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岸田ファミリーのバカ親父とバカ息子による階級固定化がもたらすもの 二極化・格差社会の真相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/323739
2023/05/30 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし
岸田首相とようやく更迭が決定された長男・翔太郎首相秘書官(C)日刊ゲンダイ
また自民党話法を聞かされた。「国民の皆さんの不信を買うようなことであるならば、これは誠に遺憾なことであると……」と、のたもうたのは岸田文雄首相である。
何が、「ようなことであるならば」だ。こんな言動に不信を感じない方がおかしい。私の場合、不信どころか、バカ親子に対する生理的嫌悪感が募るあまり、全身にジンマシンが出そうだ。
バカ息子の翔太郎首相秘書官(32)が昨年末、首相公邸内で親族らと忘年会。組閣ゴッコや記者会見ゴッコで大はしゃぎの図が、「週刊文春」に証拠写真付きで報じられた。
バカ息子の他にはバカ甥だのバカ姪だので総勢十数人。この国は俺ら一族のもんだぜ、イエイ!てな感覚なのだろう。
故・安倍晋三元首相の妄言の数々を連想させられた。「私は森羅万象すべてを担当している」「私が国家です」など。岸田ファミリーはムキ出しの支配者意識まで故人から引き継いでいるらしい。
くだらなすぎて涙が出る。首相公邸が、まるで「バカッター」か、「バイトテロ」の舞台ではないか。
それでもバカ息子は、公の場で謝罪するでもない。バカ親父も野党が求めた更迭を拒否。“厳重注意”とやらだけで済ませる意向なのである。
バカ息子はいずれバカ親父の地盤を世襲する。米国の覇権戦略における現政権の貢献度次第では、バカ息子の首相の目だってあり得てしまうかもしれない。歴史は何度でも繰り返すから。
権力や巨富を世襲する者とそのお仲間、および米国の意向を体現する者は、何をしても許される。それ以外の者は常に許されない。新しい階級社会に向かう日本は近年、そのスピードを一気に加速させているように見える。
「ローンオフェンダー(単独の攻撃者)」の脅威が高まってきたのも、道理ではある。要はいわゆる「無敵の人」のことだ。
人生に絶望し、失うものがなくなった人間ほど恐ろしいものはない。その一人らしい男に爆発物を投げつけられた岸田自身が、よくよく承知しているはずではないか。
絶望は経済的な困窮によってのみ導かれるわけではない。世襲権力の全能感に酔いしれたバカ息子の振る舞いや、それでも将来が約束され続ける理不尽と、自らの現実と引き比べさせられてしまう時、人は壊れる。
「無敵の人」だらけの日本にしたくなければ、岸田さん、バカ息子を切りなさい。
──と、ここまで書いたところで、バカ親父はバカ息子を6月1日付で交代させる人事を明らかにした。ロクデナシのバカ息子なんか初めから使わなければよかったのに。
斎藤貴男 ジャーナリスト
1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。
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