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汚染水海洋放出に国内外で反発高まる コスト優先し科学歪める政府 トリチウム以外に62核種が基準超え 風評では済まされぬ実害(長周新聞)
http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/333.html
投稿者 赤かぶ 日時 2023 年 8 月 01 日 23:05:15: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

汚染水海洋放出に国内外で反発高まる コスト優先し科学歪める政府 トリチウム以外に62核種が基準超え 風評では済まされぬ実害
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/27254
2023年8月1日 長周新聞

 東京電力の福島第一原発の炉心溶融(メルトダウン)事故から12年が経つが、溶け落ちた核燃料デブリは今なお冷却し続けなければ再臨界する危険性をはらんでおり、事故の終息はいまだ見通せていない。ここで持ち上がっているのが、核燃料デブリを冷却するために注入した水や、流入する地下水が直接核燃料デブリに接することで発生する放射能汚染水の処理問題だ。東電はこれまで福島第一原発の敷地内のタンクに放射能汚染水を貯め続けてきたが、タンクの建設に限界があるという理由で2014年に当時の菅政府が「海洋放出」を決定した。この菅政府の一方的な海洋放出決定は国内の漁業者をはじめ、近隣諸国を先頭に国際的にも激しい反発を呼んだが、最近岸田首相は「春から夏までに海洋放出に着手する計画に変更はない」と改めて表明して、一段と国内外の反発の世論は高まっている。放射能汚染水の海洋放出のなにが問題なのか、海洋放出以外に処理方法はないのかなどについて専門家の意見も踏まえて再度考えてみたい。


福島原発敷地内に貯まり続けている汚染水タンク

 岸田政府は7月4日、国際原子力機関(IAEA)から、東京電力の海洋放出計画は「国際的な安全基準に合致」しており、海洋放出で放射線が人や環境に与える影響は「無視できるほどごくわずか」との包括報告書を受けとり、これを錦の御旗に国内の漁業者や近隣諸国に海洋放出を認めさせようと奔走している。

 7月14日には西村経済産業相が全国漁業協同組合連合会(全漁連)を訪れ坂本雅信会長と会談し、海洋放出への理解を求めた。西村経産相はIAEAの包括報告書の内容を説明したが、坂本会長は政府が夏ごろの開始をめざす汚染水の海洋放出について改めて反対の立場を表明した。坂本会長は「われわれの唯一の望みは漁業を安心して継続したいということだ。科学的な安全と社会的な安心は違う。安心を得ないかぎり反対の立場を崩すわけにはいかない」とのべた。

 会談には福島県をはじめ青森、岩手、宮城、茨城各県の漁業団体幹部も同席した。

 西村経産相は11日にも福島県漁連に対して海洋放出への理解を求めたが、野崎哲会長は改めて反対を表明した。政府と東電は2015年に福島県漁連に対して「関係者の理解なしには(汚染水の)いかなる処分もしない」と約束している。

 福島県の漁業者をはじめ周辺各県の漁業者は東日本大震災と福島原発事故災害からの復興のために筆舌に尽くし難い努力をし、やっと震災前の漁業操業をおこなえる灯りが見えるところまできた。そこに放射能汚染水の海洋放出が持ち上がり、これまでの努力を水の泡にしかねない災いとしてふりかかっている。

 香港政府は7月12日、日本政府が福島第一原発の放射能汚染水を海洋放出した場合、日本国内10都県を産地とする水産物の輸入を禁止すると発表した。東京、福島、千葉、栃木、茨城、群馬、宮城、新潟、長野、埼玉の各都県が対象となっている。生鮮、冷凍、冷蔵、乾燥またはその他の方法で保存されたすべての水産物と海水由来の塩、海藻を禁輸するとしている。

 香港に続いてマカオの食品安全行政を管轄する市政署も14日、日本が海洋放出を開始した場合、輸入申請モラトリアム(事実上の禁輸措置)の対象を現行の福島県に加えて9つの最高リスク地区(千葉、栃木、茨城、群馬、宮城、新潟、長野、埼玉、東京の各都県)の野菜、果物、牛乳・乳製品、水産・水産加工品、食肉類・食肉加工品に拡大すると発表した。さらに他の地域から輸入される生鮮食品についても放射線検査証明の添付を必須とし、検査・検疫をパスすることを要件化する可能性も排除しないとした。

 中国政府はIAEAの包括報告書について「日本国内外の反対の強い声を抑えられるものではない」とし、「最新の世論調査では韓国では国民の8割以上が賛成していない。太平洋島しょ国やフィリピン、インドネシア、南アフリカ、ペルーなどの専門家や国民も抗議の声を上げている。福島の放射能汚染水海洋放出は世界の重大な公共の利益にかかわるもので、あいまいにすることは許されず、間違いは許されない。中国は日本が科学を尊重し、事実を尊重し、IAEAの報告を海洋放出の“後ろ盾”とすることなく、国際的道義的義務と国際法の義務を忠実に果たし、海洋放出計画を停止し、責任ある方法で放射能汚染水を処理するよう促す」と表明している。

 また、中国外務省は七日、松野官房長官が「中国と韓国の原発はトリチウムの濃度が比較的高い液体を海洋に放出している」と発言していることについての見解を以下の要旨で明らかにした。

 「日本は福島原発事故の汚染水と世界各地の原発の正常運転による排水を一緒に論じている。これは概念のすり替えで、世論をミスリードするものだ。福島原発事故の溶解した原子炉の炉心に接触した放射能汚染水と、正常に運転されている原発の炉心に直接接触していない排水は本質的に異なる。発生源が異なり、含まれる放射性核種が異なり、処理の難度が異なり、根本的に比較できない。とくにIAEAは日本の浄化設備の有効性と長期的信頼性を評価しておらず、今後30年間、すべての放射能汚染水が処理基準をクリアすることを保証することはできない。日本が原発の正常運転による排水を持ち出し、海洋放出の誤った決定を“白”としようとするのは、科学の看板を掲げて国際社会をミスリードするものだ」としている。

