http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/726.html
Tweet |
岸田首相“解散マッチポンプ”の間抜け…自分で火を点け面白がった愉快犯が「見送り」表明
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/324617
2023/06/16 日刊ゲンダイ
散々、解散風をあおっておいて、真逆の思わせぶり会見(岸田首相=15日)/(C)共同通信社
「今国会での解散は考えておりません」──。岸田首相が15日、官邸で唐突に衆院解散を見送る意向を記者団に明言した。通常国会の会期末が近づくにつれ、天皇の外交訪問などを踏まえた「6.16解散説」が飛び交う中、解散風をあおったのは岸田首相自身だ。
13日の会見で解散について「会期末間近にいろいろな動きが見込まれる。情勢をよく見極めたい」と思わせぶりに答えてニヤリ。重要課題に専念するため「解散は考えていない」という従来の発言から踏み込んでみせた。
この発言に政界は騒然。立憲民主党が内閣不信任決議案を提出すれば「あそこまで言った以上、総理は引くに引けないだろう」(自民党中堅議員)と早期解散論が一気に強まった。
「自民党内も浮足立ち、『あの大臣経験者が選挙事務所を借りた』との情報が流れると、われもわれもと街宣車の予約や選挙ポスターの準備に取りかかる始末。この動きに一番焦ったのは“放火犯”の岸田総理でしょう。与党幹部の間では今国会での解散は見送るべきだとの意見が強く、総理本人も解散のフリーハンドを得るまではいいが、本音は早期解散は避けたかったはずです」(自民党関係者)
公明党は「主戦論」を牽制
気まずい…(岸田首相と公明党の山口代表=左)/(C)日刊ゲンダイ
岸田首相を躊躇させた要因のひとつが公明党との関係悪化だ。東京の選挙協力解消で深まった亀裂を修復するため、次期衆院選の選挙協力に関する基本合意書を今月下旬に締結する方向で調整を始めたばかり。公明は早期解散には慎重姿勢で、山口代表は14日に「自民党単独で過半数を取るだけの基盤が失われている」と挑発。強まる「主戦論」を牽制していた。
「立憲が不信任決議案を出す方針をようやく固め、総理は解散に向け『本当に後に引けなくなる』と弱気になり、提出前日に慌てて火消しに走ったのでしょう。多くの議員を本気にさせすぎました」(自民党関係者)
自ら解散政局に火をつけて面白がった“愉快犯”が、大きくなり過ぎた炎にビビって鎮火に追われた間抜けなマッチポンプ。決断できなかった岸田首相の求心力低下を危ぶむ声もあり、「伝家の宝刀」をもてあそんだ火遊びの代償は思いのほか重くなりそうだ。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK290掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK290掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。