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【政界地獄耳】「解散」より「総裁選」が大切な首相・岸田文雄
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202305060000072.html
2023年5月6日7時48分 日刊スポーツ
★3日(日本時間4日)、訪問先のキューバで自民党幹事長・茂木敏充は記者団と懇談し、衆院解散時期に関し、首相・岸田文雄の専権事項だと断った上で「いずれかのタイミングで首相が国民の判断を仰ぐことになる。その自由度を持てるよう準備を進める」と発言したと共同通信が報じた。一方、アフリカ歴訪中の首相は4日午後(日本時間同日夜)、モザンビークの首都マプトの会見で、衆院解散について「重要な政策課題の結果を出すことに全力を尽くしているところであり、今は解散総選挙は考えていない」と語った。
★両者は特別な発言はしていないが、政治記者は解散風を吹かしたくてしょうがないようだ。その訳はこうだろう。首相は、この後の広島サミットを含め外交展開が支持率を高め、脅威になる維新の候補者選びが進む前、また立憲が内紛に明け暮れる状況を見逃さず、間髪を入れずに抜き打ち解散すれば勝てるはず。今やらなくていつやるかという論法のようだが、維新が野党第1党になろうがなるまいが、政策的には脅威ではなく法案は共同で進めるものも多い。つまり野党にいながら友党であるという認識ならば急ぐ必要もない。ほかの野党はいずれも今後数年間は脅威にすらならない。
★つまり今やらなくても自民党は選挙にしばらくは勝ち続けられるはずだ。それよりも大切なのは来年秋の自民党総裁選の再選戦略に他ならない。今、解散して勝利したことが来年の総裁選挙に有利になるのだろうか。その時、幹事長は岸田を支えるのか。総理・総裁の権限は大きい。その政権にいる幹事長や政調会長、デジタル相の動向を考えれば、今打つ解散・総選挙が再選戦略に結び付くかどうか。逆に言えば、その解散権を使いながらどう政権運営をするのか。党内長老筋となった元幹事長・二階俊博、党副総裁・麻生太郎、前首相・菅義偉の思惑もあるだろう。解散をあおる先に何が見えるかを見極めるのが政治ではないか。(K)※敬称略
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