http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/481.html
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「超監視型社会『1984年』の悪夢は中国で実現する」
(ラージャオ(中国人風刺漫画家)/トウガラシ(コラムニスト) Newsweek 2024/6/29)
https://www.newsweekjapan.jp/satire_china/2024/06/1984-1_1.php
<全体主義国家の中国は、SNSだけでなく空港や学校、タクシーなどあらゆる場所で監視システムを導入している。最新型のEVも例外ではない>
こんな出来事があった。国外に暮らす中国人Tが中国の親友と連絡するため、中国のアプリWeChat(ウィーチャット)を利用し始めた。そして、中国に関わる外国メディアの記事をウィーチャットで中国の親友とシェアしようとした。普通に使っていると思っていたある日、突然中国の親友から「何があった? なぜかあなたの朋友圏(モーメンツ)が真っ白になって、何も見られなくなったよ!」という連絡が来た。
びっくりしたTは慌ててウィーチャットをチェック。投稿はちゃんとある、こっちからはきちんと見えるよ、と親友に伝えた。同時に、国外にいる友人と中国にいる友人数十人以上に聞くと、あることが発覚した。
ウィーチャットアプリには、国外向けの「WeChat」と、中国国内向けの「微信」という2つのバージョンがある。「WeChat」を使う人はほぼ国外にいるので、Tの投稿はちゃんと見られる。一方、中国国内に暮らしている友人はTの投稿を見られない。
Tがシェアした国外ニュースが中国政府の禁じる内容だったため、ハイテクを使って中国国内のユーザーだけを遮断したと考えられる。用心深く、賢い技術だ。「只有想不到、没有作不到(ただ思い付かないだけ、できないことなどない)」という言葉そのままである。
ネットにはこんな投稿もあった。ある中国人ネットユーザーが中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が新発売した新型EV「問界(AITO) M9」を購入し、友人たちを誘って初乗りをした。みんな何の心配もなく、自由にしゃべったり議論したりしていると、EVのシステムに「政治批判の話題に気を付けよう」と注意された。
車室内モニタリングシステムを搭載する新型EVにとって、個人言論の監視や収集は十分可能だろう。別の中国EVが、車内モニタリングシステムで撮った車の持ち主のプライベート写真をネットに相次いで流出させた事件も最近発生した。
全体主義国家の中国は、空港や学校、タクシーなどあらゆる場所で監視システムを導入している。彼らが個人の生活スペースを見張る可能性は十分にあり得る。ジョージ・オーウェルが小説で描いた『1984年』は中国で実現するだろう。
--------(引用ここまで)--------------------------
Newsweekにしてはまともな記事ですが、問題は、世界経済フォーラムが、
超監視国家先進国の中国を模範として、徹底した国民監視システムを各国に導入しようと
していることです。
日本政府も、マイナンバーを利用して国民を完全に支配する計画です。
ぼーっとしていると、そのうちわれわれは、全く自由のない超全体主義の下で、
奴隷として生きることになるでしょう。
(関連情報)
「中国の電気自動車(EV)メーカーが倒産したらEVが動かなくなった 遠隔操作の証拠がバレた」
(拙稿 2024/3/3)
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/399.html
「クラウス・シュワブ・WEF会長 『中国は、多くの国の模範(ロールモデル)となる』」
(拙稿 2022/11/28)
http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/800.html
「マイナンバー 一体化に潜む危険性 超監視・超管理社会の恐怖 民主主義、
自由な社会の終焉が来る」 (拙稿 2022/10/26)
http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/650.html
「豪州アレックス・アンティック上院議員
「オーストラリアは、中国式のディジタル監視国家に向かっている」 (You訳)」
(拙稿 2022/12/12)
http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/871.html
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