何故ならアメリカとイギリスにイランは自国の石油油田プラントをプラント建設費用の対価として莫大な借金を負わされ、その費用捻出に油田から産出された原油をほぼその肩代わり担保としてイギリス資本のアングロ・イラニアンという外資企業に資源が奪われていた。

1951年に誕生したムハンマド・モサデク氏が首相に就任後は自国民の利益になるように民間企業だった前出企業の国有化政策を進めた。

当時からアメ公の大嫌いな「民間企業の国有化」に怒ったCIAはお決まりの裏金工作で反共産クーデターをおこし、親米政権のパフラヴィー2世の支持勢力が集まり大規模な反政府デモが行われた。イラン陸軍もパフラヴィー2世を支持し、同日夜にはモサデク政権の要人は監禁されるか逃走するに至った。

しかし、イラン国民はこのクーデターには騙されずに逆に米英への憎悪の感情を日に日に増幅させてついには駐イランアメリカ大使館に群衆が押し寄せて死者まで出す反クーデターが起きた。

その様子はハリウッド映画の「アルゴ」で撮影されている。

ペルシャ時代に朝鮮とのアヘン三角貿易で莫大な財産を築いたヒロヒト管轄の宮内庁は極秘裏にでも当時のお礼として国産軍産複合体を遣ってイランへの軍事技術供与を促してみてはどうか？（苦笑）

日本の大ダマスゴミこそ「テロ国家支援団体」ですよね。

そしてアメリカンスタンダードをグローバルスタンダードという勘違いを想起させるようなミスリードもアチコチに。

イラクやシリア（リビアも）が今どうなっているのか？恐らく見るも無惨な光景が広がっている事が予測出来るが各局全くのスルーですね。😖