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北朝鮮 軍事偵察衛星成功で軍事合意撤回 緊迫化する朝鮮半島情勢/出石直・nhk
2023年11月24日 (金)
出石 直 解説委員
https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/300/489829.html
北朝鮮は「軍事偵察衛星を打ち上げ、地球を回る軌道に進入させることに成功した」と発表しました。これを受けて韓国政府は軍事境界線周辺での北朝鮮に対する監視・偵察活動を再開することを決めましたが、北朝鮮はこれに強く反発、朝鮮半島情勢はにわかに緊迫度を増しています。出石 直(いでいし・ただし)解説委員に聞きます。
Q1、軍事偵察衛星の打ち上げに成功したとする北朝鮮の発表、どう受け止めますか?
A1、まず指摘しておきたいのは、人工衛星の打ち上げであってもこれは弾道ミサイルの技術を使用したものであって、明確な国連安保理決議違反であるということです。衛星の打ち上げに成功したということは、弾道ミサイルの技術も向上した、その脅威がさらに高まったと受け止めるべきでしょう。
私が注目しているのは、今回の打ち上げにロシアがどの程度関与していたかという点です。北朝鮮はことし5月と8月に2回連続で衛星の打ち上げに失敗していました。今回ロシアから部品などが提供されたのか、打ち上げにロシア人技術者が立ち会っていたのかなど、今後詳しく見ていく必要があると思います。
Q2、韓国政府はさっそく対抗措置を打ち出していますね。
A2、前のムン・ジェイン政権の時に結んだ北朝鮮との軍事合意の効力を一部停止することを決めました。具体的には、軍事境界線周辺に設定していた飛行禁止区域での監視・偵察活動を再開するとしています。これに対して北朝鮮も韓国との軍事合意をすべて撤回すると表明、朝鮮半島情勢はにわかに緊迫化しています。偶発的な軍事衝突が起きかねない事態となっています。
Q3、挑発を続ける北朝鮮に対して日本はどう対処すべきでしょうか?
A3、北朝鮮は今後さらに数個の軍事偵察衛星の打ち上げを行うとしています。
近く第2、第3の偵察衛星の打ち上げ、あるいは弾道ミサイルの発射が行われる可能性があります。日米韓の連携をいっそう強化し、追尾やいざという時の迎撃に備えておく必要があると思います。
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