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岸田首相が襲撃された「雑賀崎漁港」は“日本のアマルフィ” 地元住民はイメージ悪化を懸念
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/321632
2023/04/16 日刊ゲンダイ
雑賀崎は“日本のアマルフィ”として和歌山県が大々的にPRしている(提供写真)
「岸田首相に向かって発煙筒のようなものが投げ込まれたんです。爆発するまで、10秒ぐらいあったんじゃないですかね。事件直後は、すぐに規制線が貼られて外に出るように言われました」
と、和歌山県のメディア関係者。事件直後には多くの緊急車両が現場を取り巻き、ヘリが事件現場上空を旋回する物々しい雰囲気に包まれた。
4月15日、衆院和歌山1区補欠選挙の応援のため、和歌山市を訪れた岸田首相。午前11時半頃、現場である雑賀崎(さいかざき)漁港に到着し、マダイなどの魚介類を試食。その後、候補者とともに、街頭演説を行う直前、銀色の筒状のものが岸田首相を目がけて投げ込まれた。
瞬時に、周囲にいた漁協関係者に取り押さえられ、SPと見られる男性がそこに加わった。その直後、「ドーン」という爆発音とともに、その筒状のものが爆発した。瞬く間にこの動画が報道され、SNS上は“漁港のおっちゃん”がトレンドワード入り。2人の地元漁師が、二本目の筒にライターで火をつけようとしていた男に、咄嗟の判断でタックルして倒したのだ。
和歌山県警に威力業務妨害容疑で逮捕されたのは、兵庫県川西市の木村隆二容疑者(24)。取り押さえた漁師の一人は大手紙の取材に「雑賀崎のイメージが悪くなりそうで、それが心配だ」と話したそうだが、雑賀崎は“日本のアマルフィ”として和歌山県が大々的にPRし、毎年多くの観光客が訪れる和歌山屈指の観光スポットだ。
その景観は文化庁が認定する日本遺産「絶景の宝庫 和歌の浦」を構成する絶景のひとつにも数えられている。
「雑賀崎は絶景に加え、旅館も建ち並ぶ。関西屈指のリゾート地としても知られています」(前出の和歌山県のメディア関係者)
岸田首相が雑賀崎に入った理由
物々しい雰囲気に包まれた襲撃事件後の雑賀崎漁港周辺(提供写真)
しかし、東京からも大阪もアクセスの便利さはイマイチ。なぜ、そんな場所を岸田首相は街頭演説の場所に選んだのだろうか。和歌山市民も首をかしげる。
「事件が起こってから、『なぜ総理大臣がわざわざここに来たんだ?』って地元は大騒ぎでした。雑賀崎は和歌山市といっても、一番端ですし、駅が近いわけでもない。観光地といっても、地元民がわざわざ行く場所でもありません。釣りで行くぐらいでしょうか」
取材を進めると、このような理由があったようだ。
「補選に出馬した候補者を支援している有力市議が雑賀崎出身のため、“最重点エリア”として岸田首相が演説することになったようです。ただ、木村容疑者が漁協関係者ばかりの場所にどうやってたどり着いたのかは謎です」(自民党関係者)
和歌山県が力を入れて観光客を呼び込む“日本のアマルフィ”雑賀崎漁港が、違う意味で有名になってしまった。
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