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昭恵夫人の直談判不発…衆院「山口新3区」公認は林芳正氏 “安倍後継”の比例優遇どこまで?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/324670
2023/06/17 日刊ゲンダイ
ゴリ押ししたが……(C)日刊ゲンダイ
揉めていた、自民党の衆院山口新3区の候補者調整は、結局、林芳正外相に軍配が上がった。衆院小選挙区の「10増10減」に伴い、定数が4から3に1つ減る山口県。「新3区」の公認をめぐって、3区選出の林氏と、4区選出の吉田真次議員が争っていたが、最後は多くが納得する形で決着した。森山裕選対委員長も「当選確実な方を選んだ」とコメントしてみせた。
そもそも、ここまで揉めたのは、安倍晋三元首相の後継者として4月の補選で当選したばかりの吉田氏を、「新3区」の公認候補にしようと、昭恵夫人が動き回ったためだ。
「総理候補の林さんと、国会議員になったばかりの吉田さんとでは、ハナから勝負になるはずがなかった。なのに、吉田さんの後援会長に就いた昭恵さんは、自民党の党本部にまで乗り込んで、茂木幹事長に『新3区は吉田さんでお願いします』と直談判していた。しかし、どう考えても吉田さんを公認候補にするわけにはいかないでしょう。山口県では、“林総理”を期待する声も大きい。とうとう、昭恵さんに対して『そこまで騒ぐなら最初から自分が選挙に出ればよかったじゃないか』『一私人なのに党本部に乗り込むのはやりすぎだ』という批判の声まで上がっていました」(政界関係者)
さすがに、昭恵夫人も、吉田氏が新3区の公認候補になることは難しいと分かっていたはずだが、ここまでハデに動き回ったのは、吉田氏を比例区で優遇してもらうためだとみられている。
通常、公認争いで選挙区を譲った現職議員は、比例名簿の単独1位や2位に載せられ、優遇される。ほぼ当選は確実となる。ところが、次回の衆院中国ブロックの比例は、これまでとは状況が違うという。
「山口県だけでなく、広島県と岡山県も減員区になったため、次回衆院選では、3人の自民党議員が比例区への転出を迫られます。さらに中国ブロックでは、優遇する必要のある自民議員が3人もいる。吉田議員は最悪、比例名簿の6位にランクされる恐れがある。それもあって、昭恵さんは、あっさり吉田議員の比例転出を受け入れず、粘りに粘って、高く売ろうとしたのでしょう」(政界関係者)
“安倍後継者”の吉田氏は、どこまで優遇されるのか。
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