 さらにIAEAの包括報告書について「IAEAが慌ただしく発表した報告は評価作業に参加したすべての各国専門家の意見を十分に反映しておらず、関係の結論には極限性と一面性があり、国際社会の懸念を解決していない。日本が今回の報告を海洋放出の“通行証”とせず、計画強行を停止し、責任ある方法で放射能汚染水を処理するよう促す」とコメントしている。

 中国政府は7月11〜14日にかけて開催されたASEAN外相会議やASEAN地域フォーラムの場でも日本の汚染水海洋放出を批判し、国際会議の場でとりあげるよう促した。

 韓国でもこの間、漁業者をはじめ国民的な海洋放出反対の世論と行動が盛り上がってきていた。尹政府はそうした国民世論に対抗し、IAEA報告書に理解を示し、日本の海洋放出を容認する態度をとった。韓国で7月11〜13日に全国で18歳以上を対象におこなった世論調査では、尹大統領の支持率は32%で前の週の支持率38%から6%も下落した。理由としては「福島原発汚染水放出問題」と「外交」がそれぞれ14%でもっとも多かった。支持率の下落幅はとくに福島原発汚染水の海洋放出の直接的な影響を受ける層で大きく、釜山、蔚山、慶尚南道では11㌽も下落した。

 海洋生物学者であるハワイ大学のロバート・H・リッチモンド教授は、日本政府の放射能汚染水海洋放出計画を詳細に審査した結果、同計画の安全性に疑問があると判断したと表明し、IAEAが7月4日に発表した包括報告書を認めない考えを明らかにした。

 同教授は太平洋島しょフォーラムの委嘱を受けた科学者で、福島第一原発にも足を運び、東電や日本政府、IAEAとの会議にも参加した経験を踏まえ、「日本が手配した会談の多くは政治家や政策立案者のものだった」とし、「海洋放出計画では科学は脇に置かれているようだ」とのべている。IAEAの報告書については「これは政治とカネにもとづいた決定であり、日本のこの計画はいくつかの原則に反しているだけでなく、IAEAの基準にも違反している」との見解を示している。

国際条約違反の行為 ロンドン条約など


原発汚染水の海洋放出に抗議する海上デモ(韓国、2021年)

 福島原発の汚染水の海洋放出が国内ばかりではなく、国際的な問題として広がっているのは海が一つだからだ。

 6月8日は「世界海洋デー」だが、昨年の「世界海洋デー」にあたって中国の報道機関は「海洋は地球上の生命の揺りかごであり、全人類がともに守るべきものである。しかし、海洋生態を公然と破壊する者たちがいる。2021年4月、日本は福島原子力発電所の原発汚染水を海洋に放出すると発表した。日本国内や国際社会から疑問や反対の声が絶えないなか、東京電力は来春から長期間かけて原発汚染水を太平洋に放出する計画だ」「専門家は原発汚染水は海洋生物を汚染するとともに、魚類の回遊を通じて海洋全体に拡散され、世界の海洋環境の安全、国際公衆衛生システム、周辺諸国の人々の基本的利益を著しく損なうと指摘する。ドイツの科学機関は、日本の発表したスピードで原発汚染水を放出した場合、57日足らずで太平洋の半分が汚染されると推算する」と報道した。

 海は一つであり、全人類にとっての宝であるところから、「海の憲法」とも呼ばれる「国連海洋法条約」があり、日本も批准している。この条約は「いずれの国も、あらゆる発生源からの海洋環境の汚染を防止し、軽減し及び規制するため、利用することができる実行可能な最善の手段を用い(中略)すべての必要な措置をとる(後略)」(194条1)とし、国家が海洋環境を保護することを義務づけている。

 とくに「毒性又は有害な物質(特に持続性のもの)の陸にある発生源からの放出」を規制し、海洋環境を汚染しないよう諸国に義務づけている。これに照らして見れば、放射性物質を含む汚染水の海洋放出は国連海洋条約に違反する行為であることは明らかだ。

 また、廃棄物その他の物の投棄による「海洋汚染の防止」に関する国際条約としては「ロンドン条約」があり、日本も批准している。1993年の改正であらゆる放射性廃棄物の海洋投棄が全面禁止され、その後放射性排水も対象となった。

 2011年の福島第一原発事故によって海が放射能で汚染されることについて、ロンドン条約の会議では加盟国から懸念の声があいついだ。

 日本政府は1993年3月30日の閣議決定で「1993年度原子力開発利用基本計画」の「低レベル放射性廃棄物の海洋投棄については、関係国の懸念を無視しておこなわない」とした。また、1993年11月2日の原子力委員会決定では「わが国としては今後、低レベル放射性廃棄物の処分の方針として海洋投棄を選択肢としない」としている。

 福島原発の汚染水の海洋放出はロンドン条約をはじめこうした閣議決定や原子力委員会決定にも明らかに違反している。

 ところが、2020年に原子力委員会は「低レベル廃棄物は固体廃棄物や固化した廃棄物を海洋に投棄して処分することを指す」とし、「液体である福島第一原発のトリチウム汚染水の海洋放出は海洋投棄には該当しない」との詭弁を弄している。

 ロンドン条約では「海洋投棄が禁止される“廃棄物その他の物”とは、あらゆる種類、形状又は性状の物質をいう」と定義し、「廃棄物その他の物の投棄(その形態及び状態のいかんを問わない)を禁止する」と明記している。固体以外の液体なら除外されるという理解そのものがロンドン条約違反となっている。

 また、2019年には英ロンドンの国際海事機関(IMO)本部で開催されたロンドン条約およびロンドン議定書の締約国会議で、初めて福島第一原発の汚染水の海洋放出問題が正式議題にのぼった。

 締約国会議に出席した中国とチリの代表団が原発汚染水の海洋放出の可能性に懸念を表明した。ガーナ出身の議長は、今後も引き続き議論するとし、日本に情報公開を求めた。

 日本が実際に汚染水を放出したときには、締約国会議で正式に問題提起し、これがロンドン条約およびロンドン議定書に違反すると判断されれば強制力を持つ決議案を提出することもできる。

