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岸田首相は「焦り」が随所に見てとれる…自分の任期が長くないことを自覚している 週刊誌からみた「ニッポンの後退」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/324338
2023/06/11 日刊ゲンダイ
親の心子知らず、か(岸田首相と長男の翔太郎元首相秘書官)/(C)日刊ゲンダイ
岸田文雄は自分の首相としての任期が長くないことを自覚している。
首相就任わずか1年半の間に、敵基地攻撃能力、防衛費倍増、憲法9条改正、原発新増設など、矢継ぎ早に国民の声を無視して国の形を歪めようとする“異様”なやり方を見ていてそう思う。
元経産官僚の古賀茂明は近著「分断と凋落の日本」(日刊現代)の中で、「安倍氏は“妖怪(岸信介=筆者注)の孫”である。そして“妖怪の孫”亡き後もなお、得体のしれない安倍的なものが政界に漂っている。まさに妖怪は滅びずいまもなお自民党を支配しているのだ」と書いている。たしかに安倍の霊が岸田に憑依(ひょうい)し、安倍が果たせなかった憲法改正、戦争のできる普通の国づくりへと邁進させていると考えると、妙に納得できるものがある。
岸田首相にとって安倍の遺志を継ぐこと以外はどうでもいいことなのだ。「金融所得課税の強化」「異次元の少子化対策」「旧統一教会と自民党議員とのなれ合いを断つ」などの発言は、その場その場の口から出まかせにすぎない。
昨年10月、「公私混同」という周囲の反対を押し切って長男の翔太郎を政務秘書官に据えたのも、親バカからではなく、自分の後継づくりを急がなければという焦りからだと見る。だが親の心子知らず。能力も責任感も欠如した翔太郎は、今年1月に欧米5カ国を訪問する父親に同行したが、首相を補佐するどころか、外務省の車を乗り回して名所観光やグルメ・買い物三昧だったと週刊新潮(2月2日号)が報じた。
しかもその少し前には、官邸内で数人しか知り得ない機密情報を、翔太郎が親しくしている民放キー局の女性記者に漏洩させていたのではないかという疑惑まで報じられていたのである。しかし父親は薄ら笑いを浮かべるだけで、黙して語らなかった。
ゼレンスキー・ウクライナ大統領のためのG7広島サミットが終わり、支持率の上がったタイミングで解散・総選挙を仕掛け、憲法改正に本腰を入れようと考えていた岸田首相の企みを“頓挫”させたのも、このバカ息子であった。昨年末、翔太郎が首相公邸に親戚連中を招き入れ、大宴会をしていたことを週刊文春(6月1日号)が多くの写真付きで報じたのである。
当初、岸田首相は事の重大性を認識できず、5月26日の参院予算委員会で野党から追及されると、呆れたことに「忘年会」に自らも出席して挨拶したことまで認めた。だが、息子の更迭については明確に否定したのである。
しかし、文春報道直後に行われた日経とテレ東の世論調査で支持率が急落すると、あわてて翔太郎を更迭すると発表したのだから笑止千万というしかない。
さらにフライデー(6月16・23日号)が二の太刀を浴びせた。挨拶どころか親族たちがそろった記念写真の真ん中に、岸田首相が裕子夫人とともに収まっていたのである。スエットにダウンベスト、裸足というくだけた格好で、魂の抜けたような笑みを浮かべている。
なぜ、半年近く前の宴会写真が今ごろになって公表されたのか。私の願望でもあるが、妖怪の孫に取りつかれ、心ここにあらずの岸田を引きずり降ろそうという動きが始まったと思いたいものである。 (文中敬称略)
(元木昌彦/「週刊現代」「週刊フライデー」元編集長)
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