は28日、週刊文春の報道を巡り、日本弁護士連合会に人権救済の申し立てをしたと明らかにした。「深刻な人権侵害、恣意(しい)的な社会的制裁が生じている」としている。 人権救済の申し立てを申請しています。 確かに記者会見では木原誠二氏の妻の名前が出ていますし、これは当然といえます。 また、警視庁では、 警視庁の国府田剛捜査1課長は「証拠上事件性は認められない」とのコメントを発表。元捜査員が会見で、関係者のプライバシーや捜査の具体的内容などを明らかにしたとして、「誠に遺憾。捜査への信頼に関わる」とした。 これは佐藤誠氏も覚悟していたようですが、 辞めた警察官が捜査についてしゃべるのは、公務員法にも触れるため、今後対応が必要になってきそうです。 ■佐藤誠元警部補の会見への世間の声 やはり物証や核心的なところに触れられなかったこと、ここに満足いってない声が多く上がっていますね。 とはいえ、勇気ある会見に佐藤さんへの称賛の声も上がっていました。
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