 それまで日本政府は汚染水の海洋放出問題は、海洋投棄について定めたロンドン条約およびロンドン議定書ではなく、IAEAで話し合う問題だとの立場を主張してきた。それは違反が明らかなロンドン条約を基準にした論議の場ではなく、日本やアメリカ政府の影響力が及ぶIAEAを舞台とした論議に絞りたいという思惑が透けている。

デブリに接した汚染水 高濃度に汚染

 では、汚染水はどこから生まれ、どういった問題を含んでいるのか。

 2011年の福島第一原発事故では1〜3号機はメルトダウン事故を起こした。すべての電源を喪失して冷却機能が失われ、炉心の温度が異常に上昇し、核燃料の大部分が溶融し、圧力容器の底に溜まったメルトダウン、さらには高温により圧力容器の底が溶かされて燃料が容器の底を突きぬけたメルトスルー(溶融貫通)に至ったともいわれる。溶け落ちた核燃料は核燃料デブリ状態となっているが、冷却水を注入して冷却し続けないとふたたび重大事故になりかねない危険な状態が続いている。福島原発事故はいまだに終息していないし、終息の見通しも立っていないのが現実だ。

 溶け落ちた核燃料を冷却するために当初は1日400dの冷却水を注入し、それに地下水などの流入も加わり汚染水の発生は1日500dにのぼっていた。12年経過した今日も、冷却水を循環型にしたことによる減少があるものの、汚染水の発生は1日当り100dに達している。それらは直接核燃料デブリに接触した水であり、高度の放射能汚染水だ。

 東電は、この汚染水を汲み上げ、多核種除去設備=ALPS(アルプス)に送り、薬液による沈殿処理や活性炭などの吸着素材により放射性物質をとり除くとしている。東電の発表では、ただ放射性物質のトリチウムだけはとり除けないとし、そのままタンクに溜められてきた。これを海水で薄めてトリチウムの濃度を国の基準の40分の1となる1g当り1500ベクレル未満まで下げ、地下の入口から海底トンネルを通って沖合い1`の地点で放出するという計画だ。

 だが、東電の発表とは裏腹にタンクに溜まった汚染水の7割はトリチウム以外の62の放射線核種の濃度が全体として濃度基準をこえ、最大で1万9909倍になっていることがメディアのスクープで明らかになった。残存している核種のおもなものは、ストロンチウム90、セシウム137、セシウム134、コバルト60、アンチモン125、ルテニウム90、ヨウ素129などだ。

 東電がそれまでALPS小委員会に提出していた資料では、トリチウム以外の核種はALPSにより除去できているとのデータのみを示していた。その後東電もトリチウム以外の放射性物質を含んだ原発汚染水がタンクに貯蔵されていることを認めざるをえなくなった。こうした放射線核種が残存しているのは、汚染水が溶け落ちた核燃料デブリに直接接触したものであるためで、正常運転の原発から排出される温排水などと同等には論じられない。

 東電や政府は「ALPSで処理したトリチウム水は安全で、水とほとんどかわらず、しかもさらに希釈して海洋放出するから問題はない。あるとすれば風評被害だけだ」と宣伝している。

 だが、政府のALPS小委員会の報告書では、トリチウムは「他の放射性物質と比較して健康への影響は低い放射性物質」だが、「影響が出る被ばく形態は内部被ばく」であることを認めている。わずかであっても内部被ばくは生物に蓄積され、食物連鎖のなかで濃縮されていく。わずかであってもトリチウムが海藻に付着し、魚介類に摂取されれば、体内に蓄積され、何十年もの長期にわたって食物連鎖のなかで濃縮されていく。

 また、トリチウムが人体を構成する水素と置き換わったときには、近隣の細胞に影響を与え、DNAを構成する水素と置き換わった場合はDNAが破損する影響が起きる。

 トリチウムは水素の同位体で、三重水素とも呼ばれ、化学的性質は普通の水素と同一だが、β線を放出する放射性物質だ。半減期は12・3年である。

 トリチウム水の分子構造は水とほとんど変わらないため、人体にそれほど重大な影響は及ぼさないと政府はいうが、分子生物学者はむしろそれは逆だと指摘する。人の体重の約61%は水が占めている。人体はトリチウムを水と区別できず、容易に体内の組織にとり込みやすい。トリチウムを体内にとり込むと、体内では主要な化合物であるタンパク質、糖、脂肪などの有機物にも結合し、有機結合型トリチウム(OBT)となり、トリチウム水とは異なる影響を人体に与える。長いものでは15年間も体内にとどまり、その間、人体を内部被曝にさらし続ける場合がある。

 トリチウムが染色体異常を起こすことや、母乳を通じて子どもに残留することが動物実験で報告されている。動物実験ではトリチウムの被曝にあった動物の子孫の卵巣に腫瘍が発生する確率が五倍増加し、精巣萎縮や卵巣の縮みなどの生殖器の異常が観察されている。日本の放射性物質の海洋放出の基準は1g当り6万ベクレルで、これはICRP(国際放射線防護委員会)の勧告に則ったものだ。しかし分子生物学者らは、ICRP勧告はトリチウムのOBTとしての作用を明らかに過小評価していると指摘している。

 東電や政府はトリチウムを海水で希釈するので安全だといっているが、どの程度希釈するかよりも放出する総量が問題だが、海洋放出するトリチウムの総量については示していない。

 政府と東電の計画では福島第一原発の廃炉完成予定が2041〜51年としているが、現実には事故から12年たっても核燃料デブリがどこにあるかも、どのような方法でとり出すのかもわかっておらず、廃炉の見通しはまったく立っていない状況だ。核燃料デブリのとり出しが完了するまで冷却水を注入して冷やし続けなければならず、これからも際限なく汚染水は溜まり続ける。こうしたなかで海洋放出が一旦開始されれば、延々と放出が続けられることになり、総量も確定できない。

