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ウクライナ反攻2カ月 欧米の支援継続へ迫られる「成果」/産経新聞
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E5%8F%8D%E6%94%BB%EF%BC%92%E3%82%AB%E6%9C%88-%E6%AC%A7%E7%B1%B3%E3%81%AE%E6%94%AF%E6%8F%B4%E7%B6%99%E7%B6%9A%E3%81%B8%E8%BF%AB%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B-%E6%88%90%E6%9E%9C/ar-AA1f52uD?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=166fd15aea4349d49aa7fbc5df6ac92f&ei=9
ロシア軍に対するウクライナ軍の反攻作戦は、同国のゼレンスキー大統領が開始を認めてから10日で2カ月が過ぎた。反攻は現時点でウクライナや欧米が期待したほどの成果を挙げられておらず、欧米側メディアには、反攻の遅れが欧米の軍事支援の見直しにつながる可能性を指摘する声も出始めた。ウクライナは反攻の成果を示す必要性に迫られているが、大きな損害を受けるリスクも高く、困難な状況に置かれている。
軍の兵站破壊に重心移す
ウクライナ軍は、ザポロジエ州など南部方面と、ドネツク州など東部方面で反攻を展開している。南部ではアゾフ海まで南下し、露軍の支配下にある「陸の回廊」を分断することで露軍の補給路を断ち、南部一帯の奪還を目指している。東部では露軍によるドネツク州全域の制圧を阻止する構えだ。
ウクライナ国防省によると、反攻開始後、南部方面で200平方キロメートル、東部方面で37平方キロメートルの領土を奪還した。ただ、奪還面積は被占領地域のごく一部にとどまる。地雷原など露軍の防衛線に前進を阻まれているのが実情だ。
こうした中、ウクライナ軍は現在、人員や兵器の損害が大きい強行突破策を見直し、露軍の兵站を破壊する作戦に重心を移している。今月上旬、ロシアの実効支配下にあるクリミア半島とウクライナ南部を結ぶ2つの橋を攻撃したほか、兵員輸送を担ってきた露揚陸艦を海上ドローン(無人艇)で攻撃し、損傷を与えたことはその一例だ。露軍を疲弊させ、反攻を有利に運ぶための戦術だが、その半面、地上部隊の前進はさらに遅れる見通しだ。
反攻停滞は米国に影響
米CNNテレビは9日、「反攻の停滞は特に米国に影響を与えるだろう。それは大統領選を来年に控える中、米国の戦争支援に疑問を投げかけるためだ」と指摘。「ウクライナには反攻を成功させるよう(欧米側から)強い圧力がかけられている」とも伝えた。反攻の成果が出ない場合、欧米の支援が見直される可能性を示唆した形だ。同様の見方は最近、他の欧米側メディアでも伝えられている。
ウクライナもこうした情勢を把握し、ゼレンスキー氏や同国政府高官らは「反攻は長期に及ぶ」と説明。支援継続を呼びかけるとともに、欧米が停戦論に傾く事態を防ぎたい構えだ。ただ、欧米も国内世論や内政を無視した永続的な支援は困難で、ウクライナは支援継続のためにも反攻での成果が求められている。
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