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公明激震!維新「東京29区」殴り込みの皮算用、対抗馬は猪瀬氏の“ベタベタお触り”を受け流した海老沢氏
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/325600
2023/07/06 日刊ゲンダイ
海老沢由紀氏(左)は元プロスノーボード選手にして4児の母(2022年参院選で日本維新の会共同代表の吉村洋文・大阪府知事と)/(C)日刊ゲンダイ
公明党にガチンコでいくのか、十八番の揺さぶりなのか。
次期衆院選で野党第1党の座を狙う日本維新の会は5日、小選挙区の公認候補となる支部長6人を発表した。そのうち2選挙区は「10増10減」に伴って新設される東京29区と愛知16区で、いずれも公明が現職の擁立を決定している。連立を組む自民党と大モメの末にもぎ取り、公明は絶対に落とせない選挙区だ。維新の藤田幹事長は「かなり情勢が変わる。非常にチャンスだ」と鼻息が荒い。
とりわけ注目なのは、公明の岡本三成議員が国替えする東京29区だ。維新の対抗馬は、昨夏の参院選東京選挙区で次点に泣いた元大阪市議の海老沢由紀氏。公示前の街頭演説中、同じく維新の比例区候補だった猪瀬直樹参院議員に体をベタベタ触られるも、受け流した女史だ。先輩面の猪瀬氏は4万票あまりで国政進出、海老沢氏は53万票超を集めたものの落選した。
二匹目のドジョウかバーター強要か
公明党の岡本三成議員は、2021年衆院選で太田昭宏・前公明党代表の地盤を引き継ぎ当選。この度東京29区に国替え立候補する(C)日刊ゲンダイ
「維新は前回2021年選挙の二匹目のドジョウ狙いです。岡本氏の地盤の旧東京12区に新人を擁立したところ、選挙区では勝てなかったが、比例復活で初当選した。投票したい自民候補がいない、公明にもリベラル系野党にも入れたくない保守層を取り込み、寝ている有権者を掘り起こす算段です」(維新関係者)
確かに、自公の選挙協力によって公明が抱え込んできた選挙区は無効票率が高い。例えば「常勝関西」を誇る大阪の21年選挙では3区10.06%、5区12.33%、6区8.12%、16区8.10%。府全体が3.57%だから、異様な数値だ。兵庫も同様で、県全体が3.04%なのに対して2区6.65%、8区9.55%。
維新は金看板の「大阪都構想」を通すために公明と取引し、この6選挙区を譲ってきたが、ついにジ・エンド。候補擁立は決定済みで、公明潰しに本腰を入れているように見える。
ジャーナリストの鈴木哲夫氏は言う。
「選挙区調整のゴタゴタで東京では自公の選挙協力がご破算になり、公明にとって29区は自力で勝ち取らなければならない選挙区。維新は自公の溝を突いているように見えますが、その本気度は大阪と兵庫の動きを見なければ分かりません。吉村府知事らは都構想をめぐる3度目の住民投票を諦めていない。公明に対し、バーターとして前回より踏み込んだ賛成票を投じるところまで求める展開もあり得る。公明が応じれば、維新は手心を加えるでしょう。ただし、解散総選挙が今秋行われれば、時間切れです」
どっちに転んでも、維新に損なし。どこまでもシタタカだ。
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