http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/160.html
Tweet |
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230415-OYT1T50289/
今は4年に一度の統一地方選挙の真っただ中。
そんな中で起こった今回の事件。
被害者が出なかったことは不幸中の幸いと言えよう。
映像を見る限りでは、爆弾と思しきものが岸田首相の足元に投げ込まれており、日本以外で同様の事が起これば、岸田首相は言うまでもなく、周りにいた大勢の市民が被害にあったであろうことは容易に想像がつく。
単なる模倣犯か、愉快犯か、何か背景があるのか、今のところは明らかではないが、
いずれにしても、暴力に訴えても、何も解決しないことは、昨年の安倍首相の銃撃事件の結果と、その後の政治状況を見れば、明らかだろう。
犯人は、まだ「24歳」という若さだという。
彼をこのような行動に走らせるまでに、彼を追い詰めたものは「何か」
今の日本の状況が、若者や、女性、生活弱者にとっては生きづらいものであることは、事実であり、否定のしようがない。
そのことが、今回の事件の遠因になっていないか、冷静になって検証が必要だろう。
若者のエネルギーが鬱積し、マグマが噴出してくる前兆でないことを祈る。
暴力では、ヒーローは生まれない。
そんな中で、報道各社は、政治家、あるいは今回の選挙の立候補者の声を報道する仕事に忙しい。
選挙期間中であることも影響して、さぞかし、「不偏不党」の姿勢を疑われることが無いように、細心の注意と配慮を伺わせるような報道なのだろうと思いきや、
期待は見事に裏切られてしまった。
政権に阿る姿勢は、今に始まったことではないが、それにしても読売新聞の報道が酷すぎる。
まるで、「政権与党」と「ゆ党」の選挙応援の如し。
以下に記事を抜粋する形で、記事に取り上げられている政治家の発言を紹介する。
発言の内容はどうでもよく、取り上げられている政党に注目されたい。
以下の通り。
自民党岸田派で事務総長を務める根本匠衆院議員
「とにかく岸田さんが無事で良かった。最初に聞いた時は、安倍さんの時のことが頭をよぎった」
世耕弘成・自民参院幹事長
「総理ご本人はもちろん、一行や聴衆にけがはなかったということで 安堵あんど している」
自民の萩生田政調会長
「断固として抗議する」
日本維新の会の馬場代表
「民主主義に対する挑戦であり、怒りを覚える」
公明党の山口代表
「動機などを速やかに究明してもらいたい」
「選挙活動に 萎縮いしゅく 効果を与えないよう、警備・警戒態勢を再確認してもらいたい」
国民民主党の玉木代表
「短期間に要人が2度も襲われ、未然に防げなかった点について、警備のあり方の不断の検証、見直しが必要だ」
自民の森山裕選挙対策委員長
「事件に屈しない。遊説日程が変わるとおかしくなる」
再び、馬場氏
「有権者を遠ざけるわけにはいかない。警察、政党、候補者が協力しなければならない」
(政党はもっとあったと思うんだけどなぁ〜、と思っていたら)
立憲民主党の泉代表
立憲民主党の泉代表の街頭演説の際、県警が「のぼり」を持つ選挙スタッフに対し、泉氏の周囲から離れるよう指示。泉氏側が県警に要請し、通常通りの対応に戻る一幕があった。
(泉代表のコメントは、な・無い・・・みたい)。
読売新聞記事の抜粋はここまで。
どう思いますか?
私は「依怙贔屓」だと思います。
調べたら、「不偏不党」の対義語は「依怙贔屓」でした。
「だみだ、こりゃ」
ちなみに、最低でも「こうでなくちゃ」という報道の仕方の参考例を朝日新聞の記事から抜粋。
https://www.asahi.com/articles/ASR4J6W0TR4JOXIE02R.html
・・・厳重な警備態勢が敷かれた。聴衆から戸惑いの声も漏れる中、弁士は「ひるまない」と訴え、
・・・小田急経堂駅前で16日午後、政党代表による区議選候補の応援演説会があり、歩道が埋まるほど混雑した。
・・・党代表は「民主主義の根本を爆弾で妨害するような行いは断じて許されない。ひるむことなく堂々と訴えを続けたい」と演説した。
・・・別の政党代表が参加した街頭演説会があった東京都北区のJR王子駅前でも同日午後、100人近くの聴衆が集まって、ごった返した。
以上は朝日新聞の記事から抜粋。
報道内容は違うが、報道姿勢の差は歴然と現れているのではないか。
私のコメント?
「な・無い」
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK290掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK290掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。