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元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2057421.html
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LGBT理解増進法の整備を岸田文雄首相に求めていたラーム・エマニュエル駐日米国大使に対して4日、「対等な日米関係を求める国民有志の会」(代表・折本龍則千葉県議、39)が内政干渉だとして米国大使館近くで街頭演説会を開き、40人ほどが集まった。折本氏は抗議文を大使に手渡そうとしたが、建物への接近を警官隊に阻まれたため、行き先を米大使公邸に変更。それも門前で受け取りを拒否され、日本の主権のなさが露呈した。
LGBT理解増進法は6月16日参議院で可決・成立したが、エマニュエル大使はG7の他国やEU各国の駐日大使の連名で岸田首相宛に法整備を促す書簡をとりまとめるなどの圧力を掛けてきた。「国民有志の会」は米国からの独立を求める日本国民の意思表示として、米国の独立記念日である7月4日に抗議文の手交を計画した。
抗議文は、同大使の一連の行動について「儀礼を欠いた越権行為であり、主権国家たる我が国の尊厳を著しく傷付けるもの」と非難した上で、「我が国は歴史的に性的少数者に対して寛容な固有の文化を築いてきました」「G7の中で我が国だけがLGBTへの差別禁止法の整備が立ち後れていることを挙げられたと聞き及んでおります。しかし実際には、アメリカにおいても連邦レベルでの差別禁止法は存在せず、我が国だけが法整備していないとの認識は事実に反します」などとつづり、文化軽視や内政干渉、名誉棄損、友好関係の阻害、尊厳の冒涜(ぼうとく)の見地からその理由を説明。米国大統領の米軍基地からの入国を控えることを求めた後、「帰国が我が国に主権を返還し、真意対等な同盟関係を樹立することを切望致します」と結んでいる。
同抗議文には賛同者の署名も添えられ、福島伸亨・衆院議員や田沼隆志・千葉県議のほか、稲村公望・元日本郵便副会長や木村三浩・一水会代表、田母神俊雄・元航空幕僚長、西村眞悟・元衆院議員ら46人が名を連ねた。
午後2時前、米大使館から60メートルほど離れた共同通信会館前には、市民記者やカメラマンも含め、抗議活動に賛同する40人ほどが集まった。ただし、その倍以上の数の制服・私服の警察官が待機している。折本氏が抗議する理由を説明した後、駆けつけた市民とともに米国大使館の方へ進み出ると、制服姿の警察官に阻まれた。
「日本国民が日本の公道を歩くことを、なぜ止められるんですか」
「これより先は、進めませんから」
「法的根拠があるんですか」
「戻ってください。お願いします」
問答を続けるも、十数人の警察官が米国大使館の方から力で押し戻してくる。
そもそも、約束なしの手渡しは次善の策だった。折本氏は前もって米国大使館に電話し、抗議文の提出を申し出ている。すると、対応した女性職員は受け入れられない旨を告げ、すぐに宛先の住所を伝えるテープに切り替えられたという。仕方なく、抗議文の手交を求める手紙を特定記録郵便で送付した。しかし、返信はなかった。
この日、「国民有志の会」は街宣車を用意した。屋根に「エマニュエル大使よ 内政干渉はやめよ」の文字が掲げられている。共同通信社前に回そうとすると、すぐに無数の警官隊が集まり、止められる。「110番が入っています 音量を下げてください 赤坂警察署長」と用意されたボードが掲げられる。
筆者が尋ねた。
「どこから通報があったんですか?」
「近所から」
「米国大使館から?」
「それは伝えられない」
「可能性は排除できないということですね」
警官はよそを向き、無言のまま。街宣車はUターンを余儀なくした。
もみ合いの末、折本氏ら3人が代表して大使館に出向くことが許される。集まった市民による演説リレーが行われた。
隔月誌『維新と興亜』編集長の坪内隆彦氏(58)は、エマニュエル大使が6月8日、共同通信の取材に応じ、「日本は進化の過程にある」と発言したことを取り上げた。「どうしてこのように露骨な内政干渉が続けられるのか。まるで黄色いサルから人間に進化していると言わんばかり。マッカーサーが厚木飛行場に降り立って占領国を見下ろした、その感覚を持っているのではないか」と問題提起した。
シュプレヒコールが起きる。
「エマニュエル大使による日本文化の軽視を許さないぞ!」「許さないぞ!」
「エマニュエル大使の内政干渉を許さないぞ!」「許さないぞ!」
「アメリカの主張を押し付けるな!」「押し付けるな!」
「我々は対等な日米関係を求め、闘うぞ!」「闘うぞ!」
折本氏に同行した賛同者の1人、九十九晃氏(24)が戻ってきた。米国大使館が雇ったと思われる警備員に阻まれ、玄関にも入れなかったことを報告。仕方なく、折本氏は裏手にある大使公邸に向かったという。
マイクを執った九十九氏は「警察はまるでアメリカさんがおっしゃるならいいんだという態度。一般人に対しては交通違反でも何でも厳しく取り締まるのに。アメリカには何も言えないが、米国と対等な関係を築こうと言う我々の意見は封じる」と嘆く一方、「これが独立の第一歩となるよう、歩みを続けよう」と呼び掛けた。
30分程して戻ってきた折本氏は、大使公邸でも私設警備員に阻まれて玄関にも入れなかったことを報告。大使館から付いてきた職員や警備員に文書を託そうとしたが断られたという。抗議文は特定記録郵便で大使宛てに郵送する考えを示した。
日本の領土でありながら、大使館に足を運ぶことも許されない現実。手紙1つ渡すことさえできない。サンフランシスコ講和条約締結から71年以上たちながら、独立の遠さを実感させられた「独立記念日」だった。
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