 一旦放出した放射性物質は回収できず、何世紀にもわたって環境を汚染し続ける。世界的な規模での人体や生態系への影響は計り知れず、漁業や農業への長期的な風評被害も深刻だ。

他にもある可能な技術 トリチウム分離も

 汚染水の処理は海洋放出以外にはないのか。

 ALPS小委員会は、技術的に可能な5つの処分方法を検討している。@地層注入=186・5億円以上、A海洋放出=34億円、B水蒸気放出=349億円、C水素放出=1000億円、D地下埋設=2431億円となっており、これを受けて2021年4月に菅政府がもっとも安くて済む海洋放出を決定した。

 この決定に対して中国は「海洋放出がもっとも低コストに抑えられるからだ。日本のやり方は非常に無責任かつ利己的なものだ。自国の財政難を口実に利用して、災いを近隣諸国に押しつけるような手法をとってはならない。これは国際社会の支持するルールではない」と反発した。

 「国連海洋法条約」では、「いずれの国も、あらゆる発生源からの海洋環境の汚染を防止し、軽減し及び規制するため、利用することができる実行可能な最善の手段を用い、かつ、自国の能力に応じ、単独で又は適当なときには共同して、この条約に適合するすべての必要な措置をとるもの」とある。陸上保管という「実行可能な最善の手段」があるにもかかわらず、海洋放出するということは、海洋環境保護の観点に反しており、認められないとの国際世論が高まった。

 また、実際にトリチウム分離の成功例も出てきた。近畿大学工学部の井原教授、近畿大学原子力研究所、東洋アルミニウム株式会社および近大発のベンチャー企業・株式会社ア・アトムテクノル近大らの研究チームは2018年に、放射性物質を含んだ汚染水から放射性物質の一つであるトリチウムを含む「トリチウム水」を分離・回収する方法と装置を開発したと発表した。

 研究で中心的な役割を担ってきた井原特別研究員は「さらなる研究のため」として政府系の補助金を申請したが、通らなかった。また、実用化に向け、大量のトリチウムを扱ったさいにどんな課題が生じるのか試験する必要があり、東電に第一原発の敷地内で試験がおこなえないか打診したが東電は協力を拒否した。

 当時の梶山経産相は「近畿大の研究技術は承知している」「まだ実験室レベルでの研究」と突き放し、この2カ月後に海洋放出を処理方針とした。

 このほかトリチウム分離技術はアメリカなどでもおこなわれている。技術的に難しいとはいえ、民間や海外で新技術への挑戦が続き、成功例も出ているにもかかわらず、政府や東電は検討もせず、コストの安い「海洋放出ありき」で突き進んでいる。重大事故を引き起こした責任の重さからみてもあるまじき対応だ。

 福島第一原発の重大事故を引き起こした責任は東電と政府にあり、被災者への補償、生活の復興に尽力することは当然だ。ところが、被災者の生活や生業の復興も道半ばにある現段階で、今度は大量の放射能汚染水の海洋放出を強行し、新たな放射能被害を押しつけようとしている。しかも、世界の海に与える影響は二の次で、汚染水をかかえる東電の事情を第一にし、「コストがかからない」ことだけを基準にした無謀な計画だ。このような海洋放出計画が国際社会からも激しい反発を受けるのは当然のことだ。東電と政府は、重大事故を引き起こした反省に立つならば、現代の科学技術の成果に真摯に学び、環境中に放射能を放出しないやり方での汚染水処理を真剣に追求する責任がある。
 

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コメント
1. 赤かぶ[196404] kNSCqYLU 2023年8月01日 23:05:52 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[2537] 報告

2. 赤かぶ[196405] kNSCqYLU 2023年8月01日 23:07:34 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[2538] 報告

3. 赤かぶ[196406] kNSCqYLU 2023年8月01日 23:08:15 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[2539] 報告

4. 赤かぶ[196407] kNSCqYLU 2023年8月01日 23:09:31 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[2540] 報告

5. 赤かぶ[196408] kNSCqYLU 2023年8月01日 23:10:42 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[2541] 報告

https://twitter.com/Holms6/status/1686356788265041923

Holmes#世論の理性
@Holms6

汚染水の海洋放出がいかに将来に禍根を残す危険な行為かを詳細に報道する長周新聞の記事。大手メディアは、ここまでは詳細に報道しない。

6. 2023年8月02日 01:12:23 : FQYtW7sgEw : N2ZsVHkxcHZuRXM=[637] 報告
まあ、日本が悪の国家としてウクライナ戦争の詰め腹を切らされるための、一大ページェントの始まりですなwww
ネトウヨは悪と共に滅びぬw
小沢信者は小沢と共に滅びぬw
いい気味である
7. 2023年8月02日 01:19:53 : sHh4SEcn5k : TTVWRDJiSlVJbi4=[788] 報告
<△23行くらい>
/

 ★>【 賢い中国は日本産の魚の輸入を禁止した 】<★ 1週間以上前!

 =========== ========

 EUが岸田の要請でやっと福島産の食品の輸入規制を解除した。
 危険だったからだ。
 風評被害でもなんでもなく極めて危険だからだ。

「PFAS」に「核実験の地球被ばく」に「ホルモン漬け牛肉」「遺伝子組み換え食品」
 などの知識がゼロに近い
           
    ▲▼【 脳みそ知恵遅れの医学部 】▼▲

 じゃ、研究する何倍でも何十倍でも病人も病気も増やすだけだ。

 【 癌患者の1/3は“希少癌”=被爆しなきゃ普通はならない 】

 未だに体内の放射性K-40のβ線を浴びても人体は健康だ〜と言う医学部知恵遅れ教授!

 ============ =============

 電磁波と粒子線の違いすら理解できない幼稚園脳みその医学部教授。

  最も反応すべき職業にありながら、無能で無知だから風評被害だと妄信する!!

