http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/302.html
Tweet |
・
《記者会見詳報》「断言する。これは殺人事件。被害者が可哀想だ」木原誠二官房副長官の妻を担当した取調官・佐藤誠警部補が語ったこと
https://bunshun.jp/articles/-/64668
2023/07/28 「週刊文春」編集部 文集オンライン
2018年に再捜査が始まった、木原誠二官房副長官の妻X子さんの当時の夫、安田種雄さん(享年28)の“怪死”事件。X子さんの取り調べを担当したのが、警視庁捜査一課殺人犯捜査第一係の佐藤誠警部補(当時)だ。
木原誠二官房副長官 ©共同通信社
7月28日、その佐藤氏が都内で記者会見を開いた。会見場には140人を超える報道陣が殺到。会場が満員で入れず、急きょ会場側が用意したライブ配信用モニターで会見を見守る記者も多かった。
1983年に警視庁に入庁し、昨年退職した佐藤氏。問題視しているのは、7月13日に開かれた、露木康浩警察庁長官の定例会見での発言だ。露木氏は種雄さんの不審死について、「適正に捜査が行われた」「事件性は認められない」などと説明していた。
会見冒頭で、佐藤氏はこう述べた。
記者会見に臨んだ警視庁捜査一課殺人犯捜査第一係 元警部補・佐藤誠氏 ©文藝春秋
「断言する。これは明らかに殺人事件だ。それを『事件性がない』と言うのは、被害者が可哀想だ、と思った。だから文春の取材にも応じた。『退職した警察官がべらべら喋るほうが怖えじゃねえか』という意見もあるかもしれない。ただ、俺は『被害者が可哀想』と思っちゃったんだ」
「終わり方が異常だった」
2018年10月上旬からX子さんの取り調べをスタートさせた佐藤氏。だが、10月下旬に突如、上司だった佐和田立雄管理官(当時)から「明日で調べは終わるぞ」と告げられたのだ。
「終わり方が異常だった。殺人事件は時効がないので、自殺(と結論づける)か(犯人を)捕まえるか、どちらかしかない。灰色はない。10月24日から国会が始まるというのはあったが、12月に国会が閉会すれば再開すると思っていた。しかし、全く再開する様子もないまま自然消滅した」(佐藤氏)
「事件性は認められなかった」に佐藤氏は…
種雄さんの遺族は先日、大塚署に再捜査を求める上申書を提出。だが7月24日、大塚署で、警視庁捜査一課の特命捜査第一係長から「捜査を尽くした結果、事件性は認められなかった」と告げられていた。これに関して、佐藤氏はこう憤った。
「殺人事件はホシ(容疑者)を捕まえることも大事だが、一番大事なのは遺族なんだ。(再捜査が開始してから)5年後に突然『事件性がない』と言われれば、怒っちゃいますよね。だっていままで放っぽっていたんだから。さらに、自殺という証拠がない。『遺書がある』とか、そういうものもない。それでは遺族が納得するはずがない」
亡くなった安田種雄さん(遺族提供)
さらに、業務上知り得た情報を漏らすことで、地方公務員法に触れる可能性があることについても質問が飛ぶと、
「当然、(その可能性については)分かっている。ただ、(取材に応じたときの)気持ちは今も変わりません」(同前)
佐藤氏はこの会見に先立ち、「週刊文春」の取材に18時間にわたって応じている。その全容については、現在発売中の「週刊文春」(8月3日号)、「週刊文春 電子版」で読むことができる。
・
【アーカイブ動画】「木原事件」を巡り実名告発 警視庁捜査一課殺人捜査第一係 元警部補・佐藤誠氏 記者会見
2023.7.28 「文春オンライン」公式チャンネル
「週刊文春」が3週にわたり報じてきた、木原誠二官房副長官(53)の妻の元夫“怪死“事件。
2018年の再捜査開始にあたり、重要参考人であるX子さんの取り調べのために投入されたのが、警視庁捜査一課殺人犯捜査第一係・通称「サツイチ」に所属していた、佐藤誠警部補(当時)です。
今回、佐藤氏は週刊文春の取材に実名で応じ、全てを語りました(木原事件 妻の取調官〈捜査一課刑事〉実名告発18時間/https://bunshun.jp/denshiban/articles...
その佐藤氏が7月28日(金)13時〜、記者会見を開くことになりました。
「週刊文春電子版」では、会見の様子をライブ配信します。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK291掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK291掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。