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2023.12.20
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202312200000/
欧州中央銀行(ECB)理事会は10月18日、デジタル・ユーロ・プロジェクトの次の段階に移行することを決定、デジタル・ユーロ導入に向かって一歩を踏み出した。
ECBのクリスティーヌ・ラガルド総裁は2011年7月から19年9月にかけて国際通貨基金(IMF)の専務理事を務めていた。彼女の前にIMFの専務理事を務めていたドミニク・ストロス-カーンはフランス大統領になるとも言われていた人物だった。
彼は2011年4月、ブルッキングス研究所で演説、失業や不平等は不安定の種をまき、市場経済を蝕むことになりかねないと主張、その不平等を弱め、より公正な機会や資源の分配を保証するべきだと語っている。また、進歩的な税制と結びついた強い社会的なセーフティ・ネットは市場が主導する不平等を和らげることができ、健康や教育への投資は決定的だとし、停滞する実質賃金などに関する団体交渉権も重要だとしていた。
そのストロス-カーンは演説の翌月、ニューヨークのホテルで逮捕されてしまう。後に限りなく冤罪に近いことが判明するが、その前に彼は専務理事を辞めさせられ、フランス大統領になる夢は閉ざされた。そして後任専務理事は巨大資本の利益に奉仕するラガルドになる。
このラガルドは2007年6月から11年6月まで経済財務大臣を務めているが、その際、知り合いの実業家とフランス銀行との損害賠償問題へ不正に介入したとされ、裁判では有罪の判決が出されている。ただ処罰はされなかった。冤罪で政治への道を閉ざされた前任者とは全く違う扱いを受けたわけだ。
ラガルドが評議会メンバーを務めるWEF(世界経済フォーラム)は西側支配層の実務面で中心的な役割を果たしている団体。彼女と同じように評議会メンバーになっている人物には創設者のクラウス・シュワブ、ブラックロックのラリー・フィンク、カナダのクリスティア・フリーランド副首相兼財務相、アル・ゴア元米副大統領、カーライル・グループの共同設立者兼共同会長のデイビッド・ルベンシュタイン、CCIEE(中国国際経済交流センター)の朱民副理事長、チェリストのヨーヨー・マ、竹中平蔵などが含まれる。2016年から19年にかけての時期にはウルスラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長もWEFの評議員だった。
WEFは1992年にサンクトペテルブルクで会合を開いたが、その際、ウラジミル・プーチンは市長府対外関係委員会の委員長として参加していたと言われている。この会合で「明日のためのグローバル・リーダー(2003年にヤング・グローバル・リーダーに改名)」という仕組みがはじまった。2017年にシュワブはプーチンがヤング・グローバル・リーダーだとしていたが、記録の上では消えている。
イギリスの対外情報機関MI6のオフィサーだったリチャード・トムリンソンによると、1979年、オレグ・ゴルディエフスキーの連絡員のひとりとしてプーチンのパスポートの写真を見せられたという。ゴルディエフスキーは西側へ寝返っていたKGBの幹部だ。
その後、彼はソ連で監視下に置かれるが、1985年7月にイギリスへ脱出する。ゴルディエフスキーがイギリスへ寝返っていることをロシアへ伝えたのはCIAのアルドリッチ・エイムズだとされている。
そして1994年、イギリスの治安機関MI5は何らかの理由でプーチンを拘束して殺害することを決めるが、プーチンはイギリスへ渡らず、そのままロシアへ戻ったという。プーチンが「明日のためのグローバル・リーダー(ヤング・グローバル・リーダー)」になったものKGBの工作だったのかもしれない。
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