 ゾウリは馬鹿でも務まるが【 医学部の教授も馬鹿の一つ覚え 】でも務まる。

 ============= ============

 【 バカの一つ覚え 】=【 病気は生活習慣から 】=【 癌が死因一位になるさ 】

   ダメな奴は、一生涯、死ぬまで、ダメなままだ・・・

    論文丸暗記、処方箋丸暗記、脳みそが稚拙で馬鹿に穂とつ覚え!!!


※【 学問を知らない 】壷倉でも福〇医大の教授になれるんだから教授なんぞ知れてるな!

  この知能だから、40年で廃炉だろ堂々と本気で口にしてるし・・・医学部ね〜〜〜

 。。。。。。。。。

8. 2023年8月02日 01:40:26 : FO9wWHQrfC : a25vT0xoR2RoYlk=[46] 報告
だからw安全ならね
原発利権で食ってきた原発乞食が生活用水として使えばいいのよ 爆笑
9. 2023年8月02日 04:08:31 : hdBwEqaheY : TFNPYmFmbzJodHc=[1] 報告

長周新聞は共産系の新聞だし、ここ阿修羅でも処理水海洋放出に反対しているのはやはり共産系の人達だ、しかしそれは無理からぬ事、我慢して聞き流すしかない。
  

10. 2023年8月02日 05:29:10 : 6xpCJUcP5w : R05RZ0k5LnhYMXc=[1] 報告
共産党は電源喪失の可能性もしてきしてたし、一番頼もしい

共産党だからダメっていう思考はわからん

阿修羅から出て行けよw
なんでここにいるんだ
おまえみたいなチンカスがww

11. 2023年8月02日 06:39:58 : ZVfystqlsM : ZUY2UVpNd2t4eHc=[190] 報告
「日本は福島原発事故の汚染水と世界各地の原発の正常運転による排水を一緒に論じている。これは概念のすりかえで世界をミスりードするものだ」

この基本的問題点を論じての海洋放出賛成の意見は現状見当たらない。
あえて避けて論じているのか疑う。

海洋放出前に,政府は国民に丁寧な説明をすべきだ。

12. 2023年8月02日 07:03:08 : WsqpsX9SjU : ay9TMlY0eE0xckk=[6] 報告
IEAEが承認していない、ってことがバレてから騒ぎになった感。

最初から問題しかないというのに、日本国内では地元漁業関係者しか危機感を持っていない情けなさ。

汚染水を海洋投棄なんて馬鹿な真似をすることにもっと自国民が関心を持たないといけないのに無関心ばかりで嫌になる。

メディアがどう言おうが自分で調べればメディアが大嘘言っていることも理解できるだろうに、マジでこの国の民は「自分で調べる」ことを一切やらない民族なんだなと。

13. 2023年8月02日 07:33:49 : BMSXj9gDsc : M3NGa1RmaFR1NGs=[216] 報告
トリチウムの放射線は薄っぺらな紙一枚で遮断できるほど弱いまた体内に入った場合10日で半減期、海水で薄まりゃどうってこと無いw
反日ゴロツキ新聞無視し中韓見習ってジャンジャン流せ。

世界のトリチウム放出量
https://www.ene100.jp/zumen/4-3-1

↑このデータはちょっと微妙でIAEA加盟国のみで核兵器持った国のデータがない。

14. 2023年8月02日 08:03:17 : X39A5PLOyI : ZjRlbjJVNUZZdDY=[788] 報告

遺伝子のAT,GCを結合させているのが水素結合だろ。
この水素が半減期12年でヘリウムに変換したらどうなるか馬鹿でも分かるわ。
生物の根源的部分だ。
中学や高校で学んでいるはずなんだが、誰も言わない。
人を支配するには、恐怖、マネー、セックス、ステータスだろう。
死の恐怖、頃されることの恐怖が一番だろう。

本当は原子炉を爆破させた奴らに賠償請求したら良い。
イスラエルのネタニヤフ、マグナBSP(モサド)、あへ、ナカソネ等の日本DS,
掘削船地球号の笹川財団、米国国防総省のDSたち、テンぷらとか。

日本政府はアンチ日本、アンチ日本人でもある。
先祖が日本人ではない。
ウクライナ紛争に手を染め、莫大な資金提供を約束させられている。
このマネーを汚染水のクリーニングに使えば、たやすいものだ。
日本人の良心、行動力、勇気が試されている。

15. 2023年8月02日 10:18:01 : xutrAnH8Uc : RTEwU1BmR3dDMEU=[4084] 報告
他国が放出している冷却水と比較しているがそもそも福島の事故の汚染水の中味が同じではないはず、トリチウムの含量の問題だけではない、だったら薄めた汚染水を使って魚や野菜などで実験してみたらどうなのか、何も証明しないで科学的に問題ない、と言うIAEAでさえ「推奨もしない承認もしない」とはっきり言っている、素人目にもとても不安だらけだ。あれだけの莫大な量の汚染水を薄めたから何も問題ない、とだれが信じるのか、それを目に見える形で証明せよ。
16. 2023年8月02日 10:49:34 : 6xpCJUcP5w : R05RZ0k5LnhYMXc=[2] 報告

最近、なにいってるかわからんバカが本当に増えた
いろんなサイトで情報を入手してるんだろうけど、もともと理解が出来てないから(基礎学力がないから)、自分で文章にできん

問題は、文章にできてないことが自分で分かってないこと
こういうタイプは本当にヤバい
こういうやつがいま凄く増えてる
日本の病理の一つ
こういうのが、自分は真実を知っていてそこら辺にいるやつより賢いと思い込んでいること

このタイプはつい最近まで、汚染水は安全といっていて
ここ数日で急に危険と言い出してる
マジでアホ

17. 2023年8月02日 10:58:39 : gGstKTQk6E : TVQ5WDVQMDZXSk0=[25] 報告
>>13
ゴチャゴチャ能書き垂れてねえでとっとと処理水飲んでみろや、甘ったれてんじゃねえよ。
18. 2023年8月02日 11:18:46 : 6xpCJUcP5w : R05RZ0k5LnhYMXc=[3] 報告
16は14に対するレス

19. 楽老[4137] inmYVg 2023年8月02日 12:06:20 : xog7icnz6E : b1lvbDZmay44ZW8=[179] 報告
>>9.

