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「東京28区」自公決裂で都議補選は自民候補“討ち死に”危機…まるで衆院選の「前哨戦」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/323736
2023/05/31 日刊ゲンダイ
自民党は議席を取れるのか(自民党の鈴木章浩候補)/(C)日刊ゲンダイ
衆院選挙区の区割り変更に伴い新設される「東京28区」の独自候補擁立を巡って、自公が決裂。公明党が次期衆院選で「東京では自民候補を推薦しない」と決め“公明票頼みの自民候補が続々と落選するのではないか”と囁かれている。
その行く末を占う「前哨戦」として永田町で注目を集めているのが、6月4日投開票の都議補選(大田区)だ。各党が大物を応援に送り込み、さながら国政選挙の様相である。
補選は、先月末の大田区長選への出馬のため、同区選出だった都議2人が辞職したことに伴い実施される。6人が出馬し、事実上、自民元職、日本維新の会の新人、立憲民主党と共産党から支援を受ける前職、小池都知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会(都ファ)」の新人の4人が、2つの議席を争う構図となっている。
気になるのは、これまで自民と選挙協力してきた公明の動向だ。
「これだけの大騒ぎですから、今回、公明の支援者は自民元職の鈴木章浩さんには投票しないでしょう。どの候補にも肩入れせず、事実上の自主投票で臨むことになると思います」(公明関係者)
すると、鈴木氏の当選は怪しくなる。
「自民は、これまでの都議選では定数7(2017年まで定数8)の同選挙区で3人擁立し、全員当選させるケースがしばしばでしたから、組織票はある。普通なら今回は1位当選が当然だが、鈴木さんは女性都議へのセクハラやじが問題視された過去があり、地元の評判が最悪。それなのに公明票が来ないのは痛い。しかも、主要政党の候補は皆女性で、男性の鈴木さんは浮いてしまっている。現状、同区選出の自民都議は不在ですから、落選したら一大事です」(地元関係者)
維新、小池一派、野党系がヤル気満々
維新の勢いは?(日本維新の会の細田純代候補)/(C)日刊ゲンダイ
もうひとつ、永田町が注目するのは維新にどこまで勢いがあるのかだ。
「維新は先月の大田区議選で議席数を選挙前の1から4に増やした。大田区選出の都議もいて区内で足腰が強くなりつつある。今回擁立した細田純代さんは地元の町工場の代表で、タマも悪くない。1位当選を狙っているともっぱらです」(同)
自民から離れた公明票の受け皿になりそうなのが都ファだ。27日には小池都知事が応援に駆け付けた。公明支持層には“小池ファン”が多いからだ。
「統一地方選では知事が応援に駆け回り、一定の成果を得た。今回も知事はヤル気満々です。正直、ライバルは自民ではなく維新ですね」(都ファ関係者)
立憲と共産が支援する候補は大田区選出の前都議で、先月の区長選に挑戦。落選したものの、地元での知名度は高い。保守票が自民、維新、都ファで割れ、浮かび上がる可能性もある。
下手すれば、自民・鈴木氏の4位落選もあり得る情勢。そうなれば、自民はいよいよ公明に頭が上がらない。
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