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G7広島サミット現地ルポ…海外メディアは会場の美食に大喜び 歩いて10分の歓楽街は閑古鳥
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/323265
2023/05/20 日刊ゲンダイ
ジャパニーズスナックも食べ放題(C)日刊ゲンダイ
海外プレスの人々は皆、ホクホク顔だ。広島市中区の県立総合体育館に設置されたG7広島サミットの「国際メディアセンター」。サミット会場での取材が制限されるため、集まった国内外の報道関係者5000人はここを拠点に記事を書いたり、自国に向け中継を行う。
ドリンクやお菓子、カップ麺や弁当が用意され、どれだけ持ち帰っても自由だ。じゃがりこ、歌舞伎揚、ハイチュウなどジャパニーズスナックのテイストに海外記者たちは満足げ。さらに、アルコールも飲み放題で、白牡丹に賀茂鶴など広島の地酒37種がズラリと並び、生ビールはサーバーで1杯ずつついでくれる。
広島グルメの紹介ブースも充実。記者が訪れると、もち豚「せと姫」の鉄板焼きが供されていた。ドイツ人記者は「2回おかわりしちゃった」と満面の笑み。メニューはお好み焼き、殻付き牡蠣と数時間おきに入れ替わり、こちらも食べ放題。まさに至れり尽くせりだ。
「経済効果900億円」には疑問符
「素晴らしいサミットのひとつだ」と太鼓判を押すのは、欧州を中心に過去15回のサミット取材の経験を持つフランス人の40代記者だ。「食事もさることながら、清潔だし、ホスピタリティーも手厚い。何より全てがスケジュール通りに進むことに驚いている」と続けたが、今回のサミットの費用は114億円。2019年の仏ビアリッツ・サミットの2倍強である。
「114億円は高くないか」と聞くと、彼は「海外の客をもてなすのに、その額は値しないのかい? 我々は金額に見合った質の高いサービスを受けている。決して“トゥーマッチ”ではない」と答えた。
「広島の食」はがっちり、海外プレスの胃袋を掴んだようだが、これだけ満足すれば街に繰り出す気分にはならないだろう。実際、市内の繁華街・紙屋町に足を運ぶと、メディアセンターから歩いて10分ほどなのに、外国人の姿はちらほら見かける程度。厳重な交通規制の影響で車の往来は少なく、焼き肉屋、ふぐ料理屋、ブティックと臨時休業の店が目立つ。地元の人々は「明らかに人通りは減っている」と声をそろえる。
サミット開催による経済効果は900億円超ともいわれるが、首をかしげざるを得ない。
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