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「木原官房副長官vs週刊文春」はどっちが勝つのか? 警察庁長官“参戦”で新たなフェーズに 週刊誌からみた「ニッポンの後退」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/326737
2023/07/30 日刊ゲンダイ
どうなる木原官房副長官?(C)日刊ゲンダイ
木原誠二官房副長官と週刊文春の“生き残り”を懸けた死闘は新たなフェーズに入った。
7月21日、木原誠二の“本妻”が文芸春秋を相手取り、日本弁護士連合会に人権救済を申し立てた。これまで完黙していた新聞もようやく文春の報道を取り上げたが、警察庁の露木康浩長官の会見での言葉「事件性が認められない」を引用して、文春報道を否定するような書き方であった。
20日に、木原の本妻がかつて結婚していた故・安田種雄(享年28)の遺族が会見を行い、「私たちは種雄の死の真相を知るため、捜査を続行していただけますことを、心から望んでおります」という上申書を警視庁大塚署長宛てに出したことを明らかにした。
現職の官房副長官の本妻に、元夫を殺したのではないかという重大疑惑があるという文春報道は、大きな反響を呼んだ。だが、それに対してネット上では賛否がかまびすしい。批判の典型は、推定無罪という原則があるのに木原夫人を被疑者扱いし、彼女や子供たちの生活を破壊する報道に公益性はあるのかというものであろう。
木原側はそうした空気を読んで「人権救済」を申し立て、「私人」を攻撃する文春報道を牽制し、そうした世論を盛り上げようという底意が透けて見える。
私は元が週刊誌屋だから、どうしても編集部側から記事作りや意図を考えてしまう。
この報道を時系列で見てみたい。始まりは木原の二股生活だった。元ホステスの愛人には子供がいるが、木原は認知していない。だが、子供を可愛がり、授業料などを払ってあげ、子供の誕生日をディズニーランドで祝い、そのままホテルに泊まって、翌日はそこから官邸に“出勤”している。そんな自堕落な生活を送っている夫だが、「都度妻の了承を得てのことであって、なんら不適切なことはありません」(木原の代理人の弁護士)と答えている。妻の了解を得て不倫?
そんな“豪胆”な木原の妻に、文春編集部が関心を抱いたのは当然であろう。謎の本妻は何者なのか? 取材を進めると、彼女は以前結婚していて、しかもその夫は「謎の死を遂げていた」ことが分かってきた。警察は当初、覚醒剤乱用による自殺として処理しようとしたが、父親がいくつかの疑問点を提起したため「不審死」扱いになっていた。
文春は、2006年4月10日の事件当夜の父親の証言。当時、彼女の不倫相手だった男性を捜し出し、「あの時X子(種雄の妻=筆者注)から『殺しちゃった』と電話があったんだ。家に行ったら、種雄が血まみれで倒れていた」との重大な証言を聞き出したのである。
その後、くだんの妻は銀座のホステスになり、木原と知り合い、結婚する。だが、事件から12年後の2018年、大塚署の女性刑事がこの事件に疑問を抱き、再捜査に動き出した。同年10月9日、捜査員が木原邸へ踏み込み、本妻に任意同行を求めた。
木原の愛人が知人に語った録音音声には、「(X子さんが)連行された時、すぐ来たんですよ。私(のところ)に。あの人(木原)。『離婚できるよ』『離婚届も書いたから』って」と記録されている。しかし、その後、なぜか事件を担当した刑事たちは外され、この事件はないことにされてしまう。悔しそうに語る捜査員の音声を録音したものが種雄の両親の手元に残っている。これだけ有力な「状況証拠」がある疑惑を報じないのなら、それは週刊誌ではない。 (文中敬称略)
(元木昌彦/「週刊現代」「フライデー」元編集長)
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