今のところ世界について日本で飛び交っている情報のソースは日本の「中身ｶﾗｯﾎﾟﾒﾃﾞｲｱ」と「米国馬鹿連中の記事」だけであります。
ﾖｰﾛｯﾊﾟやﾛｼｱの言論はまったく入ってこない。
どこの国の意見も情報も日本には入ってこない。
これって変ですね。

　今や、日本の異常さは日本人自身にもよーくわかるようになった。
ここまで自国の状態を理解するのに時間がかかったのは仕方ない。
洗脳が異常に深く、しかも日本人の謙虚な性格があったからだ。
　しかし、今やどれだけ「謙虚」で奥ゆかしく自分より他者のことを
考える日本人でも、自分の命·子供の命·孫の命を守れない時には
一体どうしたらいいのかを真剣に考えるようになった。

．．．

　一国の外交手法について「脅迫」という激烈な言葉を何故ﾒﾃﾞｲｱは使えるのだろうか。「脅迫」しているのかどうかなどわからないのに。

「脅迫外交」とか「独裁者」とかのいわゆる煽情的な言葉が多用されている。
その言葉を使うことが適切かどうかの反省などまったくなく、使われている
と感じる。

　
．．．

　発せられた言葉は誰かの触覚に触れる。
　発せられた言葉が社会にしみ込んで行った結果についての「責任」をﾒﾃﾞｲｱは、
絶対に負わない。

責任の所在が目に見えないからだ。

言うだけ。
騒がすだけ。
面白がらすだけ。
面白そうな言葉にひかれた者に新聞を「買わせる」だけ。
定見はない。
責任もない。
ゴシップだけだ。

．．．

　ﾄﾗﾝﾌﾟは「脅迫外交」などはしていない。
　我々はこうしたいがあなたの方はどうしますか、と言っている。
商売と同じで、折り合いが合わなければ再度検討しましょう、と言っている。
実際にWHOについてはそのような流れになった。

　ほかにも当初の方針から転換した政治的内容がある。
こういう姿勢のどこが「脅迫」なのか？

　　「脅迫」という言葉は、はっきり言うが「犯罪」の色がついている。

主権国家の首長の言動について安易に「脅迫」という言葉を使うことを行い続けるならば今後は覚悟するべきであろう。

　この世界が「言葉」を利用して人々を翻弄
して来たことは深刻な問題を含んでいる。
ひとは、言葉の存在に疑問を抱いていない。
ひとの、そのような素朴な白紙状態につけこむ者は昔から存在した。
宗教者である。
宗教は言葉により人を支配する。
言葉以外のもので人を支配した「宗教」というものは、ない。

　ﾒﾃﾞｲｱの生みの親は宗教である。
言い換えれば宗教というコロモをかぶった支配方法のﾂｰﾙの一つがﾒﾃﾞｲｱである。
ﾄﾗﾝﾌﾟがﾒﾃﾞｲｱについて厳しい制約を課すと言っているのは
当然である。

だからﾒﾃﾞｲｱも、敵対するﾄﾗﾝﾌﾟを批難しまくるのは当然である。
しかし情勢はすでに決した。
批難や悪口や暴言を騒がしく言い立てる側は、即ち負けている側である。
これだけはいつの世も変わらない。

　
たかが「ｶﾜﾗﾊﾞﾝ屋」に何を言っても無駄であろうが、世界が本質的に変化し始めたことだけは述べておきたい。