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ニュースの核心 米露が秘密協議「プーチン追放」の可能性 米元高官「クリミア半島を失うなら核を使うだろう」「反戦派エリートに接近」/zakzak
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%A0%B8%E5%BF%83-%E7%B1%B3%E9%9C%B2%E3%81%8C%E7%A7%98%E5%AF%86%E5%8D%94%E8%AD%B0-%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%B3%E8%BF%BD%E6%94%BE-%E3%81%AE%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7-%E7%B1%B3%E5%85%83%E9%AB%98%E5%AE%98-%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%9F%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6%E3%82%92%E5%A4%B1%E3%81%86%E3%81%AA%E3%82%89%E6%A0%B8%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%86%E3%81%A0%E3%82%8D%E3%81%86-%E5%8F%8D%E6%88%A6%E6%B4%BE%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AB%E6%8E%A5%E8%BF%91/ar-AA1eSpTc?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=43c429ead2404575990f6de0fd85d389&ei=9
米元高官「クリミア半島を失うなら核を使うだろう」
米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は3日の記者会見で、北朝鮮がウクライナ侵略を続けるロシアに、弾薬を提供しようとしていると懸念を示した。ロシアは兵器が枯渇しつつあり、北朝鮮のほか、イランや中国からも調達しようとしているようだ。20年以上もロシアのトップに君臨してきたウラジーミル・プーチン大統領だが、最終章の幕が下りつつあるのか。こうしたなか、米国とロシアが「停戦」をめぐって秘密協議をしているとの情報がある。「プーチン追放」の可能性とは。ジャーナリストの長谷川幸洋氏による核心リポート。
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ウクライナ戦争の停戦をめぐって、米国の有識者たちがロシアのセルゲイ・ラブロフ外相らと非公式に秘密協議を重ねていたことが分かった。参加者の1人は「ロシアがクリミア半島を失うかもしれないと思えば、戦術核兵器を使うのは、ほとんど確実」とも語っている。
水面下で、何が起きているのか。
この秘密協議は米NBCが7月6日に報じた。参加していたのは、米側が著名シンクタンク、外交問題評議会(CFR)の前会長であるリチャード・ハース氏や、ジョージタウン大学のチャールズ・カプラン教授など元政府高官、ロシア側はラブロフ外相と大学、シンクタンク関係者たちだ。
重要案件をめぐって正式な政府間交渉ではなく、民間の有識者らが意見交換し、実質的な交渉のお膳立てをするのは、北朝鮮の核問題などで例がある。それらは「トラック2・0」と呼ばれるが、今回はロシア外相が加わっているので「トラック1・5」だ。
協議の存在は、ハース氏がNBC報道の翌日、自分のブログで認めた。ジョー・バイデン政権は「協議に関わっていない」と表明しているが、ハース氏によれば、協議の内容は「ホワイトハウスにも報告している」という。
彼らは一体、何を議論していたのか。
参加した米元高官は最近、ロシアの英字紙「モスクワ・タイムズ」のインタビューに応じて、内幕を語った(7月25日付)。次のようだ。
「協議は1カ月に2回のペースで開かれ、私は少なくとも3カ月に1度はモスクワを訪れた」「ロシア側は自分たちの勝利や敗北を定義できていない。エリートたちの何人かは、そもそも戦争を望んでいなかった。『完全な間違いだった』とさえ言っていた」
「だが、いま戦争の渦中にある。彼らの選択肢に屈辱的敗北はない。ロシアに恥をかかせたり、崩壊させるほど孤立化、弱体化させれば、交渉をほとんど不可能にしてしまう。われわれは周辺地域を安定させるために、強力なロシアが必要だ、と強調した」
そのうえで、冒頭に紹介した重大な懸念を語った。「ロシアはクリミア半島を失いそうになったら、核を使うだろう」というのである。
秘密協議は、ロシアのプーチン大統領の存在が最大の障害になって、行き詰まった。打開するために、元高官は「われわれは反戦派エリートに接近しなければならない。彼らが別の指導者を支持するなら、プーチン追放は不可能ではない」とも語った。
以上をどうみるか。
CIA・MI6が露スパイリクルート表明で「反プーチン」に肩入れ
私は、これと同じタイミングで、米中央情報局(CIA)のウィリアム・バーンズ長官や、英秘密情報部(MI6)のリチャード・ムーア長官が相次いで、ロシアからスパイをリクルートする意向を表明した点に注目する。「反プーチン勢力に肩入れする絶好のチャンス」とみているのだ。
米政権は公式スタンスとは別に「プーチン排除」に動き出しているようにも見える。
一方、元駐ロシア米国大使のマイケル・マクフォール氏は7月30日、自分のブログで、「なぜ、『ロシアは核に訴える』などと言えるのか。バイデン政権や西側を脅して、プーチンに味方するだけだ」と厳しく批判した。協議から外された形のウクライナも「激怒している」という。
関与を否定しているバイデン政権も昨年秋には一時、水面下で停戦協議を模索した。ウクライナの戦場とは別に、モスクワの奥深くでも駆け引きが始まっている。
■長谷川幸洋(はせがわ・ゆきひろ) ジャーナリスト。1953年、千葉県生まれ。慶大経済卒、ジョンズホプキンス大学大学院(SAIS)修了。政治や経済、外交・安全保障の問題について、独自情報に基づく解説に定評がある。政府の規制改革会議委員などの公職も務めた。著書『日本国の正体 政治家・官僚・メディア―本当の権力者は誰か』(講談社)で山本七平賞受賞。ユーチューブで「長谷川幸洋と高橋洋一のNEWSチャンネル」配信中。
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