http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/543.html
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「コロナワクチンはコロナ後遺症も減らす 3回接種で73%減」 (日経Gooday 2024/3/6)
https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/column/15/050800004/021600249/
2023年のノーベル生理学・医学賞は新型コロナウイルスワクチンの開発に貢献した研究者2人に与えられました。ノーベル委員会は、「mRNAワクチン(*1)は世界で130億回以上接種され、数百万人もの命を救った」と高く評価しています。そうしたコロナワクチンが、新型コロナウイルス感染症の後遺症も予防すること、接種回数が多いほど予防効果は高くなることが、スウェーデンの研究(*2)で示されました。
■ ワクチンの後遺症予防効果 これまでの研究の質は低め
これまでにも、新型コロナワクチンの後遺症予防効果について検討した研究は複数あり、いずれも有効性を示していました。しかし、全体として研究の質が低かったことから、スウェーデンの研究者たちは、コロナワクチン接種者が新型コロナウイルス感染症を発症した場合の後遺症のリスクを、ワクチン非接種者と比較する質の高い研究を行いました。
スウェーデンでは、2020年10月という早い時期から、医療機関を受診した患者の診断名として、「新型コロナウイルス感染症の後遺症」を記録していました。また、同国の住民の新型コロナウイルスワクチンの接種歴や、新型コロナウイルスの感染と発症の経験、かかりつけ医の診療データなどを登録するプロジェクトを推進してきました。今回著者らはこのプロジェクトから得たデータを利用して、コロナワクチンを3回(最初の2回接種をスケジュール通りに完了+追加接種1回)まで接種していた人たちの後遺症リスクについて検討することにしました。
*1 mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン:ウイルスのたんぱく質を作るもとになる遺伝情報の一部を注射するワクチン。この情報をもとに、人の体の中でウイルスのたんぱく質の一部が作られ、それに対する抗体などができることでウイルスに対する免疫を獲得する。
*2 Lundberg-Morris L, et al. BMJ. 2023 Nov 22;383:e076990.
■ コロナ患者59万人のワクチン歴と後遺症の関係を検討
スウェーデンでワクチン接種が開始された2020年12月27日から、PCR検査の対象範囲を縮小した2022年2月9日までの期間に、PCR検査で初めてコロナ陽性となった18歳以上の患者を抽出し、後遺症(コロナ陽性の28日後以降に現れた症状を後遺症と見なした)の有無について調べました。このうちワクチンの接種を1回以上受けていた人をワクチン接種者としました。
対象期間中にスウェーデンでは、ファイザー社とモデルナ社のmRNAワクチンに加えて、アストラゼネカ社、ジョンソン・エンド・ジョンソン社、ノババックス社のワクチンが用いられていました。最も多く接種されていたのがファイザー社のワクチンで、最初の2回が同社製のワクチンだった人の割合は全体の79%でした。次いで多かったのはモデルナ社で、同社のワクチンを2回接種していた人は全体の13%でした。
条件を満たしたコロナ陽性者58万9722人(ワクチン接種者が29万9692人、ワクチン非接種者が29万30人)を分析対象としました。ワクチン接種者のうち1201人(0.4%)、非接種者のうち4118人(1.4%)がコロナ後遺症と診断されていました。コロナ陽性の28日後から後遺症診断までの日数は、それぞれ18日と17日でした。
■ 接種回数が多い人ほど後遺症リスクは低下
後遺症の発症率とワクチン接種の関係を分析したところ、1回以上のワクチン接種は、後遺症リスクの58%の低下に関係していました。
ワクチン接種による後遺症予防効果は接種回数が増えるにつれて上昇しており、1回接種者では後遺症発症リスクの低下幅が21%でしたが、2回接種者では59%、3回接種者では73%になっていました。
ワクチン接種者では、最後の接種から新型コロナウイルス感染症を発症するまでの日数の中央値は126日で、最後の接種から発症までの日数が長かった人では後遺症予防効果は低い傾向が見られました。126日以上経過していた場合の予防効果は49%、126日未満では63%でした。
年齢別にワクチンの後遺症予防効果を検討したところ、1回以上の接種の効果が最も高かったのは55〜64歳で、後遺症の発症リスクが69%減少していました。続いて65歳以上が55%となっており、最も低かった18〜34歳では効果は28%でした。
今回の分析は、コロナ感染前のワクチン接種が、後遺症リスクの低下と強力に関係していることを示しました。
大西淳子(おおにし じゅんこ)
医学ジャーナリスト
筑波大学(第二学群・生物学類・医生物学専攻)卒、同大学大学院博士課程(生物科学研究科・生物物理化学専攻)修了。理学博士。公益財団法人エイズ予防財団のリサーチ・レジデントを経てフリーライター、現在に至る。研究者や医療従事者向けの専門的な記事から、科学や健康に関する一般向けの読み物まで、幅広く執筆。
------(引用ここまで)-----------------------------
これは今年3月の記事ですが、いまだにこんなトンデモなデタラメを
報道していることにあきれます。
打てば打つほど免疫力が低下し、ワクチン後遺症がひどくなり、
コロナにもかかりやすくなることは、すでにデータで明らかになっています。
コロナワクチン被害者が政府を相手に集団訴訟を起こしています。
こういうデタラメ記事を流して、ワクチン被害を深刻化させることは
立派な犯罪です。
厳しくその責任を問うべきでしょう。
(関連情報)
「チャールズ・ホフ博士 「ワクチン接種が多いほど、入院と集中治療の割合が高い」
(The Vigilant Fox / 連新社訳)」 (拙稿 2023/1/30)
http://www.asyura2.com/22/iryo10/msg/592.html
「英国: 過去1年間のCOVIDによる死亡者10人中9人が、3回ワクチン接種者であった (The Expose)」
(拙稿 2023/9/17)
http://www.asyura2.com/23/iryo11/msg/735.html
「ポール・マリック博士 『ワクチン接種回数が多いほどコロナウイルスに感染するリスクが高くなる』
(CHD.TV / 連新社訳)」 (拙稿 2023/5/1)
http://www.asyura2.com/23/iryo11/msg/321.html
「岡田正彦名誉教授 『新型コロナワクチンは数十年にもわたり免疫力を低下させる。
接種回数を増やすのは慎重になるべき』 (読売テレビ・そこまで言って委員会NP)」
(拙稿 2023/10/11)
http://www.asyura2.com/23/iryo11/msg/795.html
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