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山本太郎のダイブよりも、難民の命を軽んじる悪法を成立させようとした“多数派の暴力”が問題だ ラサール石井 東憤西笑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/324529
2023/06/15 日刊ゲンダイ
やむにやまれぬ行動(入管難民法改正案を可決した参院法務委=8日)/(C)共同通信社
れいわ新選組の山本太郎代表への入管法成立時の抗議行動に懲罰動議が提出された。
議長ダイブの動画にはこれを暴力行為と捉えたり、単なるパフォーマンスだとする報道も目立つが、果たしてそう断定してもよいのだろうか。
過去にも国会の強行採決時には怒号が飛び交い、ピケを張ったり乱闘になることも多かった。言ってみればこれは国会でもお馴染みの光景であり、さほど珍しいことではない。安保法案など、与党の国を揺るがしかねない採決には体を張ってでも止める姿勢を見せなければ、世間の耳目も集まらず、闘う野党の姿も見せられない。
野党まで懲罰動議に賛成
だが今回は、まず立ち上がったのは山本太郎氏1人。しかも与党だけでなく、維新、国民に加えて、なんと立民までが懲罰動議に賛成する異例の展開だ。
懲罰動議というのは重い。だから過去にもあまり出されていない。小西洋之議員が安保法案に抵抗したときに自民の佐藤正久議員が頬に明確にパンチを入れているが、懲罰動議は出されていない。
そもそも山本太郎氏は議長の紙を取りに行っただけで、自民党の議員が作った人間かまくらの上にダイブしただけだ。
面白いことにこの動画を見た海外の人は、彼を外国人の人権を守るために飛び込んだヒーローのように見立てた。確かにあの動画は、見方によっては悪に立ち向かう正義のヒーローにも見え、またルールを守らぬお騒がせ男にも見える。
しかし、事は人間の命に関わることだ。外国人の命を軽んじる悪法を成立させるのはそちらの方が数の暴力ではないのか。被害者だという若林議員は目の近くと足を負傷したというが、動画で見る限り山本氏と接触してはいない。騒動のすぐ後の歩く動画では、顔のどこも赤くなっていないし足も引きずっていない。
だが、杉田水脈氏のTwitterには「昨日同席していた若林ようへい先生が片足を引きずって歩いていらっしゃいました。かなり痛いとのこと」と書かれている。どうなっているのか。
山本氏の行為は意図して振るった暴力ではない、誰かを傷つけようとしたわけでもない。むしろ暴挙を阻止するための不可抗力であろう。
毎年年末に炊き出しの場所にいる人間と、高価なカニに舌鼓を打つ人間。雨の災害時に現場に行こうとする人間と仲間と宴会している人間。本当に国民に寄り添い弱者に寄り添っているのは誰なのか。
私にはあのダイブの動画は最高にいけてるヒーローに見える。
ラサール石井 タレント
1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。
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