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「マイナス金利解除」決定か…“金利のある世界”いよいよ到来ですぐやるべき準備は?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/337651
2024/03/18 日刊ゲンダイ
植田和男日銀総裁は動くか(C)日刊ゲンダイ
日銀が18日と19日開く金融政策決定会合で、マイナス金利政策が解除されそうだ。連合が15日に公表した今春闘の平均賃上げ率が5.28%の高さになったため、賃金と物価がともに上昇する環境が整ったということらしい。
日経新聞、共同通信、時事通信が15日以降こぞって「マイナス金利解除へ」などと報じた。金融関係者らは「大きな混乱を招かないよう、当局の市場への事前アナウンス」と捉えている。
2007年以来、17年ぶりに「金利のある世界」が戻ってくるということだ。現在の短期の政策金利はマイナス0.1%。これを0〜0.1%に誘導する案が有力だという。ただ、マイナス金利解除後も緩和的な金融環境を維持するというので、金融機関の貸出金利が一気に上がることはないとの見方もあるが、いざという時のために準備はしておいた方がいい。
住宅ローンは固定に切り替え
「マイナス金利解除は短期金利にすぐ反映されるでしょう。住宅ローンを借りている個人や融資を受けている中小企業経営者がすべきことは、まずは債務圧縮。余裕資金があれば返済に回した方がいい。住宅ローンは繰り上げ返済の制度もあります。余裕資金のない人は、短期から長期への借り換えをおすすめします。借換手数料はかかるけれど、住宅ローンは短期金利に連動する変動型から、長期金利に連動する5年固定や10年固定に変える。利上げは1回だけでは終わらず、年内に政策金利が0.5%まで上がる可能性があるとみています。今後、長期金利も上がっていきますが、まだ長期金利の低いうちに借り換えておくことが保険になる」(経済評論家・斎藤満氏)
金融機関サイドも既に「金利のある世界」に向け動き始めている。
「これまでの『預金は要らない』というスタンスが一転、金利を上げて定期預金を集めようという姿勢に変わってきました。マイナス金利がなくなれば、日銀に預ける当座預金を積み増しても金融機関は損をしない。定期預金の特別金利キャンペーンなどで客取り合戦が激しくなりそうです。ネットバンキングなど定期預金の金利をチェックするといいかもしれません」(金融ジャーナリスト・森岡英樹氏)
もちろん金利の先行きは水モノではある。リスクを回避すべく吟味したい。
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