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米共和党 舞台に役者はそろったか!?/橋祐介・nhk
2023年06月07日 (水)
橋 祐介 解説委員
https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/300/484378.html
来年のアメリカ大統領選挙で政権奪還をめざす共和党の大統領候補選びについて、橋解説委員とお伝えします。
Q1.
けさのイラストは、ゴンドラに乗ったトランプ前大統領がスポットライトをひとり占め?
A1.
いまの共和党は、トランプ前大統領が支持率トップを独走しています。“トランプ1強”の状態に太刀打ちできる候補は出てくるか?共和党全国委員会は8月に予定している第1回のテレビ討論会の参加資格を発表しました。
主な条件は、▽来月1日以降、全米規模の3つの世論調査で支持率1%を超えること、▽個人献金を4万人以上から集めること、▽そして、共和党の指名を獲得した大統領候補を支持すると約束することです。
Q2.
どういう人たちが条件を満たせそう?
A2.
フロリダ州のデサンティス知事は、トランプ氏の目下の最大のライバルと目されています。トランプ政権で国連大使を務めたヘイリー氏に続き、副大統領を務めたペンス氏も7日、立候補を正式に表明する見通しです。インド系の若き実業家ラマスワミ氏や、共和党唯一のアフリカ系の上院議員スコット氏らも追いかけます。
ところが、肝心のトランプ氏は、討論会に参加するかどうか、今のところ明言を避けています。
Q3.
どうして?
A3.
ほかの候補が指名を獲得した場合でも、支持を約束することに難色を示しているようです。仮に討論会に参加しなくても、自らの指名獲得を確信している可能性もあるでしょう。
舞台に役者はそろったか?見極めようとしているのかも知れません。候補者が乱立すればするほど、反トランプ票は分散し、かたい岩盤支持層を持つトランプ氏は有利に戦いを進められるからです。共和党の指名争いは、トランプ氏以外の候補が早期に絞り込まれるかどうかが焦点になりそうです。
ただ、トランプ氏は過去の討論会で、ひたすら相手候補をけなしたり、制止をふり切って進行を妨げたりする場面が目立ちました。それならいっそ“主役不在”になる方が、実のある政策論争を聞けるかも知れません。
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