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※2024年6月29日 朝日新聞1面トップ 紙面クリック拡大
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※文字起こし
紅麹サプリ 死亡疑い76人増 小林製薬、関連を調査中 国に催促され報告
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15969909.html
これまで公表していた死者5人について/新たに浮上した76人とは
小林製薬の紅麹(こうじ)サプリメントの摂取後に腎疾患などの健康被害が報告されている問題で、厚生労働省は28日、摂取後に亡くなった人が新たに79人いると小林製薬から報告を受けたと発表した。そのうち3人は死亡と摂取との関連がないと診断され、残り76人について、同社がサプリとの関連性を調べている。▼3面=「公表方針を変更」釈明
厚労省はこれまで、同社から死者数は5人と報告を受け、人数を公表していた。死者数が急増したことについて、武見敬三厚労相は「(同社から)27日になって初めて全体像が示された。極めて遺憾だ」と発言。厚労省は同社に対し、いつまでに死亡事例の調査を終えるのかなどの具体的な計画をつくり、29日までに提出するよう指示した。
厚労省によると、13日に死者数の更新について同社に確認したところ、公表中の5人以外にも調査中の事例があるとの回答があった。厚労省が詳細な報告を求めたことで、今回の報告につながった。同社には、これまでに公表されていた5人のほかに、170人分の情報が遺族から寄せられていた。このうち、通信販売の履歴などを調べ、91人はサプリを摂取していないことを確認。摂取していた79人のうち、3人は医師が関連性はないと診断した。
同社が28日に公表した文書によると、同社がサプリとの関連性を調べている残る76人には、腎臓関連の病気が原因で死亡した人がいるという。一方で、がんや脳梗塞(こうそく)などの病気の人も含まれ、毒性のある「プベルル酸」が含まれた可能性のある製品の製造時期より前に摂取していた人も除外されていないという。
公表されていた死者数が5人にとどまっていた点について、同社は、当初は速報性を重視し、申告のみに基づいた死者数を公表していたと説明。その後、サプリと腎疾患の関連性がはっきりした人だけを報告する方針に変更していたという。
同社は28日、この5人の調査状況も報告した。1人はサプリを摂取しておらず、関連はなかった。調査に関する遺族の同意がとれた3人のうち、2人は医師が「関連性がないとは言えない」と判断し、もう1人は別の原因で死亡し、医師から「関連は不明」という意見が提出されている。
厚労省などの調査によると、2023年6〜8月に製造された紅麹の原料から、青カビがつくる強い毒性のあるプベルル酸が見つかっている。原料の培養過程で、青カビが混入した可能性が高いとみている。(後藤一也、清井聡)
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