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※文藝春秋 2024年5月号 誌面抜粋 クリック拡大 続きは文藝春秋をご覧ください。
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「私は『反ワク』ではありません」コロナワクチン後遺症 京大名誉教授が読者の疑問に答える《質問殺到》
https://bunshun.jp/articles/-/70022
2024/04/09 「文藝春秋」編集部
月刊「文藝春秋」4月号で発表した京都大学名誉教授の福島雅典氏による新型コロナワクチン後遺症の調査結果についての論考は、大きな反響を呼んだ。読者からはたくさんの疑問・質問が寄せられたが、5月号では福島氏自らが答えている。
福島雅典氏 ©文藝春秋
多くの人の“ワクチン信仰”が解けてきた
「先月号の私の記事『コロナワクチン後遺症の真実』への反響は予想以上に大きいものでした。ただ、私は今になって初めて声を上げたわけではありません。2020年には新型コロナウイルス感染症対策について、日本でワクチン接種が開始された2021年からはその問題点について論文を発表するなどし、一貫して警鐘を鳴らしてきました。
私は今回に限らず、薬害が起きたり予見されたりした時は意見書や要望書を出すようにしています。『反ワク』と揶揄されることがありますが、私はニュートラルな姿勢で、相手の思想信条や立場に関係なく伝えるべきことを伝えてきただけです。
今回のワクチンは過去の薬害と比べて、規模も期間も桁外れです。何より違うのは、国が野放しにしてきたことです。ですが、皮肉にもワクチンの健康被害が拡大したことで、多くの人の“ワクチン信仰”が解けてきたように見えます」
編集部が福島氏への質問を募集したところ、読者からのメールや手紙が殺到した。大半はワクチン後遺症と思しき症状に苦しむ方からのものだった。その中から今回は7つの質問を厳選し、福島氏に答えてもらった。
副作用の出やすい人と出にくい人がいる
1問目は「ワクチン接種で健康被害を受けたり亡くなったりした人がいる一方で、健康な人もいるのはなぜですか」(兵庫県、59歳女性)。これに対して福島氏は、
「最初に概念的なことを言うと、今回のワクチンに関わらず、薬には効く人と効かない人がいます。また副作用の出やすい人と出にくい人がいるというのが、どんな薬の場合でも事実です。
今回のワクチン後遺症の場合、原因はワクチンですが、その人の生活習慣や遺伝子(特定の遺伝子の保有者はコロナウイルス感染で重症化する割合が高いという論文があり、ワクチンでも同様のことは考えられます)など様々な条件が絡んで、結果が生じているのです。
各地に設けられた集団接種会場 ©時事通信社
なおその条件の一つとして、特定の栄養素が関係しているのではないかという仮説を私は立てています。詳細は次の回答の中でお話しします」
この「特定の栄養素」についても、福島氏は詳述している。
こういった素朴な疑問だけでなく、「劇症1型糖尿病」や「ぶどう膜炎」、「リウマチ」、「大動脈乖離」、「慢性疲労症候群」など、コロナワクチン後遺症が疑われる実際の発症例についても、質問にわかりやすく答えている。
福島雅典氏による記事「コロナワクチン後遺症 読者の疑問に答える」は、4月10日(水)発売の文藝春秋5月号に12ページにわたり掲載されている(「文藝春秋 電子版」では4月9日公開)。
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