聞き流す必要なんかない。
堂々と反論すればよいじゃないか。
反論一つできない意気地なしが

>>13.M3NGa1RmaFR1NGs

いい加減な嘘を吐くものではない。
β線の飛程を取り上げているつもりなのだろうが
科学的議論と実際を混同(混乱)させて素人を騙す詐欺師の手口だ。
α線の飛程はさらに短い
ところが、体内被曝で恐ろしいのはα線を出す放射性物質だ。

東電の発表では染水の発生量は140㎥/日らしい
ALPS処理は20〜40㎥/日 これもらしい
この差100㎥/日以上の処理されていない汚染水はどこにあるのだろうか❓

   

20. 2023年8月02日 13:50:09 : ydYFxZKXLo : SlNTSGVsa2xQUFE=[1] 報告
>>10

共産党は全電源喪失の可能性を指摘するだけに留まり、政府を動かし、津波による全電源喪失を防ぐことが出来なかった、むしろ共産党はその非力を国民に謝るべきであろう。

 

21. 2023年8月02日 14:33:18 : rU95xOWu8g : ZnliWXV6Q3E4TWs=[272] 報告
<■69行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
とりあ●ず、すい・・?・・ませ・・・ません!?!!

天下の宝刀・・・ポンコツ、アル●プス君の・・・
・・・過去の阿修羅記事です!

しっかりご照査され、笑ってあげてください・・・
・・・とは・・・言いません!!

関係各位を、つるし上げたり、吊り下げたり、
身ぐるみはいで、事故対策や損害賠償等に・・・ご活用ください!

もちろん、そのお金、国民の大切なお金を使うのは・・・
・・・お門違い・・だから・・・!!

しっかり、
・・・もう〜泣いても・・・らっていいですよ!?!

ほっておくと、何度も繰り返します!
そのあとは、せっかくなので●処分くださいね!

よろ●くお願いします。

■ALPS処理 site:www.asyura2.com

https://duckduckgo.com/?q=ALPS%E5%87%A6%E7%90%86+site%3Awww.asyura2.com&ia=web

一つだけ抜粋・・

■役立たずの汚染水処理「ALPS」
製造元の東芝に聞いた「代金返上したら?」
2013年10月3日 日刊ゲンダイ

http://gendai.net/articles/view/syakai/144947

最後頃のコメント↓

・・・「入札というプロセスを経て受注した製品ですので、冷蔵庫とは違います。トラブルで性能を十分に発揮できなくても、代金の返金は考えていません」(同社広報部)・・・・?!?!


・・・・東電は先月30日、トラブルで緊急停止していた汚染水処理設備「ALPS」の試験運転を再開。ヒマさえあれば水漏れや不具合で停止しているが、今回の停止理由は作業中に置き忘れたゴム製シートが排水口をふさいだ単純ミスというから、逆に開いた口がふさがらなくなる。

「ALPSは、東芝が製造。62種類の放射性物質を同時に除去できるという触れ込みで、汚染水処理の救世主として昨年3月に建設が開始されました。東電の工程表通りなら、今年9月には本格稼働しているはずなのに、いまだに試験運転の体たらくです」(担当記者)

 最初に稼働した仏アレバ社と米キュリオン社の処理装置は、さらに役立たずだ。事故直後の11年3月末、サルコジ前大統領やアレバ社のアンヌCEOらがゾロゾロと来日し、「我々には汚染水処理の実績がある」と豪語して“押し売り”した。ところが、運転開始からわずか5時間で停止。その後もトラブル続きで、今やほとんど粗大ゴミと化している。

 東電によれば、この機械代と建設費は約531億円。東電は個別の支払いには触れないが、アレバ社に約80億円、キュリオン社に約100億円を支払ったとみられる。いやはや、火事場ドロボウというか、まんまとぼったくられたものだ。

 東芝のALPSも相当な金額がかかったようだが、建設費用について東電は「答えられない」と、こちらも非公表だ。

<冷えない冷蔵庫買わされたようなもの>

 冷えない冷蔵庫や映らないテレビなら、普通は突き返して返金してもらう。東芝はどう考えているのか。

「入札というプロセスを経て受注した製品ですので、冷蔵庫とは違います。トラブルで性能を十分に発揮できなくても、代金の返金は考えていません」(同社広報部)

 国は今、汚染水処理対策の切り札として、凍土壁を総費用470億円で公募入札している。税金で払う以上、役立たずはもういらない。

※ついでに、もう一つ・・・ヘッドラインだけ・・

■東電・東芝の「ALPS」は、役に立たない 
東工大・冨安名誉教授に汚染水処理の対案を聞く
(東洋経済) 
http://www.asyura2.com/13/genpatu34/msg/342.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 10 月 22 日 08:03:00: igsppGRN/E9PQ

「多核種除去設備(ALPS)は無用の長物どころか、危険」とさえ話す、冨安博・東工大名誉教授

東電・東芝の「ALPS」は、役に立たない 東工大・冨安名誉教授に汚染水処理の対案を聞く
http://toyokeizai.net/articles/-/22253
2013年10月22日 岡田 広行 :東洋経済 記者

22. 2023年8月02日 14:53:09 : rU95xOWu8g : ZnliWXV6Q3E4TWs=[273] 報告
<△22行くらい>
とりあえず、スイマセン!

