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高市早苗氏やはり“ジ・エンド”…致命的な人望のなさに加え“側近”議員にも見放され孤立鮮明
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/322911
2023/05/14 日刊ゲンダイ
ぼっち(高市早苗経済安保相)/(C)日刊ゲンダイ
近いうちの解散・総選挙をにらんでのことなのか。自民党は派閥パーティーが花盛りだ。12日は茂木派が都内のホテルでパーティーを開催。来週は安倍派(16日)、岸田派(17日)、麻生派(18日)のパーティーが控える。そんな中、10日に開かれた森山派のパーティーで意外な人物の派閥入会が発表され、政界に波紋を広げている。
◇ ◇ ◇
党内最小派閥の森山派(近未来政治研究会)に新たに加わることになったのは、城内実衆院議員(58歳・当選6回)だ。元外務副大臣で、現在は静岡県連の会長を務める。城内氏の加入でも森山派は8人の弱小派閥に変わりはない。
城内氏は小泉政権下で郵政民営化に反対して離党し、2012年に復党してからも無派閥を貫いてきたが、かねて安倍元首相の“側近”として知られたゴリゴリの保守派議員だ。思想信条が安倍元首相に近い高市早苗経済安保相(62)が岸田文雄氏と争った21年の総裁選では、高市選対の事務総長を務めた。
その城内氏が森山派に入会したことは、高市支持層を中心に衝撃をもって受け止められている。
放送法の解釈をめぐる総務省の文書を「捏造」と断言し、地元の奈良県知事選で調整力のなさを露呈して日本維新の会に敗北した高市氏に対する党内の視線は冷たい。そこへきて、総裁選の高市選対で中核を担った城内氏が離反したとなれば、高市氏は弱り目にたたり目だ。
「熱心な高市支持者から見れば、森山派会長の森山選対委員長は、奈良県知事選で“高市潰し”を画策した張本人なのです。高市さんは奈良県連会長として、自分が総務相時代に秘書官だった候補者を強く推したが、党本部は推薦を出さず、現職だった荒井知事(当時)も出馬して保守分裂選挙になった。自民票が割れた結果、維新に漁夫の利をさらわれて、高市県連会長の責任問題に発展しました」(ジャーナリスト・横田一氏)
地元・奈良で「すでに推薦人20人は確保」宣言も…
この人も去った(城内実衆院議員)/(C)日刊ゲンダイ
4月9日の知事選直後、11日の大臣会見で高市氏は、森山氏が荒井氏と面会して激励したとする報道を列挙し、「県連推薦以外の方を党本部が応援したのではないか」と批判。これが虎の尾を踏んだ可能性もある。
「城内さんは安倍政権下で森山国対委員長の時に副委員長を務め、気脈を通じていた。1カ月ほど前に森山さんから直接、派閥入りを誘われ、能力を評価してもらったことに感銘を受けて入会を決めたそうです。一方の高市さんは、総裁選で骨を折った議員に対して慰労会も開かず、1年以上も連絡しなかったそうですから、見捨てられても仕方ないでしょう」(自民党関係者)
森山氏が城内氏に声をかけた1カ月前といえば、ちょうど高市氏が森山批判を繰り出していた頃だ。ネット世論には大ウケだったが、それが現実社会で通用するとは限らない。
大メディアでは報道されなかったが、実は4月30日に高市氏の地元・奈良で「高市早苗議員を内閣総理大臣にする会」の設立総会が開催された。その場で高市氏は「すでに推薦人20人は確保しております」と宣言したというが、実情は怪しい。
「中核の城内議員まで離反してしまい、誰が高市さんを支えるというのか。安倍元首相という後ろ盾がいたから、高市さんは実体以上の存在感を示していた。それがはじけたということです。永田町での人望のなさは致命的で、推薦人20人は集まらないでしょう」(横田一氏)
100人に達した安倍派にも入れてもらえず、この調子では次の総裁選には出られそうにない。高市氏の増長は、あっけなく終焉を迎えそうだ。
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