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傍若無人な萩生田政調会長に自民党執行部カンカン!「LGBT法案」を“点数稼ぎ”で妨害
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/322225
2023/04/27 日刊ゲンダイ
何を考えているのか(自民党の萩生田光一政調会長)/(C)日刊ゲンダイ
日本が国際社会から取り残されてもいいと思っているのか。
性的少数者への理解を広げるための議員立法「LGBT理解増進法案」について、自民党の萩生田政調会長が26日、5月のG7広島サミット前の法案成立を“妨害”するような発言を展開した。「サミットで時間を切るというようなことは筋が違う」と言い放ったのだ。
G7でLGBT関連法がないのは日本だけで、「G6」各国から法整備を求める声が上がっている。25日には、公明党の山口代表が首相官邸で岸田首相と会談。「G7前の法案成立が望ましい」との山口代表の指摘に、岸田首相も「公明党の主張を踏まえて対応する」と前向きな姿勢を示していた。超党派議連も「G7までに成立させたい」(稲田朋美会長代理)と意欲を示している。
そんな中、党の法案とりまとめ役の萩生田氏が真逆のことを言っているのだからどうかしている。何を考えているのか。「自らが所属する自民党安倍派の意見を代弁したつもりだろう」と言うのは自民党ベテラン議員だ。
「安倍派内はLGBT法案に強硬に反対する議員ばかりで、推進派はほとんどいない。ただ、萩生田さん自身は反対、推進のどちらでもいいと思っているようだ。あえてメディアの前で『反対』を訴えることで、安倍派の次期会長レースでの“得点稼ぎ”を狙ったのではないか」
法案を巡っては、2年前にも超党派議連が立法化に向けて動いたが、安倍元首相をはじめとするタカ派議員が「差別は許されない」との文言に反発。法案提出が頓挫した経緯があった。
今回は政調会長である萩生田氏が中心になって法案を潰す気ではないか。東京新聞(26日)によると、自民党が「差別は許されない」という表現を「不当な差別は許されない」に見直した独自の法案を5月前半にも国会提出する方針だという。保護される対象を実質的に狭め、理念を後退させようとしているのは明らかだ。
岸田首相の目の前で文句垂れまくり
G7で「LGBT法」がないのは日本だけ。こんな有様ではますますグローバルスタンダードから外れていく(自民党執行部)/(C)日刊ゲンダイ
あまりにもフザケたやり方だが、ここ最近の萩生田氏の傍若無人な態度には、党執行部も激怒しているという。
「萩生田さんは24日の党役員会で、統一地方選の東京・江東区長選で自らに近い山崎一輝元都議が落選したことに、不満をぶちまけていました。区長選は萩生田さん自身が会長を務める都連のマターなのに、党本部の対応不足を非難。岸田総理の目の前でブチブチと文句を垂れたものだから、その場にいた遠藤総務会長や高木国対委員長ら幹部は呆れ返っていました。果ては、江東区が含まれる衆院東京15区の支部長を『山崎さんにしろ』と、自分勝手なことを言い出す始末。激怒した森山選対委員長は、会合終了後『萩生田はもっと大人にならないといけない』『器の小さい男だ』などと周囲にこぼしていたそうです」(自民党関係者)
何でも自分の思い通りになるとでも思っているのか。こんな男が政調会長ではLGBT法は風前のともしび。日本はグローバルスタンダードから外れていくばかりだ。
岸田首相は人事をよく考えた方がいいのではないか。
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