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【政界地獄耳】無駄の宝庫に疲弊「ブラック霞が関」
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202306300000056.html
2023年6月30日7時13分 日刊スポーツ
★読売新聞が「『ブラック霞が関』で官僚離れ深刻、国会答弁打ち合わせ『朝4時』開始も背景」という記事で「人事院が国家公務員の勤務環境を巡り、長時間労働が常態化していることに危機感を強めている」と指摘する。国家公務員のなり手不足や退職者の増加、自殺など国家の頭脳は疲弊しているといっていい。その原因は野党への質問取りが直前になり深夜になるという理由になっていた。本当にそうだろうか。
★確かに予算委員会や各委員会は質問者が決まれば、まずどんな質問をするか役所は探りを入れる。同時に関心あるテーマの担当者を議員が呼んでレクが行われる。ここで双方、議員サイドは役所はここをかわそうとか、何とか収めようと工作するのがわかってくる。一方、役所も議員はここが勘所だと議員の話しぶりや質問から探り当て、対策も講じる。この駆け引きが不毛だ。面倒なのは野党だけではない。与党にしても官邸や大臣から、「ここを聞いてくれ」と注文が来るので、質問と答弁を書くこともある。さすがに質問取りに時間はかからないが、答弁する大臣も人によってはレクをいくらしても、いくら大きな字で答弁書を作っても立ち往生する者もいる。
★役所は優秀な人の集まりだ。1つの事をできるだけ合理的に短時間で無駄なくまとめることに血道をあげるタイプが多い。ところが多くのさして重要でない“政治案件”が加わり、大物議員や閣僚が関与していれば局長クラスが出向き、いささか現場の認識と違うまとめになる場合がある。こうなると国会答弁の作業のレベルでない。対応しなくては。ブラック霞が関の出来上がりだ。役人は政治家の劣化が原因と言うだろう。それも大きい。かなり大きい。だが役所の若手から言わせれば、省内には部局だけに通ずるルールや決まり事、先人が決めたほぼ無駄な慣習がはびこり、局長以上は貸与されているタブレットを使いこなせず、別にコピーが必要、要約が必要、つまりエリートが一番嫌がる無駄の宝庫だ。人事院は各省の若手に改革案を作らせればいい。(K)※敬称略
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