21.サンのポンコツ・アルプス君の、
・・阿修羅過去記事でもう一つ・・・追加・・・

■<仰天!>“汚染水”処理で頼みの綱ALPSは8年間「試験運転」のまま!
(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/310.html

投稿者 赤かぶ 日時 2021 年 4 月 17 日 11:10:05:
igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 
“汚染水”処理で頼みの綱ALPSは8年間「試験運転」のまま!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/288030
2021/04/16 日刊ゲンダイ

・・・・一部抜粋・・・

8年間も試運転のまま、除去性能を確認中…
(汚染水を浄化処理する多核種除去設備=ALPS)/(C)
共同通信社

「県民が積み重ねてきた風評払拭の努力を後退させることのないよう国が前面に立ち、万全な対策を講じて欲しい」

 福島第1原発の海洋放出を巡り、福島県の内堀知事は15日、梶山経産相にそう訴えた。未曽有の事故の苦汁をなめ続けてきた福島にとって、風評再燃は切実な問題。しかし、汚染水の処理を手掛ける東電と政府に地元の理解を得る努力は見られない。

 そんな姿勢を象徴するのが、汚染水を浄化処理する多核種除去設備「ALPS」の運用実態だ。2013年に東電が導入後、現在まで8年間も「試験運転」のままなのだ。

23. 楽老[4138] inmYVg 2023年8月02日 15:11:29 : xog7icnz6E : b1lvbDZmay44ZW8=[180] 報告
>>20.SlNTSGVsa2xQUFE

ド阿呆

24. 2023年8月02日 15:29:32 : up2JjkgiuM : MUZTZ3Z6L21GWVU=[1] 報告
2021年9月20日
汚染水の浄化設備でフィルターに穴
>汚染水を浄化処理する多核種除去設備(ALPS=アルプス)で排気中の放射性物質を吸着するフィルター全25基のうち24基に穴が開いたことを確認したと規制委に報告した。だが、2年前に全基が損傷した際に原因を調べていなかったhttps://www.tokyo-np.co.jp/article/131985
 「アルプスのお仕事」は”汚染水を処理したことにする”ということ。フィルターに空いた大穴の写真https://www.google.com/search?client=opera&q=ALPS+フィルター%E3%80%80穴%E3%80%80おしどり&tbm=isch&source=lnms&sa=X&ved=2ahUKEwiA3ru-q72AAxUHp1YBHWMQCuIQ0pQJegQICxAB&biw=905&bih=403&dpr=1.5 ※このフィルターは排気用で水処理用ではないが推して知るべきだわな。
25. ぢっとみる[3290] gsCCwYLGgt2C6Q 2023年8月02日 15:39:29 : zykjpVyrS6 : QW1kVkRCMTNmdkU=[1096] 報告
昔、ギジュツ力がアルアルと威張っていた奴ッポン国。
カネがアルアルと、ふんぞり返っていた奴ッポン国でさえ、
どうすることも出来なくて、反対の声にも耳を貸さずが汚染水を流す。
恐ろしいなあ。
と太平洋上に浮かぶ小国の皆さんは思うだろうか。
昔、核実験のため犠牲にされた島々の人たちは、どう思うだろうか。

一方、先進国と呼ばれる国々では、
他にもいくつか方法が考えられるのに、一番楽チンでカネのかからない方法を、
しかも、半端に時間稼ぎ(だけ)をした後で、
反対の声を押し切って強行するという奴ッポン国をどう見ているか?
わかるか?

26. 2023年8月02日 19:18:08 : ForXKnaptA : ZWNrODVRSjQ2cC4=[1] 報告
無責任国のなれの果て。
まずは、国民に対する安全責任を無視して原発建設。
地震と津波で原発が崩壊した後は、放射線濃度の安全基準を改変し、安全責任の放棄。
後の世代への影響を最低限に抑えるためのよりましな対策を考えることなく(ソ連のほうがずっと責任をもって対応に当たった。)汚染水の蓄積。
どうにもならなくなり、汚染水を薄めて太平洋への放出をもくろむ、他国への裏切り。いくら薄めても、放射能の全量は変わらない。

こんな日本政府をあなたは支持しますか?

27. 2023年8月02日 19:29:18 : X39A5PLOyI : ZjRlbjJVNUZZdDY=[789] 報告

これは、当初から太平洋を核物質で汚染させ、人口削減させる
計画のもと、ふくいちを爆発させたってことだろう。
鉄板の打ち込みでいいところをわざと凍土壁にしたり。
海底を掘削して1Km先まで汚染水を流すトンネルをつくったり。

つまり、これらの技術があったってことは、デブリが地下に
潜っていかないよう、爆発初期に原子炉の地下数十メートルに
トンネルを掘り、コンクリで埋め尽くし、デブリの沈降を防ぐ
こともできたはず。
現在はどうか。
デブリが沈降し、地下水とともに太平洋を汚染し続けている。
なにもかも、人口削減しようとするディープステートの
命令によっていることが分かる。
ディープステートの思い通りに動く、日本政府は汚染水の放流を
強行するだろう。

