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反政府抗議行動を止める力がないネタニヤフ
スティーブン・サヒオニー
2023年7月25日
Strategic Culture Foundation
イスラエル国民が自由と民主主義を維持するのに苦労している中、パレスチナの抵抗運動は占領終焉と人権のために戦い続けている。
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亡くなった元イスラエル首相アリエル・シャロンはアラブ諸国やパレスチナ人がイスラエルを破壊するのを懸念していないと述べた。彼は唯一の恐れはイスラエル・アメリカ関係が変化し、イスラエルへのアメリカ支援の欠如が国の終わりになることだと述べた。
アメリカのジョー・バイデン大統領は、彼によればイスラエルを民主主義として切望される地位から追い出す恐れがある提案されたイスラエル法案を非難した。
何千人ものイスラエル国民が、ベンヤミン・ネタニヤフ首相の過激派政府が提案した司法改革に抗議している。法案に対する街頭抗議は1月に始まり、軍隊、労働組合、医師会が抗議者の群れに加わるにつれて勢いを増している。
500人以上のイスラエル空軍パイロットが、この法案に抗議し、要求された場合、職務遂行を拒否すると述べた。
ネタニヤフには抗議行動や法案を止める力がない。彼の個人的自由は危機にひんしており、前回選挙で彼を権力の座につけたユダヤ人過激派に依存している。彼らの支持がなければ、彼の政府は崩壊し、彼は汚職容疑で懲役刑に直面するだろう。過去ネタニヤフはそれら過激派を嘲笑し、彼の政府では彼らに地位を与えることは決してないと主張した。しかし今や彼の自由と地位は彼を政府の舵取り役にとどめる彼らの支持に依存している。
抗議行動の中心である物議を醸している法案は、政府の動きを検討し発言する司法の力を弱めるだろう。現代民主主義の典型的な「チェックとバランス」で「チェック」の一つが無力になるのだ。政府を支配する過激派は、女性の権利を剥奪し、パレスチナ占領地域で更なる民族浄化の可能性がある法案を強行採決し、アメリカと国連が支持するパレスチナの二国家解決を不可能にする可能性がある。
ネタニヤフ政権の一部はイスラエルに関する発言でバイデンを非難し、彼らは決してアメリカの圧力に屈することはなく、イスラエルはアメリカ国旗の星ではないと述べた。バイデン政権は過激派ネタニヤフ政権から距離を置き、ネタニヤフが提案した法案を放棄するよう求めた。バイデンはネタニヤフのホワイトハウス訪問を歓迎すると約束したが、日程は設定されておらず、メディア報道は不安定な関係に関する解説で満ちている。
被占領西岸地区のパレスチナ人とイスラエル国防軍(IDF)間の緊張が続いており、IDFによるジェニンや他の紛争地域への攻撃が繰り返され、民間人が死傷している。
イスラエルでの街頭抗議行動は占領下にある600万人のパレスチナ人の自由と民主主義を推進するのが狙いではなく、パレスチナ人には自由も人権もないのに対し、自由に暮らし人権を持つ600万人のユダヤ人に影響を与える司法改革法案に反対するのが狙いだ。
権力を掌握した際、優先事項はアブラハム合意に、より多くのアラブ諸国に署名させることで、最大の狙いはサウジアラビアだとネタニヤフは誓った。しかしサウジアラビア皇太子は、正常化を開始する前に、パレスチナ占領終焉が必要だと主張している。
ネタニヤフは宗教過激派で、ネタニヤフ連合政府の過激極右政党支持者のアメリカ系ユダヤ人が暮らすヨルダン川西岸で、占領地を更に多く併合することを優先している。
最近イスラエルがレバノンに更に侵入する過程を開始したため、イスラエル北国境は安全ではない。レバノンのレジスタンス集団はイスラエルに対しレジスタンス作戦を開始する準備が整っており、IDFとイスラエル空軍が法案抗議で混乱しているため、イスラエルの安全保障はバランスを崩している。
国内政治問題から注意をそらすため、ガザやヨルダン川西岸に対する軍事作戦を扇動することでネタニヤフはよく知られている。軍事危機時には、まとまるイスラエル国民の団結にネタニヤフは賭けている。しかし反政府抗議が継続しているため、ユダヤ人の団結はほど遠く、その賭けで彼は負けるかも知れない。止められないように見える物議を醸している法案に軍隊が反対しているので、彼は軍にも頼れない。イスラエルにおける内戦醸成の可能性さえ一部専門家は示唆している。
この法案が可決された場合、イスラエル国民が享受している自由が失われるのをホワイトハウスは懸念している。一方、残忍な占領下に暮らし、変化の兆しを示さないパレスチナ人の人権と自由の完全な欠如をホワイトハウスは無視している。
イスラエル国民が自由と民主主義を維持するのに苦労する中、パレスチナ抵抗運動は占領の終焉と彼らの人権のため戦い続けている。パレスチナ領土占領をアメリカが支持し続け、交渉のテーブルに着くようイスラエルに圧力をかけるのを拒否しているため、現状は維持されるだろう。アメリカはパレスチナ人の抑圧と苦しみに加担しているのだ。
記事原文のurl:https://strategic-culture.org/news/2023/07/25/netanyahu-is-powerless-to-stop-the-protests/
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Alex ChristoforouのDuran映像、冒頭はエリトリア大統領イサイアス・アフェウェルキ発言。
連中は金を印刷している。物は全く製造せず金を印刷している。これは通貨制度で連中の世界兵器の一つだ。あちこちで制裁だ。我々には新たな世界通貨制度が必要だ。
Ukraine-NATO Plan B. Russia-Africa success. West MSM, Africa summit failure. Ursula peace prize. 38:15
今朝の孫崎享氏メルマガ題名
何故木原事件は重要か。木原内閣官房副長官の妻の元夫が殺害された事件を再捜査し、警察庁の殺人事件の専門佐藤氏がこれは殺人事件であると見立て捜査中、捜査は打ち切られ、警察庁長官は今「事件性なし」と発言。大手メディアもほぼ沈黙。有力者絡めば殺人事件の蓋する国か
日刊IWJガイド
「『断言しますけれども、事件性は「あり」です』木原事件でX子さんの事情聴取を担当した元刑事・佐藤誠氏の記者会見を全文文字起こしします」
<インタビュー決定>8月9日(水)午前10時から、国際政治学・国家安全保障論がご専門の、桃山学院大学法学部教授、松村昌廣氏への岩上安身によるZoomインタビュー(録画収録、後日配信)が決定しました! 米国覇権の終わりの始まり、ウクライナ紛争の実相、そしてこの紛争の行く末、東アジアにおける「台湾有事」について、お話をうかがいます!
2023年7月30日 (日)
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