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岸田内閣の支持率続落…頼みの外交は空振り、豪雨災害そっちのけ“負のイメージ”直撃!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/326033
2023/07/14 日刊ゲンダイ
空振り外交(空港で記者団の取材に応じる岸田首相)/(C)共同通信社
NATO(北大西洋条約機構)首脳会議などに出席するため意気揚々と外遊に出かけた岸田首相が14日帰国。最大の“目的”が果たせず、気落ちしているのではないか。
出発前、岸田首相は「韓国、ウクライナ、リトアニア、ベルギーなどと2国間会談を行う」と表明していた。NATO首脳会議に合わせてリトアニア入りするウクライナのゼレンスキー大統領と会談する予定だったのだが、これが見送られてしまった。とんだ赤っ恥だ。
13日、リトアニアのカウナス国際空港で記者団の取材に応じた岸田首相は、ゼレンスキーとの首脳会談が開催できなかったと明かし、その理由を「NATOの会合が大幅に長引いたため」と説明。代わりに、ウクライナ支援に関するG7首脳の共同宣言発表式典の舞台裏で控えている時に短時間の“懇談”を行ったというが、要はあいさつ程度ということだ。
ゼレンスキーは米国のバイデン大統領とは首脳会談を行い、クラスター爆弾の供与に感謝の言葉を述べた。日本はウクライナに対し、これまで総計76億ドルの支援を表明している。今回も、NATOの信託基金に拠出した3000万ドルを活用して、対無人航空機検知システム等をウクライナへ供与することを新たに表明したが、会談は実現しなかった。
「総理は外交が得意だと自負しているので、このところ内閣支持率が続落していることを周囲が心配しても、『夏の間に外交でいろいろ仕込んでいるから大丈夫』と自信を持っていました。外交の舞台で活躍する姿を見せれば支持率も持ち直すと考えているようですが、今回は空振りでしたね」(自民党ベテラン議員)
ゼレンスキー大統領にも袖にされて…
岸田首相は蚊帳の外(米・ウクライナ首脳会談)/(C)ロイター
13日、時事通信が7〜10日に実施した7月の世論調査結果を発表したが、岸田内閣の支持率は前月比4.3ポイント減の30.8%と2カ月連続の下落。不支持率は4.3ポイント増の39.3%で、3カ月ぶりに不支持が上回った。
5月のG7広島サミットはゼレンスキーのサプライズ参加もあり、一時は支持率がハネ上がった。自民党内のムードも「サミット効果が続いているうちに解散・総選挙だ」とイケイケだった。
ところが、その後は岸田首相が秘書官に抜擢した長男が公邸でドンチャン騒ぎをしていたことが発覚したり、相次ぐマイナンバーカードのトラブルで国民の不安と怒りが増大して支持率は急降下。毎日新聞の6月調査では、5月と比べて内閣支持率が12ポイント減の33%に下落。読売新聞が6月末に行った調査では、支持率は前月から15ポイントも暴落した。
支持率回復の起爆剤と期待したのがNATO首脳会議でのゼレンスキーとの会談だったが、袖にされてしまった。NATO加盟国でもない日本の首相がノコノコ出かけて行った外遊は何の見せ場もなく終わり、残ったのは、国内の豪雨災害を放置して外遊にかまけていた首相というイメージだけだ。
16日からは財界人を引き連れて中東歴訪の予定だが、これも支持率にはマイナス効果しかないのではないか。岸田首相はつくづく政治センスがない。
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