これは米英DSと日本DSの共通意思であり、日本人の絶滅と魚を食べる
太平洋諸国民の絶滅を狙ったものということに、そろそろ気づいて
いいんじゃねえか。

28. 2023年8月03日 06:58:19 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[53] 報告
<■75行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
処理水などで横行 「自作他責」報道
正論2023年9月号 政策シンクタンク代表 原英史
東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出はなかなか進まなかった。
科学的な安全性の説明は尽くされてきた。
浄化装置で大半の放射性物質は取り除ける。
トリチウムは残るが、他国の原子力施設で海洋放出されている量と比べれば低水準だ。
年間放出予定量は22兆ベクレル未満。
これに対し、例えば韓国の月城原発は71兆、中国の泰山第3原発は142兆、フランスのラ・アーグ再処理施設に至っては1京3700兆。
海水で希釈して放出するので、濃度は世界保健機関(WHO)飲料水基準の7分の1程度になる。
だが、科学的な説明をいくら尽くしても、
「説明不足だ」
「安全と安心とは別だ」
といった主張は止まらない。
立憲民主党など一部野党は反対を唱えた。
朝日新聞や東京新聞など一部メディアは
「汚染水」
と呼ぶなどして、更に不安を煽った。
近隣の中国・韓国も、漁業関係者も反対し続けた。
尚、漁業関係者に関して、
「金目当てでごねている」
との見方もあるが、福島と全く無関係の日本海側の漁協をも含め、中国から
「放出したら水産物輸入をストップする」
との恫喝を受けていると聞く。
留意が必要だ。
ともかく2021年4月、菅義偉前首相が
「2年後を目途に海洋放出」
と決定したのは英断だった。
これを受けて放出に向けた準備が粛々と進められた。
土壇場になって公明党の山口那津男代表が
「海水浴シーズンは避けて」
と発言する混乱もあったが、それでも2023年7月4日には国際原子力機関(IAEA)が
「国際安全基準に合致」
との審査報告を提出し、最終段階に入った。
これまで反対し続けてきた韓国政府も
「IAEA報告を尊重」
と表明した。
ようやくここまで辿り着いた・・・という段階で掲載されたのが、2023年7月8日付東京新聞
「原発処理水の放出にお墨付き IAEAは本当に『中立』か」
だ。
IAEAには日本政府が
「巨額の分担金」
を出し、
「人員派遣」
もしているので中立性が疑わしいという。
だが、IAEAの分担金は上位から米国、中国、日本の順だ。
「巨額なら分担金のため日本の意向通り海洋放出を容認した」
と言うなら、海洋放出に反対する中国の意向はどうなったのか。
根本的に辻褄が合わず、支離滅裂だ。
記事では、この点を糊塗しようとしたのか、何故か総務省の2015年公表資料に基づき、
「日本の分担率は10%を超え・・・加盟国中第2位」
と報じている。
確かに当時は日本の方が中国より多かった。
東京新聞が意図的にやったのか、あるいは、たまたま見つけた古いデータを使ったのかは不明だが、いずれにせよ、小中学生のレポートでも
「最新データを確認しましょう」
と先生に注意されるレベルだ。
更にあり得ないのが事後対応だ。
2023年7月10日の定例会見で松野博一官房長官がこの記事について問われ(東京新聞と名指しこそしていないが、明らかに当該記事を念頭に置いた質疑)、日本の分担率は8%、中国は15%としてデータの誤りを指摘した。
更に、国際機関に加盟国が金や人を出すのは当たり前で
「中立性に疑問があるとの主張は全く当たらないばかりではなく、国際機関の存在意義そのものを失わせかねない」
と、記事の根本的な間違いを懇切丁寧に説明した。
ところが、東京新聞はこの指摘について一切報じていない。
間違った報道をするばかりか、間違いを指摘されても無視する。
これでは修正も改善も望む余地がない。
東京新聞の暴走は本件だけではない。
2023年6月には望月衣塑子記者による参議院法務委員会での審議妨害もあった。
報道機関としてあり得ない事態だが、放置したままだ。
問題事案が累積するメディアをいつまで
「新聞」
と扱い、軽減税率を適用し続けるのか。
政府はそろそろ適用見直しを真剣に検討した方が良い。
■狡猾な朝日新聞
東京新聞に比べると、朝日新聞はもっと巧妙でずる賢い。
IAEA報告書の中立性について自ら疑義を唱えるような下手な真似はしない。
その代わり、韓国野党がそう主張していると報じる(「韓国野党、IAEA報告書は『中立性失った検証』」2023年7月9日付電子版)。
一方で、東京新聞と同様、2023年7月9日の官房長官会見の内容は報じない。
読者に伝えている内容は東京新聞と同じだ。
その一方、2023年7月9日付社説
「処理水の放出 不安軽視せず対話を」
ではこんなご高説を垂れる。
「政府と東京電力は今夏にも放出を始める方針だが、内外に残る不安を軽んじることなく、説明と対話を尽くす必要がある」
「IAEAの『お墨付き』に安住せずに、理解を得る努力を真摯に続けなくてはならない」
酷い話だ。
読者の不安を散々煽り、今も尚IAEA報告に疑問を抱かせる報道を続け、
「理解を得る努力」
を妨害してきたのは朝日新聞ではないか。
それなのに
「努力が足りない」
と政府などを責め立てる。
自ら放火しながら
「消防署が無能だ」
と責めているようなものだ。
いわゆるマッチポンプは、放火して自ら消化する
「自作自演」
を意味するので、似ているが少し違う。
朝日新聞のやっていることはもっと無責任で言わば
「自作他責」
だ。


[12初期非表示理由]:管理人:スレ違いの長文多数のため全部処理
29. 2023年8月04日 14:49:21 : eDJ9PHMies : R2p6akdqR2NaMnM=[108] 報告
<△20行くらい>
海中での放射性物質の生体濃縮を甘く見てはいけない。

海洋に生息する生物のうち、なんと約98%がプランクトン。海水をバケツにくめば、わずか数リットルの海水中に1万種を超える微生物が存在する。微生物は多様であり、二酸化炭素から有機物を作り出すことのできる微生物や、化学合成や光合成を行う微生物も存在する。

植物プランクトンが光合成を行い、動物プランクトンがそれを食べ、魚を育み、それらの死骸を再び分解することが食物連鎖における微生物の基本的な役割。

植物プランクトンは光合成を行いながら周囲の海水からさまざまな物質を取り込む。当然、放射性汚染物質も取り込む。さらに動物プランクトンがそれを食べる。

例えばイワシは、植物性、動物性のプランクトンまで幅広く食べて育つ。そしてイワシは他の大きな魚の餌になる。イワシが死ねば再びプランクトンの餌に、イワシがマグロの身になればその身は私たちの食卓に…

一旦海に出て海水中に浮遊する放射性物質は、単体で浮遊し続けるのではなく、そのほとんどすべてがプランクトンによって体内に集められる。そのプランクトンは海洋生物の命を育む元、餌となるもの。プランクトンがせっせせっせと放射性物質を集め、食物連鎖によって半永久的にぐるぐると回されるわけだから、放射性物質は時間とともに薄められてなくなるどころか、海洋生物の体内にしっかりと集められていくことになる。

30. 2023年8月05日 03:37:46 : PLalyfiUXE : Zzl1R0l2QjZxZGM=[2] 報告
暴走御用惨軽の「正論」なんぞコピペされてもなぁ。

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