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2023年6月28日 22時04分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/259611
【ワシントン=浅井俊典】2024年米大統領選の民主党候補指名争いで、政界の名門ケネディ家出身の弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)が存在感を高めている。リベラルな民主党で反ワクチンや陰謀論を唱え、「変人」(ニューヨーク・タイムズ紙)とも称されるが、各種世論調査で10%以上の支持率を獲得する予想外の健闘。再選を目指すバイデン大統領(80)が高齢過ぎると懸念する有権者の一定の受け皿となっている。
民主党ではバイデン氏、ケネディ氏、女性作家のマリアン・ウィリアムソン氏(70)の3人が立候補を表明している。バイデン氏の他に有力政治家に出馬の動きはなく、当初は事実上の無風となるとみられていた。
しかし、政治サイトのリアル・クリア・ポリティクスがまとめた最近の各種世論調査の支持率平均は、バイデン氏が64%で首位は変わらないものの、続くケネディ氏は14%を獲得。ウィリアムソン氏は5%にとどまる。野党共和党ではトランプ前大統領(77)の最大のライバルとされる南部フロリダ州のデサンティス知事(44)の支持率が21.5%で、バイデン氏に挑むケネディ氏の支持率も泡沫ほうまつ候補では片付けられない高さだ。
ケネディ氏は故ロバート・ケネディ元司法長官の息子で、暗殺されたケネディ大統領のおいにあたる。支持を広げる背景には、ケネディ家の一員であることに加え、バイデン氏の高齢が不安視されていることもある。NBCニュースの4月の世論調査では7割が「バイデン氏は再選出馬すべきではない」と回答。世代交代を望む有権者の支持がケネディ氏に流れているとみられる。
一方で、ケネディ氏は新型コロナワクチンに反対し、大統領選は不正に操作されていると唱え、移民が押し寄せる南部国境の「封鎖」を訴えるなど、主張は民主党とは正反対の共和党保守強硬派に近い。ニューヨーク・タイムズ紙は「民主党員の一定数がバイデン氏以外なら誰でも良いと考えていることの表れだ」と指摘した。
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