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河野大臣「3年後に新しい読み取り機」で医療現場また地獄…ウハウハは大手IT企業のみ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/325673
2023/07/07 日刊ゲンダイ
集中企画・マイナ狂騒(13)
1巡目の混乱の最中、平然と、また“とんでもない発言”(閉会中審査での河野太郎デジタル相)/(C)日刊ゲンダイ
3年後に「地獄再び」か──。5日の衆院閉会中審査で河野デジタル相は、2026年に導入予定の新しいマイナカードについて「仕様によっては新しい読み取り機が必要になる可能性は当然ある」と言ってのけた。医療現場はマイナ保険証を使うシステム導入に四苦八苦。混乱が収まらぬ中、再び同じことが繰り返されるのか。
◇ ◇ ◇
昨年9月にオンライン資格確認を原則義務化する「規則」が発令。期限の今年4月に合わせ、医療機関はシステム整備を加速させた。診療所の場合、カードリーダー1台が無償で提供されるほか、端末整備などの関連費用に上限43万円の補助金が支給される。しかし、補助金の範囲内で整備費用が賄えないことが多い。急ぎの義務化案件でもあり、システム業者は補助金を超えた見積もりを送りつけ、契約を迫るケースもあったという。
費用17万円持ち出しも
埼玉県のある医科クリニックでは、端末、ルーター、ケーブル、ソフトなどの機器代や工事費などで60万円かかり、17万円が持ち出しになった。さらに、月額8000円の保守料は補助金の対象外だ。
開業医などでつくる埼玉県保険医協会の担当者はこう言う。
「今年4月にオンライン資格確認が義務化されたことから、医療機関は導入を急がされました。しかし、短期間に注文が集中したため、機器が不足し、工事が追いつかず、いまだにシステムを導入できていない医療機関が少なくありません。まだ“1巡目”が終わらないうちに、3年後に“新しいカードリーダー”という話が出て、驚いています。1巡目と同じく、2巡目も費用や手間など医療機関が苦労を強いられる光景が目に浮かびます」
政・官・業の癒着が存在か
たった今、ようやく導入のカードリーダーなのに??医療機関はどうなる?!(C)共同通信社
河野氏の答弁を引き出した立憲民主党の長妻昭政調会長は「今、必死になって医療機関は(カードリーダーを)導入しているのに、なぜ、3年後また変えるのか」と声を荒らげたが、その通りだ。
あまりにも早すぎるカードリーダーの交換には何か裏があるのかと勘繰ってしまう。医療機関が悲鳴を上げる一方、ウハウハなのは大手IT企業だ。
「共通番号いらないネット」事務局の宮崎俊郎氏が言う。
「全国の医療機関は18万です。そのうち9割がオンライン資格確認のシステムを導入するとして、カードリーダーを交換すれば、約16万もの医療機関の“特需”を生み出すことになります。大手IT企業を儲けさせるために、新しいカードリーダーを導入しようとしているとみられても仕方がありません。必要性に乏しく、批判を浴びても、マイナカードの用途を拡大しようとする背後に、政・官・業の癒着が存在することも重要な視点です。メディアや野党はこの点にも切り込んでほしい」
河野氏はどこを向いて仕事をしているのか。
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